9歳〜14歳の少女で構成されるアイドルグループ“Maria”が、clubasiaで行われた『ASIA IDOL PARADE 2013』に登場。大人の色香と子どもっぽさが混じる魅惑のステージで盛り上げた。

　Mariaは、鈴木雅之・篠原涼子・上地雄輔・千葉雄大らが所属するジャパン・ミュージックエンターテインメントグループであるアイズ（ais）が手掛ける新生ユニット。オーディションによって人選された選抜メンバー9人によるユニットで、定期的に行われるテストで規定に満たなければ即脱落というサバイバル形式で構成が変わるユニット。このアイドル戦国時代でまさに生き残りをかけた最強アイドルグループを目指している。

　そんなMariaといえば、黒のサングラスに黒パーカー、赤い口紅に赤いマニキュア、ランドセルと大人と子どもが混じった衣装がトレードマーク。この日もお馴染みのセクシーかつおちゃめで小生意気な恰好で登場し、まずは『MARIA』を熱唱。ローティーングループだが、さすがサバイバル形式で勝ち残ってきているメンバーだけあり、そのクオリティは大人顔負けだ。

　高い歌唱力にパワフルなダンス、そしてMCも全力でやるのがMaria流！ 自己紹介でも「本が大好き文学少女。Mariaのリーダー小学6年生の11歳の“minori”です。小6でもリーダーだもん！頼りないなんて言わせない！みんな私についてきてくれるかな？（minori）」「いいとも〜！（全員）」「よろしくお願いします（minori）」「いえーい（全員）」と、自己紹介後には全員の全力「いえーい！」がなんとも可愛らしい。

　その後もそれぞれ全力で自己紹介＆アピールが終わると、続く2曲目『へびの涙』では、黒サングラスとランドセルを脱ぎ捨てて、可愛いアイドルらしいきらびやかな衣装に変身。メンバーの“rina”が「とても夏らしい曲になっていて、Maria初のラップにも挑戦し、ブラジルのサンバを取り入れた曲でもあります。『へびの涙』で検索してもらえればYouTubeに動画がUPされているので、ぜひ観て、振付を覚えて一緒に飛んでいただけたら嬉しいです」と曲紹介したように、サンバの笛から始まるノリノリソングとなっている。

　さらに「次に披露する曲はおさるさんがモチーフになっている曲です。一緒に歌って踊って楽しめる曲なので、最後まで盛り上がっていきましょう（rinarina）」と紹介された『さるやまBABY』では、サルの耳にしっぽをつけた小学校の学芸会の雰囲気に。サビの振付では会場のファンも一緒に踊るなど一体感が生まれるなど、聖なる汚れなき少女たちによる“ちゃめRock”ステージは大盛り上がりとなった。

　最後、学校のチャイムが鳴ると再びサングラスにランドセルを背負って、「小学生の下校時間になりました。皆さん盛大な拍手で見送ってくれたら嬉しいです」と挨拶をし幕を締めた。

　今後のアイドルシーンで活躍が期待されるおちゃめでRockなローティーンアイドルグループMaria。すでに、ニコニコ動画で『Mariaの、ちゃめROCKトーク』という Maria初冠番組もスタート！ その他詳細はMaria公式サイト（http://maria009.com/）でチェック。