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2023/12/13 17:02
ミュージカル「魔女の宅急便」新キキ役に第9回「東宝シンデレラ」ミュージカル賞受賞の15歳・山戸穂乃葉
ミュージカル「魔女の宅急便」の上演が、2024年3月8日(金)〜3月17日(日)日本青年館ホール、3月21日(木)〜3月25日(月)新歌舞伎座にて決定。新キャストのキキ役に選ばれた、第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞受賞の15歳・山戸穂乃葉、トンボ役・深田竜生、そして原作者・監修/角野栄子のコメントが届いた。
「魔女の宅急便」は、児童文学作家・角野栄子が執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒット、日本のみならず世界的に有名な作品となった。1993年〜1996年には、蜷川幸雄演出によりミュージカル化、2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化された。
さらに2017年、若手新進気鋭の制作チームにより、新演出のミュージカル版が上演され、2018年に再演、2021年に再々演が行われた。2020年には上海にて中国人キャストによる公演も行われ、海を越えて愛される舞台作品となっている。
そして2024年新たなキャストを迎え4度目の公演が行われる。今回キキ役に抜擢されたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞を受賞した山戸穂乃葉で、本作品がミュージカル初挑戦。さらに、キキの相手役となるトンボ役には、ドラマ『紅さすライフ』に出演し、カリスマモデル役でも話題を呼んだ深田竜生が抜擢された。
また、キキの母であるコキリ役には、ドラマや映画などで活躍する生田智子、キキの父オキノ役は、「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさんとして歴代最長出演記録を持つ横山だいすけ、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役は、元宝塚歌劇団星組・雪組トップ娘役の白羽ゆり、おソノの旦那さんフクオ役には、お笑いコンビ『ライセンス』の藤原一裕が、前作に引き続き出演。フレッシュな新キャストの2人を盛り上げる。
■あらすじ
13歳になった魔女のキキは、古くから伝わる習わしにのっとり、相棒の黒猫・ジジと共に満月の夜に旅立つ。自分で新しい町を見つけ、一年後には自力で暮らせるようにならなければいけないが、空を飛ぶ魔法しか知らないキキは、新しい町コリコでも様々な壁にぶつかる。皆が家族同然の小さな街で育ったキキは、大きな町での価値観の違いに驚き、また魔女であることに対する好奇の目や偏見にも苦しむ。自分という小さな存在に葛藤しながらも、飛ぶことに憧れる少年トンボとの交流や、パン屋のおソノさんに励まされながら、思春期の少女は少しずつ成長していく。
おソノさんの提案で飛べることを活かしお届けもの屋さんを始めたキキだが、なかなかうまく町に馴染むことができない。何かとちょっかいを出してくるトンボへの淡い恋心も、まだまだ子どものキキにはその気持ちを整理することができない。そんな中、町長からある依頼がくる。それは町の一年で一番大きな行事に関わる重要な仕事。キキは無事にその依頼を果たせるのか。そしてトンボとの淡い恋の行方はどうなっていくのか?!
■主演・キキ役/山戸穂乃葉
ジブリ映画でも有名な「魔女の宅急便」のキキを演じさせていただく事になりました、本当にありがとうございます。
舞台出演も、そもそもこんなに大きなお仕事も初めてで「本当に大丈夫なのかな」とすごく不安な気持ちが溢れています。でも、そんな初めてのことがたくさんの私を見てもらえる機会を折角いただけたので、私のことを初めて知ってくださる人にもそうでない人にも、色々な方に幸せをお届け出来るような、最高のパフォーマンスをしたいと思います!! キキもこれからの山戸穂乃葉も空高く羽ばたくので、是非ご観劇にいらしてくださると嬉しいです。
◆キキの衣装に初めて袖を通してみた感想◆
鏡の中には今まで映画で見ていたキキがいました。普段の私はロングヘアで前髪もないので、自分が自分ではないようでした!ジブリ好きの祖父がいるのですが、キキの格好をした私を見たら恐らくスマホのロック画面にするのではないかなと思います(笑)
▼起用理由〈主催〉
初めてお会いした時の印象は、15歳とは思えない凛とした佇まいと、芯の強い表情。しかし話すとまだまだ引っ込み思案で、初めてのミュージカルに対する不安が見え隠れする。それはまるで、強い意志を持って故郷を飛び出したものの、新たな環境で戸惑うキキの様だと感じました。作中でキキは、様々な葛藤を乗り越えながら魔女として成長しますが、山戸さんなら等身大でキキの成長を表現してくれると感じオファーをさせていただきました。
▼プロフィール
2008年1月21日生まれ。大阪府出身。
2022年に第9回「東宝シンデレラ」オーディションのミュージカル賞を受賞し、2023年10月よりPopteenクリエイターモデルとして活躍中。
■トンボ役/深田(ふかだ)竜生(りゅうせい)
▼コメント
お話しをいただいたときには先輩方が引き継いできたトンボという役を自分が演じられるということにびっくりしたと同時にとても嬉しかったです。トンボは14歳で僕は21歳ですが、年齢を忘れさせるくらいの元気さ、無邪気さ、明るさでトンボを演じたいと思いますす。僕は子供の頃に鳥を見ながら、空が飛べたら…と考えていたこともあるので、そういう部分もトンボと似ている気がします(笑)『魔女の宅急便』はキキの成長物語であるのと同時にトンボの成長物語でもあるので、トンボにも注目していただけると嬉しいです。今回、外部のミュージカル作品は初出演なので緊張と不安がありますが、がんばりますので是非劇場にお越しください!
▼起用理由 〈主催〉
トンボは明るく真っ直ぐで行動力があり、空を飛ぶ夢を持ち続けている純粋な男の子。深田さんと初めてお会いした時、人懐っこい明るさと向上心の強さがトンボと重なり、是非にとオファーさせていただきました。性格が似ていると感じた一方、深田さんの魅力の一つでもある長身とスタイルの良さは、今までと違ったトンボ像を見せてくれるのでは、と今から楽しみにしております。
▼プロフィール
2002年4月13日生まれ。埼玉県出身。
ジュニア内ユニット「少年忍者」に所属し、2021年ドラマ「ドラゴン桜」や2023年ドラマ「ひとりぼっち ?人と人をつなぐ愛の物語-」「紅さすライフ」などに出演。2024年1月より開幕の帝国劇場2024年新春公演への出演が決定している。
■原作者・監修/角野栄子
コロナで上演できない年も続いた、「魔女の宅急便」のミュージカルが、装いも新たに再出発いたします。初々しいキキとトンボさんとともに、新しい役者さんたちが、コリコの町を飛び回ります。そして、あなたに、やさしさをお届けします。 大切な人々に、明るい明日がきますように。世界中の人々に、明るい明日がきますように。強い願いを込めて、舞台の幕が上がります。