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2026/02/02 15:15
山田孝之、長編オリジナル映画の主演・主要キャストを募集するオーディション『THE OPEN CALL』始動「俳優って何なのかをみんなで考えれたらいい」
俳優の山田孝之が2日、都内にて、メインパートナー(審査兼任)となり長編オリジナル映画の主演・主要キャストを募集するオーディションプロジェクト『THE OPEN CALL』の発表イベントに参加。俳優への想いを語った。
『THE OPEN CALL』は、年齢・性別・国籍・所属事務所・演技経験の有無を問わず、やる気と条件が合えば誰でも挑戦できる公開(オープンな)オーディション。これまで挑戦の機会が限られていた人たちにも門戸を開き、「演技力」と「人間力」を選考基準に、まだ見ぬ才能と出会うことを目指す。山田を中心に、伊藤主税(企画・プロデュース)、阿部進之介(企画・プロデュース)、榊原有佑(オリジナル映画 脚本・監督)、山田兼司(オリジナル映画 企画監修)ら、映画業界で実績を重ねてきたクリエイター陣によって推進される。
今回の企画の“言い出しっぺ”は企画・プロデュースに名を連ねる阿部進之介。この日の会見は欠席となったが、山田によれば「『SHOGUN 将軍』シーズン2の撮影で海外に行っている」のだという。山田は「10代の時から友人であり、俳優仲間ですけど、今『SHOGUN 将軍』という作品にオーディションで受かったというのは、彼の人生の中でも大きいことで、オーディションの大事さに改めて気付いたんです。海外ではOPEN CALLは当たり前にあって、年齢や経験とか関係なく、全く無名の人が主演をすることもあるわけで。そういう機会が日本でももっとあるべきだと」と、本企画のきっかけとなった想いについて語った。
オーディションの大きな特徴は、オーディションを通じて、そこで出会った俳優たちとオリジナル映画を共に作っていくこと。オーディションのなかで、実践を通じて対話する中で浮かび上がる個性や感情を脚本に取り込み、オリジナル映画を作り上げていくという。山田はメインパートナーとして、審査員だけでなく、出演、企画プロデュース、脚本作りにまで関わり、オーディションに参加した俳優たちと芝居し、演技を探求しながら、オリジナル映画を共に作り上げていく。山田は「なんかかやらなきゃいけなくなりました」と楽しそうに笑った。
そして「僕も30年近く芝居をやっているんですが、俳優っていう生き方も、芝居っていう表現の仕方も答えなんてないんですよね。ただ少なからず僕でも伝えられることはあると思っています。一方で長くやっていくと経験やテクニックは身についていくけど、ある側面からすると新鮮味がなくなっていく部分がある。それは時代とともに感覚って変わっていくので、年齢・性別関係なくいろんな人とコミュニケーションを取ることによって、僕も次の代表作を作れたらいいなと。俳優って常にそれを思っているので、どうやってアップデートしていくか、そして参加者全員にとっての代表作になるものを作りたいと思っているんです」と、本企画に臨む意気込みを語った。
今回、主要キャストが決定するまでの全プロセスは、オーディション番組『THE OPEN CALL-MAIN PARTNER 山田孝之-』として、NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占配信。山田は「僕らのオーディション番組は、歌も踊りもなく、本当に芝居っていうものを探求するんです。もう一度、芝居って何なのか、役作りって何なのかを自分たちも模索しつつ、その過程を多くの人に見てもらうことによって、俳優って何なのかっていうことをみんなで考えれたらいいなと思っています」と番組について説明。
「俳優の裏側まで全部見せてしまっていいのか?」という質問について山田は「20代前半の時から、俳優同士で集まったときには、各現場で自分にしかできない経験をみんなで共有して、高め合うことができたらいいよねという話をしていたんですけど、やっぱり企業秘密と言いますか、明かしたがらない人が多いんで(笑)。やっとここに行き着いたなという感じです。参加者はもちろん、今は俳優をやっていない人にも興味を持ってもらって、芝居って何なんだろう、役作りって何なんだろうという教材のようなコンテンツになったらいいなと思っています」と番組の意義を語る。そして「50代、60代ぐらいのスター俳優が生まれてほしいなってすごく強く思ってますね」と想いを明かした。
応募条件は、年齢15歳以上(2026年3月時点で中学校卒業以上)、日本語で円滑なコミュニケーションが取れる人、関東近郊で開催予定の審査スケジュールに参加できること、過去に前科前歴がなく、反社会的勢力でない人となっている。応募スケジュールは2月2日から3月19日午後5時まで。9月まで4次審査が行われ、最終審査は10月から11月ごろまで実施。合格者発表は12月ごろを予定している。長編映画の撮影は2027年を予定している。詳細は『THE OPEN CALL』公式サイトおよびオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。















