中尾暢樹 Interview 7月クールのドラマ『あいの結婚相談所』に出演! | Deview-デビュー

『動物戦隊ジュウオウジャー』で、主演のジュウオウイーグル/風切大和役で脚光を浴び、4月クールのドラマ『人は見た目が100パーセント』で、成田凌演じるイケメン美容師の後輩役を演じた中尾暢樹。7月クールのドラマ『あいの結婚相談所』に出演するほか、秋には主演映画『一礼して、キス』の公開が控えるなど、今後のブレイクが期待される彼に直撃インタビュー。デビューのきっかけ、役者としての想いなどをたっぷりと語ってもらった。

「やってみて初めてわかることもたくさんあるのでまずは一歩足を踏み出してみてください!」
中尾暢樹
――中尾くんは、『D-BOYSオーディション10th』でファイナリストになったことがきっかけでデビューを掴んだわけですが、そもそもこの世界に興味を持ったきっかけは?
「とあるメンズ雑誌を読んでいたときに、“君も俳優になろう!”って書いてあった告知を見て、オーディションに行ったことが最初のきっかけです。それがワタナベエンターテイメントスクール(WES)のオーディションだったんですが、当時、中学3年で、特に習い事もしてなかったし、通っていたのが中高一貫校だったから受験もしてなかったし、ちょうど暇な時期だったこともあって、そこまで深く考えず、軽い気持ちでふらっとオーディションに行きました」
――最初は軽い気持ちで飛び込んだということですが、WESでレッスンとかを受けて変わってきた?
「そうですね。ダンスや芝居、モデル、いろんなレッスンを受けていくうちに興味がどんどん沸いてきて。それと、D-BOYSの先輩方の舞台の裏方スタッフとしてお手伝いさせていただいたことも大きかったです」
――以前、Dステ13th『チョンガンネ〜おいしい人生お届けします〜』が初めての舞台観劇だったとおっしゃっていましたよね。
「そうなんです。『チョンガンネ』のチケットもぎりとか、セットの組み立てやバラシなどを、裏方スタッフとしてお手伝いさせていただいて、初めて生で舞台を観たんです。そのときに、単純にうらやましいなって思って。自分とあまり年の変わらない人がしっかりと舞台の上に立ってお芝居をしている姿をみて、自分もメンバーの一員になりたい!この世界でやっていこう!という強い想いを持ちました」
中尾暢樹
――その後、『D-BOYSオーディション10th』を受けられたと。
「WESで1年間レッスンをして、その後も預かり期間があって、うちの事務所でレッスンを受けたりしていて。そんなときに、D-BOYSオーディションがあることを知って、受けたら、最終審査まで残ることができたんです」
――最終審査は、審査員やマスコミのほか、観客のみなさんが見ている中で、自己PRやダンス、芝居などの審査がありましたが、印象に残っていることは?
「ファイナリストが8人いたんですが、みんなほぼ同世代で。最終審査に向けて全員でダンスや芝居のレッスンを頑張って、みんなで1つの作品を作ったというような感覚でした。初めてお客さんの前でパフォーマンスして、それが単純に楽しくて、“グランプリとかよりいま楽しいな”って感じでした。観に来てくださったお客さんを楽しませられたら、満足だなって思って」
――同じくファイナリストだった東啓介くんは、舞台を中心に活躍されていますが、やっぱり同期の活躍は刺激になる?
「(東)啓介は僕の1つ上で年も近いし、駆け出しの頃から一緒にやってきた仲間の活躍はやっぱり刺激になりますね。啓介はこの前主演舞台もやっていたし、写真集も出していて、そういうのを見たりしていると、ライバルっていうより感覚より、そういうのを見たり聞いたりするとすごく嬉しくて。だから、いつか一緒に仕事したいなってずっと思っています」
――中尾くんがオーディションで常に心がけていることは?
「見栄を張らないこと。上手く見せようと思わずに、気負わず無理せず、ありのままの自分を出すことを心がけています」
中尾暢樹
――それは最初からそうだった?
「いえ。最初のころは緊張しまくっていて、それ以前の問題でした。『動物戦隊ジュウオウジャー』のときに、自然体でいようと思って受けたら受かって。最後のほうの審査になると、どうしても見栄を張りたくなっちゃう自分がいたので、見栄を張らないよう意識して、なるべくフラットな状態でやろうと心がけました」
――中尾くんからみた、ワタナベエンターテインメントってどんな事務所?
「ファミリー感がすごくあるし、先輩たちもみなさん優しいし、温かい感じで僕はすごく好きです。僕はD-BOYSの最年少でもあるので、みなさん話しかけてきてくださったり、気にかけてくださる先輩方も多くて、居心地がいいです」
――マネージャーさんとの関係性は?
「僕のマネージャーさんは、入社して2年目くらいなんですが、僕がジュウオウジャーを始めたくらいから現場担当になったので、一緒に過ごす時間も多くて。今では普通にご飯食べに行ったり、仕事の話から他愛もない話までいろいろ話したりするし、すごく仲良くやっています。“こういう路線とかどう?”とか、いろいろとリサーチしてくれていたり、いろいろと考えてくれているんだなって、愛を感じます」
――この仕事の面白さ、魅力はどんなところで感じていますか?
「いろんな人と出会うことかなと思います。いろんな監督さんやスタッフさん、役者さんと出会って、いろんな考え方の方もいるし、そんな方々のお話を聞いたりするのもすごく楽しい。みなさん言っていることが違っていたりするので、わからなくなることもありますが、それも面白いなと。あとは、私生活では絶対に出さないような感情がお芝居の中にあるので、それを体感できることも楽しいです。号泣したり、めちゃくちゃ怒ったり、日々の生活の中でなかなか感じたことがないような感情を、役になることで感じられるのがすごく魅力的だなって思います」
