五十嵐麻朝と廣瀬智紀の若手俳優ふたりによる、初のファンイベント『星屑祭〜いつも応援してくれるみんなのために、誕生日も近いことですしイベントやってみました〜』が都内で開催。会場のお客さん一人ひとりに目を配り、触れ合う場面もあるなど、集まったファンはドキドキの楽しいイベントとなった。

　五十嵐と廣瀬はスターダストプロモーションに所属する仲良し俳優コンビ。舞台『私のホストちゃん』でも共演し、五十嵐はほかにも映画『疾風 虹丸組』や方言バラエティ『方言彼氏』など舞台、映画、ドラマと活躍。モデルとしての経験も持つ。廣瀬はコミック原作の舞台『弱虫ペダル』の巻島裕介役が話題沸騰中。また昨年秋に放送された『衝撃ゴウライガン!!』でも個性的なゲキ役を見事演じきった。

　そんなふたりの念願だった“ファンイベント”。前日の大雪の影響で外は一面雪が残るという中、この日のために全国から大勢のファンが集まった。ふたりはそんなファンへのサプライズとして、まずはギャルソン姿で登場。カッコよく決まった衣装に、会場からは「ほぉ〜」とうっとりした声が漏れた。その後五十嵐がシェーカーを振り、オリジナルカクテルが振る舞われるというサービス満点の演出。

　改めて私服に着替えて登場したふたりは「昨日は緊張して眠れませんでした、一睡も（五十嵐）」、「イベントができるか不安に思ってたんですが。ベランダにすんごい雪が積もってて雪で遊んじゃいました。ちっちゃい雪だるまをたくさん作って（廣瀬）」と挨拶。ふたりともこの日を待ち遠しく思っていたようだ。

　五十嵐も廣瀬もそしてファンも楽しみにしていた、本イベント最初のコーナーは「カルトクイズ」から。これまでブログなどでちょっとだけ話した内容などファンならわかる（？）〇×クイズが出題。全問正解するとふたりから直接プレゼントが手渡されるという特典付きだ。

　五十嵐クイズでは「一日にお風呂に入る回数は2回である」や「高校時代入部した部活はバスケ部である」など、クイズと合わせてプライベートや学生時代の話が披露。一方の廣瀬クイズは「僕は佐賀県生まれである」や、「ランニングをするとき音楽を聴く」の出題には「必ず聴く、聴かない、たまに聴く」と突然の三択にする場面も。当然結果はファン全員“たまに聴く”の回答にMCからも「三択作った時点でそうなりますよね」と突っ込まれ、「あ！ 頭いいですね〜」と廣瀬らしい天然発言に会場からは笑いが漏れた。

　ほかにもこの日は廣瀬の天然っぷりが炸裂。ところが、「お互いの、言えないけど実は言いたいことは」という質問に、「勝手なイメージかもしれないですけど、麻朝くんってちょっと天然じゃない？」と廣瀬からまさかの発言。すかさず五十嵐は「廣瀬に言われたくないんだけど」と苦笑しながら返すと「気のせいかな〜？」と頭をかしげ「僕が天然って言われるのは、頭のネジが1本飛んでるからだと思うんですよ（廣瀬）」と自覚。五十嵐はこれに「妖精だもんね」と笑顔で返し仲良しトークを繰り広げた。

　一方の五十嵐は「イケメンと呼ばれていますが、どういうときにイケメンだと思いますか？」との質問に「自分のことをイケメンだと思っていませんね。カッコイイと思ったことはないです」と返答。さらに「お互いの秘密」については、廣瀬から「麻朝くんは先輩肌。いろんなこと教えてくれるし、一切お金を出させてくれないんです」とプライベートを告白。「以前によくおごってくれる先輩から『オレに返さなくていいから後輩に返せって』って言われたことがあって、それからは自分がごちそうしないとと思って。でも、お金に余裕がないときは忙しいふりして断ります！（笑）」と男気溢れる姿を覗くことができた。

　最後は、この日集まってくれたファンに向けて、そして今日まで支えてくれたスタッフに愛のこもった手紙をそれぞれ読み幕を閉じた。終演後、廣瀬は「とても幸せな時間でした。自分たちのイベントとして、（ファンと）直接触れ合うことができて、来場された皆さんが僕たちに会いに来てくれたという事実が嬉しかったです。充実した時間でした」と喜びを噛みしめた。また五十嵐は「皆さんのおかげで、人生で初のファンイベントを開催する事ができました。ありがとうございます。一つ夢を叶えられた。ただただ、楽しかったです！ 感無量とはこのことを言うんですかね」と感慨深げにコメントした。

　「今後も第2回、第3回とファンイベントをしていきたい」と語ったふたり。開催は未定だが第2回イベントでは「オリジナル曲をお披露目します！」と公約を掲げ、次のイベント開催の約束を宣言した。