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2026/09/07 20:48
実写映画『ルックバック』出口夏希&蒔田彩珠らヴェネチアに到着、公式上映を前に本場ジェラートを堪能
第83回ヴェネチア国際映画祭【コンペティション部門】にて正式出品される、出口夏希と蒔田彩珠W主演映画『ルックバック』(9月11日公開)。このたび、イタリア現地時間6日に、映画祭に参加する是枝裕和監督、出演者の出口、蒔田、七瀬ふうり、岡田六花の5名が現地ヴェネチアに到着した。
『チェンソーマン』などの話題作を手掛ける漫画家・藤本タツキによる同名青春漫画を、是枝監督が監督・脚本・編集を手がけて実写化した作品。今回、日本映画としては、最高賞の金獅子賞に次ぐ、銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した2023年の濱口竜介監督作品『悪は存在しない』以来、3年ぶりのコンペティション部門への出品となる。是枝監督作品では、7年ぶり4度目のヴェネチア国際映画祭参加、および【コンペティション部門】選出。主演の出口と蒔田は、ヴェネチア国際映画祭には初めての参加となる。
無事に現地へ降り立った一行は、さっそく“水の都”ヴェネチアの美しい街並みへ。名物のゴンドラに乗って運河を巡り、歴史ある街並みを心から楽しむ様子を見せた。さらに、映画『ルックバック』のタイトルや劇中で象徴的に描かれる「ひたむきに描く背中」を彷彿とさせる、運河を背景に監督とキャスト陣の後ろ姿を捉えたドラマチックな記念ショットも撮影。
現地に到着した率直な思いについて、出口は「水上タクシーを見て『ヴェネチアに来たな』と実感が湧いてきました」と目を輝かせ、蒔田も「建物が全部可愛くて、街並みがとにかく綺麗です」と、初めて目にするヴェネチアの街並みに感動を露わに。続いて、子ども時代を演じた七瀬は「空港が大きい!(笑)。これまであんまり船に乗る機会がなかったので楽しかったです!」と興奮した様子を見せ、岡田も「島の方に手を振ったら、みんな振り返してくれるので楽しかったです!」と笑顔を見せた。そんなキャスト陣の喜ぶ姿に、是枝監督は「みんな船に乗って、もうすでにだいぶ満足している様子なので…(笑)。僕も満足です!」と笑顔をのぞかせる。
さらに、“食の都”でもあるヴェネチアのグルメについて話が及ぶと、全員が現地で食べたジェラートの美味しさを絶賛。岡田が「日本のバニラと味が違って、すごく美味しかった」と振り返ると、蒔田は「私はチョコチップを食べました(笑)」、出口は「私はレモン味を食べました!美味しかったです」と続き、それぞれが本場の味覚を堪能した喜びを明かし、世界的な映画祭を前に、ヴェネチアならではの時間を満喫する和やかな様子が垣間見えた。
いよいよ迫った公式上映に向け、出口は「色んな人に『ルックバック』を知ってもらう機会でもあるのですごく楽しみです!」と話すと、蒔田も「念願の海外映画祭なので、ようやくレッドカーペットを歩けるんだと思うと楽しみです!」とコメント。七瀬は「レッドカーペットを初めて歩くから緊張するけど、楽しめたらいいなと思います」と述べ、岡田は「とにかく緊張しますが、レッドカーペットで転ばないように頑張ろうと思います」と、それぞれに期待と緊張を口にした。そして是枝監督は「頑張ってくれた4人と一緒に来れた事が嬉しいですが、スタッフもたくさん来てくれたので、皆で上映を楽しみたいと思います」と語り、キャスト、スタッフとともに迎える公式上映への思いを明かした。
現地ではメディアや映画関係者へのスクリーニングがそれぞれ行われ、合計約2000人の座席は満員となった。終盤にはそこかしこからすすり泣きが聞こえ、終演後には、拍手が響きわたった。世界中からの注目が集まる中、監督や、キャスト、スタッフとともにワールドプレミアを迎える。
本作は、漫画を描くことに情熱を注ぎ、二度と戻らないかけがえのない時間を共に過ごした少女たちの成長と喪失を描く物語。漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野(出口)と、藤野に憧れを抱きながらも圧倒的な画力を秘めた京本(蒔田)。漫画へのひたむきな思いで結ばれるふたりを、ある日思いもよらない出来事が襲う。原作と同様に、小学生時代から始まるふたりの13年間の軌跡を、繊細かつみずみずしく描き出す。
【作品概要】
実写映画『ルックバック』
9月11日(金)公開
原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:出口夏希 蒔田彩珠
七瀬ふうり 岡田六花
野呂佳代 池田良 佐々木みゆ 山田真歩
宮藤官九郎/菅田将暉
配給:K2 Pictures
<ストーリー>
自信家な小学4年生の藤野は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメートたちから絶賛されていた。
しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本の漫画を目にし、その圧倒的な画力に打ちのめされる。
それ以来、藤野は絵が上手くなりたい一心で漫画を描き続けるが、その差は埋まらず、一度は漫画を諦めてしまう。
ところが卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。
漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりは、一緒に漫画を描き始める。かけがえのない時間を積み重ねていく藤野と京本。しかし、そんなふたりの日々を大きく揺るがす出来事が訪れる――。













