「可愛らしいおじさん」「明るくポジティブなギャル」…愛される人柄に支持が集まる『2024年ネクストブレイクランキング〜お笑い芸人編〜』 | ニュース | Deview-デビュー

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2024/02/02 08:41

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「可愛らしいおじさん」「明るくポジティブなギャル」…愛される人柄に支持が集まる『2024年ネクストブレイクランキング〜お笑い芸人編〜』

ヤーレンズ
ヤーレンズ

 近年お笑い界には「人を傷つけない笑い」という流れがあり、多様性、コンプライアンスが増々重視される中、支持される芸人像にもじわじわと変化が起きているようだ。オーディション&エンタメ情報サイト「デビュー」が発表している『ネクストブレイクランキング』お笑い芸人編のランキングTOP10を見渡しても、ネタの面白さはもちろんのこと、“可愛らしいおじさん”“明るくポジティブなギャルマインド”など、愛される人柄にスポットが当たっているように感じられる。『2024年ネクストブレイクランキング』の第1位には、『M-1グランプリ2023』で僅差の準優勝、確かな実力と愛されるキャラクターを備えたヤーレンズが選ばれた。

■ネタの完成度も平場の強さも完璧! 愛されキャラでバラエティでも躍進

 1位はヤーレンズ。昨年末の『M-1グランプリ2023』にて結成から12年で初の決勝進出を果たし、ファーストラウンドを2位で通過。最終決戦では優勝した令和ロマンに1票差で惜敗した。しかし、その確かな実力は多くの視聴者の知るところとなり、今回ネクストブレイクランキング1位という結果に繋がった。「5年前くらいにお笑いライブにハマってよく行っていた時期があったが、結構な頻度でヤーレンズさんが出演されていてネタが面白いベテランの漫才師というイメージがあった。自分たちのキャッチーな部分を魅せるセルフプロデュースが上手だと思います」(東京/30代/女性)「M-1準優勝で知名度が一気に上がってすでに人気ですが、まだまだ面白いネタが沢山あるので今年TVで見られる事を期待しています!人柄も素敵な2人なので、これからが楽しみです!」(東京/30代/女性)と、以前から彼らを知るファンは、今回の快挙に歓喜しているようだ。

 エキセントリックなキャラクターを演じるボケの楢原に、ツッコミの出井が翻弄されるコント漫才が彼らの一つのスタイル。ネタ中に楢原が繰り出す尋常でない数のボケが『M-1』という競技にフィットしたようだ。「2023年の『M-1』は、唯一このコンビだけが声を出して笑ってしまった。一番面白かったし、再度同じネタを観てやっぱり笑ってしまった。ものすごく期待してる!!」(東京/50代/女性)「M-1で初めて見ましたが、面白くてめっちゃ笑ったから!」(静岡/30代/男性)「M-1グランプリでの漫才が面白くて、すごく印象に残っているからです!」(東京/10代/女性)と年齢・性別問わず広く支持を受けた。「ネタが面白いので、楢原さんのヤバい感じが知られればもっと爆発すると思う」(千葉/50代/女性)と、抜群のネタを入り口に、2人のキャラの面白さまで知られることがブレイクに繋がるはずだ。

『M-1』ではネタ以外のしゃべりの面白さでも注目されたが、『ラヴィット!』(TBS)への出演で、平場の強さと愛されキャラが見つかり始めているようだ。「『ラヴィット!』に出てるとワクワクする。おじさんだけど可愛らしいからレギュラーになってほしい」(神奈川/20代/女性)「漫才の腕の確かさに加え、『ラヴィット!』でのコメント力など2人ともに実力があるので確実に売れる。事務所の先輩オードリーとの絡みはすぐにせず最後まで取っておいてほしい」(北海道/50代/男性)「やはり『M-1』準優勝がブレイクするジンクス。楢原さんのガヤは楽しそうだし出井さんの声はMCで活躍しそう」(栃木/40代/女性)とバラエティでの活躍を望む声が多数。「コンビ2人共が笑いを生み出せるので、平場でも使いやすいはず」(岡山/20代/男性)「『M-1』準優勝でインパクトを残しただけでなく、ここまで出演したラジオは全て面白い。苦労人でもあり、他の芸人からも好かれていると思うから」(愛知/50代/男性)と2人が蓄えた力は2024年に開花するだろう。

◆第2位「良い人が滲む、個性溢れる“絆トリオ”の可能性は無限大」

 2位に選ばれたのはぱーてぃーちゃん。ツッコミのすがちゃん最高No.1、ボケ(思い立ったことをすぐに言う)担当の信子、ボケの金子きょんちぃによる“絆トリオ”。2022年1月1日放送の『ぐるナイ面白荘』(NTV)で広く知られるところとなり、今やテレビバラエティで引っ張りだこの存在となった。「ぱーてぃーちゃんはこれまでの芸人さんと形が全然違っていてとても新鮮です。3人での掛け合いはなかなか難易度が高い印象ですが上手く回していて、他にはトランペットが吹けるというポテンシャルの高さがあり、見ていて楽しいです」(東京/10代/女性)「すがちゃん最高No.1が壮絶な過去を持っているエピソードはもっと広まったほうがいいと思う。信子とのあっけらかんとしたお馬鹿な感じと、きょんちぃのあっけらかんとしてて冷静な感じもキャラ立ちしていてバランスがいいトリオ」(東京/10代/女性)「チャラチャラしたキャラクターづくりをした人たちだが『絶対良い人たちだ……』というのが滲み出ている。結局そういうタイプに弱い」(千葉/20代/女性)と、奇跡的ともいえる3人の組み合わせが武器だ。

