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2013/10/23 20:31
松潤のスケスケ話に感謝!? 映画『陽だまりの彼女』初日舞台挨拶
現在大ヒット上映中の映画『陽だまりの彼女』。“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”と謳われる越谷オサム著書の同名小説を原作にした感動ラブストーリーで、主演には嵐の松本 潤、上野樹里が演じるということで、人気俳優のふたりの共演に公開前から話題になっていた。そんな映画『陽だまりの彼女』のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶についてレポートする。
この日の舞台挨拶の様子は、全国57劇場で生中継。まずは松本が「いち早く観ていただけて、嬉しいです。僕自身5年ぶりの映画になるので、非常にドキドキしていますが、皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?」と投げかけると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。続けて上野も「撮影のときからファンの皆さんが応援してくれているのを感じながら頑張ってきました。これからいろんな劇場で陽だまりの温かさが皆さんを包み込んで一人一人の心を温かくすることを願っています」と挨拶。
ステージには松本、上野のほかにも、三木監督や玉山鉄二ら共演者も顔を揃えた。松本演じる浩介の弟を演じる菅田将暉は「僕撮影自体は2日間くらいしかなかったので、ここにいるのが申し訳ない気持ちなんですが」と恐縮した様子。そんな菅田に対しての印象について上野から「浩介の弟っていうことで、ちょっと親近感がわくっていうか、顔立ちも(松本くんに)ちょっと似ているっていうか」と話されると、「マジっすか!!(菅田)」と驚きと反応。「なんか嫌みたいじゃないかよ!(松本)」とツッコミを入れつつ「ふたり並んだときになんとなく雰囲気があるからって監督が僕らで今回やるって(松本)」と付け加えると「え?なんでオレそれ聞かされてないんだろう?」とぼやきがもれた。
そんな共演者同士のエピソードでは浩介の中学時代を演じた北村匠海が「撮影のときに葵(わかな)ちゃんと撮影することがほぼほぼ毎回だったんですけど、お互い人見知りで、最後の方しか仲良くなれず。僕年上だったので、年上としてしゃべんなきゃって毎回葛藤があったんですけど、結局しゃべれなくて後悔しました」と可愛いエピソードが披露。「これが青春ですね!」と話す松本の北村の印象というと「一番最初にリハーサルみたいなのをやったときに、制服姿に楽器持ってて、その姿がめっちゃカッコよくて!」と。
また同じく女優と並行してアイドル活動も行う、上野演じる真緒の中学時代役・葵は松本に感謝したいことがあると。「“陽だまり”の撮影の後にライブがある日があって、緊張してすごいテンパってたんですけど、控室で上野さんと松本さんと3人でアイドルの話が出たときに、『ちょっと不安なんですよ』って話をしたら、松本さんが『自分なんてデビューの日はあんなスケスケの衣装でも大丈夫だったんだから、絶対大丈夫だよ』って言ってくださって。それに勇気をもらえたので、本当にありがとうございます!」と一礼。会場からは爆笑が生まれた。
ほかにも上野が「冬のロケで手が冷たくなるんですけど、浩介を手をつなぐシーンで、松本くんの手がいつも温かくて」と話すと「(僕の)心が冷たいんでしょうね(松本)」「そう思います(小籔千豊)」「こら!57館中継してるんですよ! どんだけオレイメージダウンなんですか!!(松本)」「いや、自分でおっしゃったらから『あ〜そうですね』って言っただけで(小籔)」といったやり取りや……。
玉山から「妻の友達に潤くんのサイン頼まれていたんですけど、言えずじまいに」と秘密が語られると「(それについては)あとで話したいと思います(松本)」「僕ももらえる感じ?(大倉孝二)」「え?大倉さんちょっと、背でかいんで(松本)」とわけのわからない理由で断る場面など、軽快なやり取りが続いた。
そんな共演者については松本は「素敵な共演者のみなさん、まぁ小籔さんを抜いてですが」、「こら〜!(小籔)」、「(笑)ホントにそういう方たちと仕事ができて、また三木監督の作品に参加できたことを嬉しく思っています。幸せです」と顔をほころばせた。
映画『陽だまりの彼女』は現在全国東宝系にて公開中。また、現在発売中の『デ☆ビュー』11月号には、北村匠海が所属するダンスロックバンド・DISH//のインタビュー掲載。