世界的ミスコンテスト『ミス・ユニバース』の日本代表選出大会『ミス・ユニバース・ジャパン』の2025年度の大会が16日、渋谷区文化総合センター 大和田・さくらホールにて開催される。開催に先駆け、各地区予選代表のインタビューが到着。ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー熊本代表・樋口レベッカ美聡さんに、日本大会にかける思い、そして意気込みを聞いた。

■ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー熊本代表
樋口レベッカ美聡（ひぐち れべっか みさと）

職業：WEBマーケター(広告運用)
生年月日：1998年 8月27日
出身地：東京都八王子市
身長：168cm
趣味：犬を撫で回すこと、絵を描くこと、古着屋さん巡り、SUP
特技：フラッシュ暗算、水泳、犬のトレーニング

――セミファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか？

驚きすぎて、10回はメールを見直したと思います（笑）
実は去年も応募していて面接で落ちてしまったのですが、どうしても諦めきれなくての応募だったので、本当に嬉しかったです。
この場に立てなかった人の気持ちが分かるからこそ、絶対に最後までやり切ろうと思いました。

――あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか？（理由も）。

「静かに燃えている人」です。
私は集団でいる時は大人しい方で、美馬さんからは「日本人より日本人、ベリージャパニーズだよね」と言われたくらいなのですが笑、色んなことに対する自分の信念とか思いみたいなものは強くある方だと思いますし、よく褒めていただけるところです。

――小さい頃のあなたはどんな子でしたか？

「自分の好きを曲げない子」だったと思います。
幼稚園の頃にアニメのプリキュアが始まって一大ブームが起きたのですが、私だけは1人頑なにセーラームーンごっこをしていた記憶があります。

――あなたのチャームポイントを教えて下さい

笑った時に少しだけ出る歯です。
骨格なのか笑ってもあまりたくさん歯が出ないんですが、逆にそれが自分らしくていいかもと最近思い始め、研究中です！

――今までで１番頑張ったことを教えて下さい

勉強だと思います。中学生の頃に学年で真ん中くらいの順位だったのですが、テストで学年1位になったら携帯電話を買ってあげると親に言われて、2ヵ月後に本当に学年1位を取りました！！！
そしてあの頃と同じくらい、今頑張っているのはもちろんミスユニバースです。
最初はうまくできなくても、努力で這い上がるタイプなので、ユニバースでも誰よりも努力して日本代表になりたいです。

――憧れている（目標にしている）人を教えて下さい。

ミスユニバースジャパン2021のファイナリストで、Dulmiさんです。
ミスユニバースきっかけではなく、もともとモデルさんとしてファンだったのですが、彼女はモデルとして、一般的に良いとされる「細い体」ではなく、「自分らしい体、美しさ」を伝える活動をされていて、私はDulmiさんに出会って本当に人生が変わったんです。
自分のことを好きになる一歩を助けてくれたように、私も今度は誰かの一歩を後押しする存在なりたいと思い、ミスユニバースに挑戦しました。

――あなたにとってオピニオンリーダーとはどの様な人物でしょうか？

少数派の人々を見逃さない人です。
自分の思想を大衆に向けてただ発信するのではなく、さまざまな立場の人の気持ちに寄り添い、配慮した発言ができる人だと思っています。

――今世界中で起きているどんな問題に関心がありますか？

やはりそれは戦争です。たとえどんな理由があったとしても、人を傷つけることや命を奪うのは絶対に許されません。そして他国で生きる私たちは、戦争と聞いてもどこか画面の向こうの、現実離れした世界のことのように感じられてしまいますが、私たちが常に関心を持ち、声を上げていくことが何より大切だと思います。

――あなたがミスユニバースになったら何をしたいですか？

まずは家族や支えてくれた友人にたくさんお礼をしたいです。
そしてミスユニバースとして世界中で、セルフラブについての講演会をしたいです。私たちは誰1人としてかけることなく、自分にしかない美しさがあるということ。周りに何を言われたとしても、自分だけは、自分のことを否定しないでほしいということを、女性たち一人一人に直接伝えたいです。

――将来の夢、今後について教えて下さい。

まず、この夏に日本代表になり、世界大会で結果を出すことが夢です。
そしてミスユニバースとしての任期を終えたあとは、長年の夢であった動物保護関係のビジネスを立ち上げたいと思っています。

――ミスユニバース日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください。

ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
私は、必ず日本代表になります。
ミスユニバースに救われた私が、今度は人々を勇気づけ、助ける番だと思っています。
自分に自信のない女性たちが、自分の美しさに気づき、やりたいことに挑戦し、それをまた周りへいい影響として輪のように広げていく。これが私が日本代表になって実現したい未来です。
ぜひ応援をよろしくお願いします。