ニュース
2025/10/28 15:01
第4回キングレコード歌謡コンテスト決勝大会 グランプリは長崎県在住の47歳・指宿陽子さん 今年1月に亡くなった母の思いを引き継ぐ
「第4回キングレコード歌謡コンテスト決勝大会」が26日、東京・TOKYO FMホールで開催された。オリジナル曲参加も含めて約530曲近い応募があった中から、キングレコード現役プロデューサー、ディレクターによる一次音源審査を通過した計106名がこの日の決勝大会に進出。2コーラスのステージ歌唱で審査された。審査の結果、長崎県在住の指宿陽子さん(47歳)がグランプリを受賞した。
この大会は、かつてキング歌謡文化アカデミーが開催していた「キング歌謡選手権」に代わるイベントとして2022年にスタート。第3回キングレコード歌謡コンテストグランプリ芦葉奈保美さん、第1回キングレコード歌謡コンテストグランプリ中井彩花さんがゲストとして歌唱。芦葉さんはグランプリ受賞曲「泣きまね」を歌唱、「グランプリを受賞した時、家族や友達にたくさん自慢しました!」と明るく語った。中井さんは「待宵橋恋唄」を歌唱、「歌う前に心がけていることは、運動することです。走ったり、体を動かすと、上手にのびのび歌えます!」と語った。二人とも情感たっぷりに歴代グランプリならではの圧巻の熱唱、会場を大きく沸かした。
グランプリを受賞した指宿さんは「流恋草」を歌唱。「1月に母が亡くなりました。母もカラオケが大好きでキングレコードの大会で優勝したことがあります。私のこともずっと応援してくれていて、やっと思いを引き継げたという気持ちでとてもうれしいです!」と喜びを語った。
審査員長のキングレコードアーティストデベロップメント本部米沢孝本部長は「このたびは、歌謡コンテストにご参加いただき誠にありがとうございました。今回は第4回目となるコンテストでしたが、年々レベルが上がっており、審査も難航いたしました。“ステージに上がったら誰よりも自分がカッコ良いと思って歌ってください”と冒頭お伝えしましたが、皆さんその通りに堂々と歌っておりました」と総評を述べた。また「来年、春からの募集で、5回目も開催する予定でおりますので、来年も再来年も多くの方の参加をお待ちしております。」と次回に向けての参加を呼びかけた。











