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2012/03/30 22:01

デビュー

女の子ばかり14人の劇団「ハーベスト」が旗揚げ公演

劇団ハーベストの14人のメンバー。全員で“ハーベスト”のポーズ
劇団ハーベストの14人のメンバー。全員で“ハーベスト”のポーズ

 ソニー・ミュージックアーティスト主催の女優発掘オーディション『アクトレース』で選ばれた14人の女の子による劇団「ハーベスト」が、旗揚げ公演『開演します!〜girl's up! up!〜』を上演。劇団としてのお披露目から約2カ月。ついに本番の劇場で、彼女たちはベストを尽くし(her Best)、育成の成果(Harvest)を披露した。

 旗揚げのために書き下ろされた『開演します!〜girl's up! up!〜』は、とある私立女子学園中等部が舞台。帰宅部同然の演劇部で自由気ままな毎日を送っていた5人は、突然「新入生歓迎会での公演」を作り上げなくてはならなくなった。演劇の「え」の字も知らないメンバーは、仲間たちと芝居を作り上げていくうちに、互いを認め、友情や、支え合う心に気付いて行く。リアルな世代の役柄が、瑞々しい「ハーベスト」の少女たちと重なり、前向きな気持ちになれる作品だ。

 本公演の前に、マスコミを迎えて行われた通し稽古(ゲネプロ)を終えた感想を聞かれ、「集中力が足りなかった」(青山美郷)「自分の中でハプニングがたくさんあったので、本番では直していきたい」(久保田紗友)「間を詰めることを意識したんですけど、間が空いちゃったりして」(布施日花梨)「緊張して動作が固くなってしまって」(山本萌花)と皆が反省の弁。しかし、「本番はもっとたくさんの人が来て、緊張すると思うけど頑張ります!」(川畑光瑠)と、観客を入れての本番に向けて全員が気持ちを引き締めた。

 しかし、1月29日に行われた劇団ハーベストのお披露目からまだ約2カ月。メンバーは著しい成長をみせている。この間に成長したことを問われると、「一番成長したと思うのは耳です。お芝居の時に人の話を聞いて自分が反応することが大切なので、人の話を聞くことを心がけて演じたので成長出来ました」(加藤梨里香)「私は目です。レッスンで、会話の時に目が見れてないよってアドバイスをいただいて。今回のゲネでは目を見ることが出来て、そしたら台詞も自然に出てくるなって感じました」(西園瑠花)「私だけじゃなくて多分みんなだと思うんですけど、腹筋が固くなったんじゃないかなと思います(笑)」(松永ミチル)と、それぞれに成長を実感していた。

 劇団「ハーベスト」旗揚げ公演『開演します!〜girl's up! up!〜』は、4月1日までウッディシアター中目黒にて上演中。

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