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2014/10/03 13:21
2年目突入のJuice=Juice、ハロプロ内で注目の理由
5人組アイドルグループ・Juice=Juiceが、新曲『背伸び/伊達じゃないよ うちの人生は』を発売。その記念イベントを、2日、東京・池袋サンシャインアルパ噴水広場で開催した。現在ハロー!プロジェクトのグループでは、メンバー増員、活動休止など、さまざまな大きな動きがある中、2年目を迎えたJuice=Juiceは着実に成長を続け、注目すべき存在になってきている。
この日のステージでは新曲『背伸び』を皮切りに、インディーズデビューシングル『私が言う前に抱きしめなきゃね』など計5曲を熱唱。
またアトラクション企画として、“美人すぎるバーテンダー”と言われる富田晶子氏が登場。記念日や大事なイベントの時には、グループ名にちなんで、いつもジュースで乾杯するという彼女たちのために、オリジナルカクテルならぬ、オリジナルジュースを作って、メンバーにプレゼント、メンバーを大喜びさせた。
9月でデビュー2年目に突入したJuice=Juice。ここ最近、ハロー!プロジェクト内では、モーニング娘。'14に新メンバーが加入したり、スマイレージでも新メンバー加入&グループ名変更という改革が行われるなど、大きな動きがある中、彼女たちはフレッシュさだけで話題になる時期は過ぎた。ここからがJuice=Juiceの真価が問われることになる。
そんな中、この日、さらに成長したパフォーマンスを見せたJuice=Juice。メンバー中でもひときわ艶っぽい声質で定評がある金澤朋子は、Juice=Juiceの“オトナ路線”の曲調でキーパーソンになっているが、新曲でもそのボーカルの存在感が際立っている。
もともと歌割りがあまり多くなく、ステージでのパフォーマンスでは目立たない存在だった宮崎由加、植村あかりも、歌、ダンスとも成長が見られ、新曲ではこれまでよりもその存在をアピールしている。
ハロプロ研修生としてのレッスン歴が長く、スキル面で中心的存在である高木紗友希、宮本佳林も、もちろん、そのパフォーマンスにますます磨きがかかっているようだ。特に宮本は、センターポジションとして、年少メンバーながらグループを引っ張っていきたいという自覚も強くなっているように思える。
この日のライブ終了後の記者会見では、リーダーの宮崎由加が「目標の武道館公演を絶対に叶えたい!」、サブリーダーの金澤朋子が「海外でも活躍できるアーティストになりたい!」など、高い志を語った。またハロプロ内で大きな変革が起きている中、金澤は「Juice=Juiceがハロプロを引っ張っていけるようになりたい!」と高い意識をのぞかせた。
さらにパワーアップした2年目のJuice=Juice。ハロプロ内で他のグループに大きな動きがある今こそ、あえてじっくり注目したい存在だ。
なお、現在発売中の月刊デ☆ビュー11月号にはJuice=Juiceのインタビューが掲載されている。シングルの内容、ミュージカル『恋するハローキティ』について、そして楽曲にちなんだ「背伸びエピソード」まで語っている。