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2013/01/29 16:41
新人女優・久保田紗友、いきなりドラマ主役に抜擢された理由
BS-TBSで来月4日からスタートする新ドラマ『神様のイタズラ』の発表会見が、27日、都内で行われた。主役をつとめるのは、13歳の新人女優の久保田紗友(くぼた・さゆ)。今回、映像作品に初出演にして、主役に抜擢された。まったく新人の彼女が今回いきなり抜擢された理由とは!?
ドラマ『神様のイタズラ』は、中学2年生の少女が、ひょんなきっかけで、心が他人と入れ替わってしまうことになり、その不思議な経験を通して成長していくというストーリー。この作品で、主人公・サヤカ役に抜擢さたのが、13歳の新人女優・久保田紗友。一昨年、ソニー・ミュージックアーティスツが主催した女優発掘オーディション『アクトレース』に合格したことをきっかけに、デビュー。美少女劇団「劇団ハーベスト」のメンバーとして、舞台で活動してきた。
この日の記者会見で、彼女を抜擢したBS-TBS・丹羽多聞アンドリウプロデューサーとともに登壇した久保田。初めてのドラマ撮影に「緊張したけどワクワクしました!」と初々しく語った。また憧れの女優としては「武井咲さんと北川景子さん」を挙げた久保田。「努力家で堂々とされていて、オーラが素敵!」というのがその理由だ。
丹羽プロデューサーは、今回彼女を抜擢する過程において、「僕は新人女優を起用するにあたって、見るポイントはただひとつ、“華があるかどうか”。面接の時に、部屋に入ってきて最初の15秒で7割は決まります」と話す。久保田に出会った時には「彼女には圧倒的な華がある!」と感じたという。「世界に出しても通用する大型新人。将来性もある」と太鼓判を押す。
「起用した新人には試練を与える」という丹羽プロデューサー。今回の作品中で、久保田は、心が入れ替わるという設定で、やくざや年配女性、動物など、いろんなタイプの芝居を要求された。
「動物の役なんて、普通はほとんどの役者がやらない。難しいけど、カベを作って、それを乗り越えていってもらいたい。制約があるほど成長があるんです」と丹羽氏は話す。また「若手はベテランの役者と組むことで伸びていく」というのも丹羽氏の信条で、今回の作品でも脇はベテランが固めた。久保田も「杉田かおるさんからアドバイスをいろいろといただき、勉強になりました」と話す。
ドラマ『神様のイタズラ』は2月4日スタート。BS-TBSで毎週月曜午後11時〜放送。全4話。出演は、ほかに井上正大、佐々木すみ江、平泉成、杉田かおる、うじきつよし、ほか。また、ドラマのオンエアに先立って、英語版、中国語版がUstreamで配信される。これにより、全世界の人が久保田のデビュー作を視聴できることになる。
さらにドラマと同時に、久保田は森永製菓『エンゼルパイ』のCMで、CMデビューも決定。同作品のUSTERAM版の中で放送される。
久保田紗友プロフィール
くぼた・さゆ●2000年1月18日生まれ、北海道出身。身長:152cm。特技:ダンス、料理、歌。2011年、ソニー・ミュージックアーティスツの女優発掘オーディション「アクトレース」から選抜され、「劇団ハーベスト」のメンバーに。2012年3月の旗揚げ公演より出演。