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2024/01/26 20:02
『ミス日本コンテスト 2024』ミス日本「水の天使」は5つの武道をたしなむ19歳・安井南さん「武士道精神で日本を引っ張るリーダーになります」
『第56回 ミス日本コンテスト 2024』の最終審査が22日、新宿・京王プラザホテルで行われ、ミス日本「水の天使」に神奈川出身の日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年・安井南さん(やすい・みなみ/19歳)が選ばれた。
安井さんは空手、剣道をはじめとする武道を計5種類修得。「古武術の稽古中、師匠に“あなたは予想できない打撃をするね”と言われたことがございます。しかし、あえて予想できない打撃をしようとした際、相手に簡単に見破られて一本を取られてしまいました。こうして私は、心と体がつながっている武道の奥深さを肌で感じ、どんどん惹かれていきました」と、体験を交えてその魅力を語る。
そして「将来は若い世代に、たとえ相手が敵であっても困っていたら手を差し伸べ、日々の鍛錬によって得られた自分の信念を信じる武士道精神を伝えていきたいです。そしてミス日本として、様々な場所・人を自分の目で見て、“その手があったか!”と、日本に予想できない打撃で一本を取れる表現者を目指しております」と独特の言い回しでアピールした。
審査員からの「強いリーダーシップを発揮する人が待望される混迷の時代。自分ならどんなリーダーになりたいか?」という質問には「私は武士道精神を用いたリーダーになります」と回答。「皆様、修学旅行でついつい使わないのに木刀を買ってしまう小学生を見たことはございませんか? そういうことであれば皆様、武道には興味があるということです。その切り口を活かし、日本中に武道を広めて、地震が起きたときでも他者を思いやる武士道精神。こちらを使って日本を引っ張っていきたいと感じております」と語った。
「グランプリ」は愛知県出身のモデル・椎野カロリーナさん(しいの・かろりーな)、「ミス着物」と「みどりの大使」は東京出身の慶應義塾大学商学部商学科4年・安藤きらりさん(あんどう・きらり/23歳)がW受賞。「海の日」に鹿児島出身の東京大学前期教養学部理科一類2年・有馬佳奈さん(ありま・かな/22歳)、「水の天使」に神奈川出身の日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年・安井南さん(やすい・みなみ/19歳)、「準ミス日本」に大阪出身の関西大学商学部商学科2年・石村彩華さん(いしむら・あやか/20歳)がそれぞれ選出された。
■第56回ミス日本コンテスト2024ファイナリスト
●椎野カロリーナさん/愛知県出身/26歳/モデル
●石村彩華さん/大阪府出身/20歳/関西大学商学部商学科2年
●丸山蘭奈さん/長野県出身/22歳/日本女子大学文学部英文学科3年
●早川知里さん/沖縄県出身/26歳/日本医科大学付属病院研修医
●安藤きらりさん/東京都出身/23歳/慶應義塾大学商学部商学科4年
●清水悠華さん/長野県出身/20歳/東京大学前期教養学部理科二類2年
●有馬佳奈さん/鹿児島県出身/22歳/東京大学前期教養学部理科一類2年
●竹原朋花さん/静岡県出身/23歳/関西大学大学院商学部会計研究科1年
●吉田真理恵さん/東京都出身/20歳/早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科2年
●野原菜々子さん/福井県出身/21歳/東京外語大学国際日本学部/国際日本学科3年
●村橋莉奈さん/石川県出身/21歳/モデル(金沢星稜大女子短大卒業)
●安井南さん/神奈川県出身/19歳/日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年
1950年に初開催されたミス日本は、「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。同大会からは、女優やタレントだけでなく。芸術家、音楽家、学者、医者、映画監督、会社経営者、財団代表、政治家、女将、主婦など、分野を問わず、活躍する女性を輩出している。