錠前トップメーカーの美和ロックが制定した、1月26日「1ドア2ロックの日」の啓発防犯イベントが都内で開かれ、ゲストに鈴木 福くんが登場。名前の“福”にちなみ、太い眉毛にお髭をつけた“福の神”に扮し、おじいちゃん・おばあちゃんへの防犯力強化を呼びかけた。

　「１ドア2ロック」とは、防犯強度を高めるために、住宅の玄関ドアなどに補助鍵（2つ目の鍵）を設置すること。鍵・錠前のトップメーカー・美和ロックが、“防犯”をより身近なものとするために、楽しみながら自然と防犯意識を芽生えさせることを目的に1月26日をその日に制定。高齢者の多くが防犯対策よりも孫のためにお金をかけるという調査結果から、『孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ、補助錠の鍵をプレゼント！』をコンセプトに、子どもから祖父・祖母世代まで大人気の福くんをPRキャラクターに迎え、意識向上を目指す同イベントを開催した。

　二つの開錠の音がすると、昨年12月に発売したデビュー曲『イヤイヤYO〜!!』のBGMとともにドアから登場した福くん。
司会『今、福くんが入ってきたときに、ロックを開錠する音が聞こえたんだけど、この音は何回した？』
鈴木『2回です』
司会『それはどうして？』
鈴木『それはこのドアが1ドア2ロックだからです！』
　と予習バッチリの掛け合わせに、会場からも笑顔が溢れた。

　また、司会のお姉さんから、持っていた大きな鍵について聞かれた福くんは『これ補助錠の鍵、福の鍵です！ 日本のおじいちゃんを守るために、これをプレゼントする神様なんです、僕は』とキャラクターになりきって、一生懸命説明。PR活動に大活躍となった。イベントでは、空き巣防犯を分かりやすく説明した『タッグでまもれ、ツーロックス』のデジタル紙芝居も披露。福くんも声優として参加し、さらにその後の防犯アドバイザーによる防犯意識調査の傾向と対策についても一緒にお勉強。

　イベント後の記者会見で福くんは、“福の神”姿に『お母さんからは『似合ってる』って言われました。自分では……面白いと思う、顔が』と照れながらの感想。アフレコを担当したデジタル紙芝居については『絵に合わせてやるのは、大変だった』と、今までとちょっと違った芝居のやり方に難しさを感じたようだ。

　“鍵”にちなみ、『鍵をかけて閉まっておきたいほど大事なものは？』と聞かれた福くん。『猿のぬいぐるみです。去年？ 一昨年？に北海道の旭山動物園の売店で買ったものです。これっくらいの（鈴木）』と顔の前で手を丸くしてジェスチャー説明するなど、子どもらしいコメントも。それでも最後に『1月26日は何の日？』と聞かれると『1ドア2ロックの日！』としっかりアピールして、今回の大任を果たした。

　なお、今回PRキャラクターとして頑張った鈴木 福くんは、2月1日発売の月刊『デ☆ビュー』3月号、特集『『愛されキッズ』になる方法』に登場。