――そんな中尾くんは、7月28日スタートのドラマ『あいの結婚相談所』に出演が決定。『人は見た目が100パーセント』に続いて、2クール連続での連ドラとなります。
「前回はそこまで出番も多くなかったし、『ジュウオウジャー』後、初のドラマで慣れないことも多くて、いろいろと反省点が多かったんです。次はもっとガツガツ自分を出していかないとなっていうのがあったし、チャンスが続いたということで、気を引き締めました」
中尾暢樹
――どんな反省点があったの?
「緊張もあって、ちょっと縮こまってしまって。出ていない部分でも現場でもうちょっと盛り上げられたらなと思ったし、キャストさんやスタッフさんと、もっといろんなお話をしておけばよかったなって思いました」
――山崎育三郎さん演じる藍野真伍が所長を務める「あいの結婚相談所」で、アルバイトをしている大学生・真壁男夢(まかべ・あだむ)役で出演。現段階ではどんなキャラクターだと感じていますか?
「最初に台本をもらって読んだときは、ちょっと暗いイメージの男の子かなって思っていたんですが、本読みや監督と話を重ねるにつれて、明るくてマイペースで最近の若者っていうイメージになっていって、普段の僕に近いのかなって思いました。ドラマ自体、明るくて楽しいものにしたいと聞いていたので、そういう風に演じたほうが面白くなるなって思ったし、監督もアドリブ全然OKという方なので、いろいろと自分からアイディア出してやっていけたらと思っています」
――自分に近い部分というのは?
「真壁は、結婚相談所内でよくゲームをやっているんですが、僕もゲーム好きなので、そこは似ているなって。あと、男夢の服装も注目ポイントだと思います。みなさん個性的なんですけど、真壁の服装も自分なりにこだわりがあるような個性的ファッションなので、注目してほしいです。潜入捜査みたいなミッションで、毎回いろんな姿に扮装するシーンもあるので、いろいろな一面を見せられたらと思います」
――演じる上で心がけていることは?
「自分のペースを保つことを意識しています。(山賀琴子が演じる橘シャーロット)麻理子さんとバディを組んで行動することが多いんですが、そっちに引っ張られずに、お互いがお互いのペースを持っていて、どちらも個性的というのが大事だなと思っているので、我を強く持つようなイメージで演じています」
中尾暢樹
――キャストも個性豊かですが、共演者の方々の印象は?
「育三郎さんや(前田)美波里さんとか、すごく話しかけてくださるし、みなさん優しい方々ばかりです。育三郎さんは、事務所の先輩でもある城田(優)さんと仲が良いので、『あ、ワタナベの子なんだ。頑張ろうね』とか、『みんな個性豊かだから、どんどんやっていったほうがいいよ』って言ってくださったり、すごく優しくしていただいています」
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「藍野さんの指示で、相談相手の聞き込み調査を行うというシーンがクランクインだったんですが、スーツ姿でジュースを飲みながら話を聞いているっていう芝居だったんですけど、監督から『オーバーにやってほしい』と言われて。僕が今までやったことのない感じだったので、“こんなに大きくやっていいなら、どんどんチャレンジしていこう!”っていう想いが芽生えました」
――前回のドラマで挑戦できなかったことができている感じ?
「そうですね。今はまだ撮影も数回だけですけど、これから回を重ねるごとに、キャラクターのバックボーンとかも見えてくると思うので、役をより濃くしていく作業がこれから楽しみです」
――このドラマの魅力とは?
「藍野さんをはじめ、登場人物がみんな個性的で。藍野さんが途中で歌を歌ったり、踊ったり、今までにないドラマになるかなという予感はあります。毎話ゲストのみなさんが出演してくださるし、1話完結ものなので、見やすいと思います。ズキっとくるようなセリフもありますが、見てくださる方が幸せになってくれたらなって思っています」
中尾暢樹
――そんな中尾くんが夢を叶えるために大切だと思うことは?
「僕もまだ夢を叶えたわけじゃないので、大それたことは言えませんが、大切なのは謙虚な姿勢だと思います。監督やスタッフさんやいろんな方々が1つの作品を作っていて、役者もみなさんと同じ立場で一緒に作品を作っているということを忘れないことが大事かなと感じています」
――では、最後に『ワタナベエンターテインメント Boys and Girlsオーディション』を受けようと思っている読者へのメッセージをお願いします。
「僕自身は、“夢はコレで、その夢を叶えるためにコレをやって…”とか、夢が最初から明確にあって、計算してやってきたわけではなくて。周りの方に支えられて、いろんなことを話したりして、なんとなく最近自分の夢、進むべき道というのが見えてきた気がしています。なので、僕みたいに、軽い気持ちでもいいから、少しでも興味を持っているのであれば、まずは行動することが大事なのかなと思います。やってみて初めてわかることもたくさんありますので、まずは一歩足を踏み出してみてください!」
撮影/草刈雅之
中尾暢樹(なかお・まさき)●1996年11月27日生まれ、埼玉県出身。2013年『D-BOYSオーディション10th』のファイナリストに選ばれ、芸能界入り。2016年1月に俳優集団D-BOYSに加入し、翌月から放送された『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレビ朝日)にて、主演・風切大和 / ジュウオウイーグル役を務める。その後、『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ)に出演。2017年秋には、主演映画『一礼して、キス』の公開が控える。

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