ニュース
2013/08/23 19:31
愛乙女★DOLLが横浜BLITZでワンマン! 新曲4曲をひっさげ次なるステージへ
アイドルユニット愛乙女★DOLLが18日、横浜BLITZにて、4thワンマンライブ『魅せますらぶどる、横浜BLITZに掛ける虹』を開催した。
愛乙女★DOLL(らぶどる)は、愛迫みゆ、岩崎夢生、芦崎麻耶、都築かな、ハルナ、佐野友里子による6人組のアイドルユニット。メジャーデビュー前にも関わらず、シングルpがオリコンデイリーランキング1位を獲得。ウィークリーでもトップ10入りを果たすなど、今注目度上昇中のガールズユニットだ。
その勢いのままに迎えた4thワンマンは、グループ最大級の横浜BLITZで二部構成のライブ。『一部〜らぶどるファミリーだョ !全員集合!〜』は青SHUN学園とのコラボや、楽曲を提供しているヒゲドライバーのDJ、そして愛乙女★DOLL研究生の参加など、ゆかりのゲストを含めたお祭り的なステージを展開。
そして迎えた『二部 〜Doll&Dollerでつなぐ虹〜』はらぶどるだけでのワンマン勝負。overtureが明け登場したらぶどるは、いきなりの新曲『虹を見たか』を披露。熱い想いを情熱的にぶつけるナンバーに、ファンも「柔軟性がスゴイ」と愛迫が驚くほどの対応力を見せ全力のmixで答える。今後のライブの軸になりそうな新曲だ。
「今日ここにいなかったことを、日本中みんなに後悔させるぐらい盛り上がっていきましょう!」と、リーダー・岩崎夢生の気合のこもった挨拶のあとは、ワンマンでしか聴けないしっとりとしたバラード『旅立ち』、ライブの定番『エアプレーン』『キミはストーム』『君とゆびきり』を一気に披露。
メンバーと入れ替わりに登場した生バンドがハードなセッションを聴かせている間に、6人は大胆にお腹を出したキュートな衣装にチェンジ。生バンドをバックにロックアレンジが新鮮な『Wake up girls』『Love & Peace』、そしてSHUNによる新曲『蒼い空を望むなら』を披露した。
『蒼い空を望むなら』では、都築かなの長いセリフと歌声をフィーチャー。アニメ好きで声優アーティストをリスペクトする都築の特長的な「声」は、作家陣の間でも「らぶどるの武器」との評価も高い。作詞曲を担当しサイドギターでゲスト出演したSHUNは「もし、らぶどるさんしか地球を救えない事態に陥ったら、選ばれた『らぶどるヒーロー』だとしたら。自分たちが、今大切にしている人、家族、ファンのみなさんを犠牲にしてでも、地球を守るのか、そうじゃないのか…」という楽曲のコンセプトを明かした。今までのらぶどるには無かったアニメ主題歌ばりの壮大な曲を得て、都築かな、そしてらぶどるメンバーが次のステージへと上がっていくイメージがハッキリと感じられた。
そしてこの二部では予告していた4曲の新曲すべてを披露。3番目に披露したのは『エアプレーン』の芳川よしのが手掛け、ピコピコしたサウンドとらぶどる初のラップが印象的な『catch the future』。「もっとエモく!」という芳川の歌唱指導が入ったと言うが、最年少14歳のハルナは、正直「エモい」のニュアンスを分かっていなかったようす。
さらに、70年代から現代までのアイドルのヒットソングへのオマージュが全編にちりばめられた『アイドルは続く!〜Wow war, Revolution〜』は、DJでもあるヒゲドライバーのリミックスのセンスが光る楽曲。振付も過去のらぶどるの曲の振りがリミックスされていて遊び心も満点。「みんなが楽しそうにしてくれてるのが楽しい」と愛迫も満面の笑みを見せた。
アンコールの掛け声では、このライブを節目に、喉のポリープ手術の為休養に入る愛迫みゆに向けたメッセージが送られるなど、DollとDoller(愛乙女★DOLLのファン)の絆の深さが全編に感じられたワンマンライブ。名残を惜しむダブルアンコールに「大きく変わってくよU! ずっと見ててほしいんだ」と歌う『☆U☆』で応えるメンバーは、すでに横浜BLITZの先を見据えているようだった。