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2013/02/22 22:12
福くん作曲『オレの危険なガス』? 『コドモ警察』完成披露舞台挨拶
映画『コドモ警察』の完成披露舞台あいさつが18日、新宿バルト9で行われ、デカ長を演じた鈴木 福くんをはじめ、キャストの子役、特殊捜査課唯一の大人・勝地 涼さん、本作のキーパーソン・北乃きいちゃん、さらに福田雄一監督など勢ぞろい。にぎやかな舞台挨拶を行った。
『コドモ警察』は昨年TBS系深夜ドラマ枠で放送された大人気ドラマ。悪の組織・レッドヴィーナスの罠にかかり、特殊ガスによってコドモの姿になってしまった特殊捜査課のエリート刑事たち。唯一の大人、新人刑事(勝地 涼)を仲間に加え、レッドヴィーナスを追う姿を描いたストーリーで、その続編が映画化。子役キャストの可愛い活躍がスクリーンで観られることになった。
キャストが登壇した瞬間から会場からは「可愛い〜〜!」の大歓声。福くんは「大沼 茂、50歳を演じました」と50歳らしく野太い声を出したかと思えば、一変「鈴木 福です」では、子どもらしい声に戻してご挨拶と、最初から会場を笑いの渦へ包んだ。“落としのナベさん”こと渡辺 稔役を演じた鏑木海智くんは、「最初から最後まで面白くて、お腹が痛くなっちゃうほど。お腹が痛くなるのを我慢するように観ていてください」と一生懸命に挨拶。
さらに、食いしん坊なおデブ刑事(通称イノさん)を演じた青木勁都くんは、緊張の様子。監督から「緊張しますか? 大丈夫ですか?」と心配されつつ「緊張してます。通称イノさんを演じた青木勁都です。お腹は、少し減ってるかな。僕はほかの日に(本作を)観たんですけど、二度見したくなる……」と。ここで監督から盛大に笑われ「二度見の意味が違うよ」とツッコミされても、「もう一度観たくなるシーンがいっぱいあるので、僕は一度観て2回目観たいなって思いました。皆さんもきっとなると思います」とめげずに、言い直して映画のアピールをした。
ドラマ版も映画版もほぼ子役たちだけで進むストーリに“挑戦作”と話す監督。そんな監督とキャストの関係性を聞いてみると「基本的に僕と勝地はなめられてます。子どもって一瞬のうちに、この大人は“なめていいのか”“悪いのか”わかるんですよね。たぶん僕らはなめていい大人として認識されたんだと思います(笑)」と語ると、勝地くんも「なめられてます!」と同調。さらに「尊敬してる?」と監督に問われたおしゃれチャラ男刑事・エナメル(相澤侑我)や熱血武闘派刑事・ブル(竜跳)は、「それは……(相澤)」、「まぁまぁ(竜跳)」と濁した答え。なんとも仲良しな関係が作れていたようだ。
さらに監督から「福くんはずっと勝地くんと組んで、オナラの歌とか作ってるんですよ。『オレの危険なガス』っていうタイトルとかつけて。2人でそんな下ネタの話してるんですけど、吉瀬(美智子)さんと福くんの2人のシーンの現場で、吉瀬さんの前で『福くんこの前歌ってたオナラの歌、吉瀬さんにも聴かせてあげなよ』っていうと、『全然記憶にないっす』って! ずるいの!!」と福くんの恥ずかしい場面を暴露したりと裏エビソードが続いた。
今回大人役にはもう一人、エナメルの元カノ役に北乃きいちゃんも参加。きいちゃんは「子どもたちがすっごい可愛いかったですし、にぎやかで。夕方になると眠くなっちゃったり、お腹がすくと元気がなくなっちゃったりとか、差し入れが入ると元気になったり、ホントに可愛いんです。本番になると勝地さんが喝を入れて、スイッチが入って」と事務所の先輩である勝地さんを立てたコメント。しかし、監督からは「そんなことないよ!」と即座に訂正が入り「一緒に騒いでた」と追い打ちがかけられた。
また見どころについて、コドモ警察・特殊捜査課の紅一点・林 舞子役の本田望結ちゃんから「望結のシーンでは、ラブラブな感じのとこもあるので、そこも楽しみに」と話があると、監督から「ちなみに、望結ちゃんは付き合うとしたらこの中で誰がいい? 僕と勝地くんも入れて」と悪ノリ。勝地さんは「オレでしょ?」と猛アピールもするも、しっかりと首を横に振られガックリ。望結ちゃんは「スマート(頭脳派刑事・川島 寛太役)がすごく可愛い」と回答し、スマートの可愛い照れ笑いに観客もついついニヤケ顔となった。
最後MCから「最後の挨拶を」とお願いされた福くんは「な〜に〜!」とお馴染みのセリフで会場を沸かせ、「最初から最後まで、楽しく見れるし、アクションもいっぱい。何回も何回も何回も観たくなる映画なので、皆さんいっぱいみてください!」とめいいっぱいアピールをして、舞台挨拶を締めた。
映画『コドモ警察』は3月20より全国ロードショー。なお、現在発売中の『デ☆ビュー』3月号では特集『愛されキッズになる方法』で子役キャストが揃って登場。さらに、4月1日発売号でも『コドモ警察』特殊捜査課7人のインタビューが掲載される。