元貴乃花親方（元横綱）と元フジテレビアナウンサーの河野景子の次女で俳優の白河れいと人気子役で2023年の顔とも言われ今、最も注目をされている永尾柚乃（７歳）が3日、千葉県・成田山新勝寺にて実施された「成田山節分会」に出席した。

　今年は、新年から令和6年能登半島地震が起き、翌日には羽田空港での航空機の衝突事故と禍が相次ぐスタートとなり、「国土安穏・万民豊らく・五穀豊穣・転禍為福の願いにも一層の想いと力が入った。

　ただ、人出は昨年はコロナ開けということで、まだ人込みに恐々とし、様子見な状況だったが、今年はコロナ前にも匹敵するようだった。大本堂前に設置された特設舞台から手にいっぱい袋に入った豆を持ち、勢いよくまいた。集まった参拝客は、歓声をあげながら手を伸ばし、つかみ取ろうとしていた。

　紺地に花をあしらった着物に身を包んだ白河と白と水色に花柄が入った着物の永尾は本殿前での記念写真の後、所定の位置から「福は〜うち〜、福は〜うち〜」と、境内を埋め尽くした参拝客に向かって豆をまいた。

　初参加となった永尾は「楽しかったです。本当に楽しい、うれしい、ドキドキのたのうれドキでした」と、“柚乃ちゃん語”で表現。実際、投げるのが楽しくて楽しくてしょうがないといった感じで、ニコニコニコニコしながら、次々と小さな手にいっぱい豆の入った袋を持ち、遠くへ投げていた。一方、白川は、「皆さんが遠くに投げようとしていたので、私は会話が届く範囲の人に向けて多めに投げました」と、手前から中間あたりをめがけて投げた。

　昨年に引き続いての参加となった白川は、「昨年、同じ場所に立たせていただいて、大変光栄な経験をさせていただいたと思っていたので、今年もまた同じ場所に呼んでいただけたことが、心から嬉しかったです。節分という日本人として大切にしたい文化に携われることも、幸せに思います」としつつも、「2度目でも変わらずドキドキしました」と、やっぱり人の多さに圧倒されたという。

　昨年は、お披露目会、2ヵ月後という右も左もわからないあわただしい中で迎えた大勢の人へのお披露目も兼ねた豆まきだったが、「去年よりも名前と顔を覚えてくださっている方が多くて、うれしかったです」と、顔を見て名前を呼んでもらえるうれしさで、昨年一年間の活動を実感していた。白河は、現在、お昼の情報番組「ぽかぽか」（フジテレビ系）の月曜日レギュラーのほか、

　1月17日よりスタートした連続ドラマ「婚活1000本ノック」フジテレビ系、毎週水曜日・午後10時〜に主人公の担当編集者。官能小説にハマっている。主人公に婚活WEB小説を書くことを提案する相沢はなえ役で出演しており、「今年の抱負というよりは、今はとにかく放送中の水10ドラマ「婚活1000本ノック」のことを常に考えています」と、目の前のお仕事に全力を尽くす、足元を見つめているようだ。

　続けて、「この作品で初レギュラーとして携われていることが、本当に心から嬉しいので、作品にとって良い存在となれるように、頑張りたいと思っています。また、今回、オタクキャラという、自分とギャップのある役を演じさせていただいていますが、それが本当に楽しくて、お芝居をすることへの意欲も高まる一方です」と、お芝居の楽しさを実感しているようで、ますます今後の白河の演技に注目したい。

　「福は内」にかけて、今年はどのような福の訪れを期待しているのかというと、「福が訪れて一つでも多くのお仕事とご縁をいただけたら嬉しいです」と、謙虚に語った。白河は、永尾の手をしっかり握って参道を歩いたり、大本堂前の階段を上から降りてくるときに手を引いたり、常に永尾を気遣う姿は、柔らかく、お姉さん感満載だった。

　豆まきの思い出について永尾は、「ちっちゃいときに家で豆まきしてて、お父さんが鬼のお面をかぶったんですよ。鬼の顔がすごく怖くて、ギャーッと泣いてお面はずしたら笑ってを繰り返していたら、私はわかんなくなってきて、お面はずしても泣いて、お面したら笑ってって…ママから聞いてそうだったって」と、幼いころの思い出を語る。

　年末も情報番組やイベントに出席するなど大忙し。1月19日に公開された映画『ゴールデンカムイ』オソマ役で出演。１月２３日に放送されたＮＨＫ「正直不動産２」の3話に出演していた。そんな多忙の永尾の今年の抱負は、「いっぱいセリフがあるドラマの主役をやりたいです。声優もやりたい。バラエティーにも出たいです。お仕事楽ししいので、主役がいいです」と、どん欲に語った。

　今年の豆まきでは、NHK大河ドラマ「光る君へ」の出演者から、吉高由里子、吉田羊、柄本佑、岸谷五朗が出演していたが、控室で交流があったそうで、吉高や吉田から「可愛いね」「可愛いね」と言われたそうで。みんなから、永尾が注目を集めるきっかけとなったドラマ『ブラッシュアップライフ』を見ていたそうで、「見てたよー」「演技上手だったねー」と、ほめられたようで、目標の一つに大河ドラマ出演和加わったことは間違えない。最後に、今年はどのような福を期待するか聞いたところ、「去年、一昨年といっぱい福が来てくれたから、今年も福が来てくれたらいいなぁと思います」と、元気に答えた。