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2014/08/29 15:31
アップアップガールズ(仮)、夏ツアーのファイナル公演。「みんながいたから走って来れた!」
7人組アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)が、夏のツアーの最終公演を、28日、東京・下北沢GARDENで開催。定番の盛り上がりナンバーからレア曲、さらに“一発ギャグ”まで飛び出し、終始熱いステージが展開、メンバー、ファンとも大興奮の中、幕を閉じた。
今月11日の甲府公演からスタートした『アップアップガールズ(仮)2014 Summer Live Tour Hot! Hot! Hot!』はこの日がついにファイナル。開演前から異様な熱気のなか、1曲目の定番曲『イチバンガールズ!』からライブはスタート、早くもヒートアップした。メンバーたちも冒頭からテンションはMAX。森咲樹が「みんなモリモリ盛り上がっているかい!?」と煽ると大歓声が。彼女らはこの夏、ツアー以外にもさまざまなアイドルイベントに出演してきたが、佐保明梨は「今年の夏得てきたものを全部ぶつけていきたいと思います!」と叫んだ。
序盤では『チェリーとミルク』『ガーリーズハイ』といった、CDにはなっていないレア・ナンバーも披露し、観客を喜ばせた。途中バラエティ企画として、抽選箱から引いたカードに書かれてあることにメンバーがチャレンジするコーナーも。まずは、このツアーで恒例となった森の一発ギャグから。これまでの公演でギャグを外し続けてきた森だったが、「下北に私もキターーーーーー!!」とやると意外にも場内大爆笑。好評につき、もう一個やってとの声に、森はまたしても「下北に私もキターーーーーー!!」……。別のギャグを求めていたであろう場内をすっかり静かにさせてしまった。続いて、普段彼女たちがやっているフィジカル・トレーニングをステージ上でやるというシュールな挑戦も。
ライブ後半では『チョッパー☆チョッパー』『UPPER ROCK』『アッパーカット!』といった、おなじみのライブ盛り上がり曲で場内の興奮は最高潮に。そして『このメロディを君と』で本編をしめた。
ツアーを無事完走したメンバーたち。今回のツアーもハードなセットリストだったが、古川小夏は「体力的にいっぱいいっぱいなんですけど、ついてきてくれたみんなの体力にも拍手したいです。みんながいたからここまで走って来れました!」。また佐藤綾乃は「ツアー初日から『Hot!Hot!Hot!』のタイトル以上に熱いライブにしようねと言っていましたが、最初から最後までこんなに熱いのは初めて!」と感きわまった様子。「『今日初めて来たよ!』と言ってくれる人も多いですが、今日ここにいるみなさんは“戦友”です!間違いない!」
アンコールではゆく夏を惜しむように『End Of The Season』をしっとり聴かせたあとは、“やっぱりアプガの夏はまだまだ終わらない!”とぱかりに、『サマービーム!』をにぎやかに歌い、大盛況のなか幕を下ろした。
だが、もっともっと熱く盛り上がりたいという観客からダブルアンコールが。感激の表情のメンバーたちは、メンバーとファンの絆を歌った『サイリウム』を歌い、感激のフィナーレとなった。「これからも全力で激しく突っ走るアプガを応援よろしくお願いします!」と森が叫び、メンバーはステージを後にした。
メンバーが去ったあとの場内には『サマービーム!』のインストゥルメンタルが流れていたが、興奮さめやらないファンがそれに合わせて一人また一人と歌い始め、いつの間にか場内は大合唱となっていた。
アップアップガールズ(仮)は、ツアー終了後も8月31日の『@ JAM EXPO 2014』まで連日イベントライブに出演。9月以降もロックバンドとの対バンイベント『対バンROCKS(仮)〜東京決戦3DAYS〜』(9/9〜9/11)、1時間以上のノンストップステージが注目の『ハイスパートキングダム』(11/30〜)など、さまざまなライブが予定されている。また10/24にはニューシングルがリリース予定。