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2013/10/02 17:01
9代目ピーターパン・唯月ふうか、劇団つきかげプレ公演で主演に抜擢!
昨年の『第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン』で特別賞を受賞し、今年ミュージカル『ピーターパン』で見事9代目ピーターパンを演じた、唯月ふうかが、舞台『女海賊ビアンカ』で主演に抜擢され、25日に都内で行われた制作発表会見に登場。
5000万部の売り上げを誇る、美内すずえによる大ベストセラー少女マンガ『ガラスの仮面』に登場する『劇団つきかげ』が、実際に来春旗揚げされることになり、今回旗揚げに先駆けて、プレ旗揚げ公演として、劇中劇として描かれた『女海賊ビアンカ』が上演される。同作品は、『ガラスの仮面』の主人公の北島マヤが、高校の学園祭の時に体育倉庫で演じた一人芝居だが、本作では総勢50名のキャストによるミュージカル作品になるという。『劇団つきがげ』の旗揚げは来春を予定。来春以降、著名人が出演するプロデュース公演と、劇団員による定期公演を行っていくとのこと。
主人公・ビアンカに抜擢された唯月は「お母さんが『ガラスの仮面』の大ファンで、このお話を頂いたときにすごく喜んでくれたので、お母さんにも、観に来て下さった方々が心から“よかった”って思ってもらえるように、とにかく一生懸命頑張りたいです」と意気込みをコメント。事務所の大先輩でもあり、ビアンカの叔母・レオノーラを演じる大沢逸美は「同じ事務所ではあるんですが、今日が初対面。さっき聞いたんですが、ふうかちゃんのお母さんと同い年です」と告白し、「だから、会って間もないけど、かなり母性が湧き出しています。役としてはビアンカを陥れようとする怖い叔母の役ですが、内面では、お姉さんとして、お母さんとして支えていきたいなと思います」とコメント。
『ガラスの仮面』について聞かれると、唯月は「お母さんが誕生日に全巻買ってくれて、北島マヤちゃんの演技に対する情熱がすごいなって感じたのと、恋のシーンとかも多くて、切ない気持ちとかキュンキュン場面もあって、マヤちゃんはホントに可愛らしくてまっすぐ生きているコなんだなって印象を受けました」と話し、北島マヤとの共通している部分については「マンガを読んだ感じではあまりないのかな?って思ったんですが、まっすぐに自分の想いを人に言ったり、正直なことをそのまま伝えるシーンとかあって、そういう面に関しては、頭の中で考える前に先にポロっと言っちゃうっていうところは似てるかな?って思います」とニッコリ。
貴族の娘があることをきっかけに海賊として生きていくビアンカに対しては「海賊なので、殺陣のシーンが多いのかなと。なので、そういうところはカッコ良く男らしくできたらいいなと思います」とコメント。さらに、海賊を演じるということで「今回はピーターパンじゃなくて、海賊の役。『ピーターパン』では戦ったので、今回は海賊さんの気持ちを学びたい。どんな気持ちだったんだろうなっていうのを学びたいです」と満面の笑顔を見せた。
また今回、一般のワークショップオーディションからも出演者が決定。代表して登壇した塩田結以は「ビアンカの侍女役ということで、唯月さんとご一緒させて頂くシーンが多くなると思うのですが、唯月さんのエネルギーに負けないように必死に頑張っていきたいと思います」と意気込み、「日本だけでなく世界でも多くのファンを持つ、『ガラスの仮面』の舞台化ということで、そのファンの方々の期待を裏切らないように精一杯頑張ります」と目を輝かせた。
美内すずえ×ガラスの仮面劇場 劇団つきかげプレ旗揚げ公演『女海賊ビアンカ』は、11月27日(木)〜12月1日(日)までAiiA Theater Tokyoにて上演される。