 3人でのネタだけでなく個人のキャラクターがフィーチャーされることも増えている。「信子さんはギャルっぽい感じで周りを明るくするし、しっかりしていて、旦那さんも面白い方で、動物にも優しくて、とんでもなくお金持ちなのにそれをあまり出さない所も謙虚で良い方だなと思ったからです」(東京/20代/女性)「信子の可能性は無限大で、気になっています。猫好きで、料理上手な良い嫁で、お笑いもしっかりこなしているのが魅力的」(北海道/50代/女性)「ぱーてぃーちゃんの中でも特に信子はいじられたりしても徳川家康の末裔をネタにギャルっぽい上手い返しで面白いから」(埼玉/20代/女性)と、最近は特に信子が好感度を上げている様子。しかし「実は戦略的で全員地アタマが良いし、人も良さそう。きょうび人間性に難がある人は売れない」(兵庫/40代/女性)「掘れば掘るほどとんでもエピソードが出てきそうな、エピソードの宝庫のようなトリオ」(東京/30代/男性)「個別の活躍の場が増えているので、きっと3人で大きく羽ばたかれると思います」(東京/50代/女性)と、まだまだ多くの可能性を秘めた3人の快進撃は続きそうだ。

◆第3位「まだ底を見せない才能の宝庫 独特な世界観にハマる人多数」

 3位は真空ジェシカ。『M-1グランプリ』において2021年から2023年まで3年連続でファイナリストとなった実力は伺う余地が無い。「奇天烈な感じがジワジワと面白くなってくるので、みんなもそろそろその面白さに気づき始めると思うから」(東京/30代/女性)「ちょっと好き嫌いはありそうですが、ネタは間違いなく面白いと思います」(神奈川/50代/女性)「かなりぶっとんだ所が刺さる人にはとても刺さる」(兵庫/20代/女性)と、“一般ウケはしないと思うけど好き”と思っている人が多数いるという不思議なコンビだ。「連続で賞レースをあと一歩で逃している芸人はブレイクする傾向があると思うので」(神奈川/50代/男性)「何気に実力つけてきたから、そろそろ弾けるタイミングだと思うから」(新潟/40代/男性)「今年のM-1は優勝してほしいので優勝→ブレイク」(青森/50代/男性)とブレイクを望む声は大きい。

 単独公演も精力的に行うほか、連載、ネット番組、ラジオ番組も多数こなし、ライブイベント「AUN〜コンビ大喜利王決定戦」では7回中5回優勝するなど、大喜利にも強い。「独特で面白いから、もっと色々出てほしい」(東京/30代/女性)「他のコンビにはない個性があるから」(東京/50代/男性)「ネタでもロケでもシュールさが際立っていて、どこか掴めない感じが面白い」(神奈川/30代/女性)「ロケで変なことをしてるのがツボ」(神奈川/20代/女性)「あの独特なテンポがくせになるので」(香川/40代/女性)「何か面白い事をしてくれるから」(沖縄/40代/男性)と、上手く説明できないがとにかく面白い、まだ底を見せていない2人こそ、次なるブレイク候補と言えるだろう。

◆多種多様なスタイルの芸人がラインナップされるなか、女性コンビの躍進が顕著

 ここからはトップ10にランクインした芸人をチェック。4位はロングコートダディ。「『M-1グランプリ』2021・2022ファイナリスト、『キングオブコント』2020・2022ファイナリストなど、漫才・コントの二刀流で幅広く活躍するロングコートダディ。結成15年目となる今年こそブレイクしそう」(大阪/10代/男性)「『M-1』も『キングオブコント』も決勝にいっていて、漫才とコントどちらも面白いから、というか、既にブレイクしている気もする」(埼玉/30代/女性)と、実績は十分な2人。2023年4月から活動拠点を東京に移しており「ローカルから、全国区になろうと頑張っている」(兵庫/50代/男性)「東京に進出して出演・露出が増えたから」(北海道/30代/女性)とブレイクに向けて貪欲に前進。「センスと適度にポンコツなコンビなのでそれぞれ需要があり、個性もある」(京都/20代/男性)「ロケを頑張っているイメージで、めちゃくちゃ面白いというわけではないがなぜか見てしまうから」(滋賀/40代/女性)「テレビサイズに合った雰囲気が出てきている気がするから」(東京/50代/女性)と、ネタ以外のテレビ出演で2人のキャラクターが浸透していけば、ブレイクも近いかもしれない。

 5位はエルフ。ギャルキャラの荒川が単独でバラエティに出ることで高い認知度を誇っているが、『第7回女芸人No.1決定戦 THE W』での準優勝により、コンビとしてのネタの完成度も高く評価された。「『THE W』でのコントは見事だった。面白いしストーリーも抜群だし、キャラに合っているしと、これまで観たコントのなかでも秀逸すぎる。感動した。未だに、忘れられない。漫才も面白い。荒川さんの性格も良い。親しみやすいし、ギャルやし」(大阪/50代/男性)「荒川ちゃんのネタが面白い。バラエティでのギャップもあり、引き出しが多そう。はるもコントでの演技が上手。2人のバランスが面白い」(福岡/40代/女性)「荒川さんの絶対良い子っていう雰囲気と明るいギャルマインドがお茶の間に愛されそう。はるさんの冷静で的確なツッコミももっと評価されて、コンビで売れていってほしい」(東京/20代/女性)「見てると元気をもらえるから。荒川ちゃんとはるさんの似てないのにお互い分かり合えてる感じが好きだから」(島根/30代/女性)と、今後さらにネタと2人のキャラの両輪で上を目指して行くだろう。

関連写真

  • ヤーレンズ

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