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2023/08/28 20:21

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馬術競技とアナウンサーの二刀流を目指す早大生・吉田真理恵さんがミス日本東日本代表に 「自分の世界を広げたい」とミスコンにチャレンジ

「第56回ミス日本コンテスト2024」東日本地区大会で代表に選ばれた吉田真理恵さん(C)Deview
「第56回ミス日本コンテスト2024」東日本地区大会で代表に選ばれた吉田真理恵さん(C)Deview

 「日本らしい美しさで社会をより良くする」ことを目指して開催される「第56回ミス日本コンテスト2024」の東日本地区大会が24日、新宿・京王プラザホテルで開催され、2024年1月22日に開催予定の本大会に出場するファイナリスト8人が決定した。東日本代表の一人、東京都出身の20歳・吉田真理恵さん(早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科2年)は、馬術の選手としても活躍。「スポーツの感動と魅力を伝えられるアナウンサーになりたい」と目標を語った。

 吉田さんは小学1年生のころから現在まで馬術競技に打ち込んでおり、秋に行われる全日本ジュニア、全日本選手権、鹿児島国体など4つの全国大会での優勝を目標に日々練習に励んでいるという。そして「先日スペシャルオリンピックスの馬術のボランティアに参加しました。知的障害を抱える子どもたちが真剣に練習に取り組み競技を頑張る姿に私は心から感動し、スポーツの持つ力はとても大きなものだと実感しました」と言い、「これらの経験や私のスポーツ選手としての活動、大学での学びを生かし、将来はスポーツの感動と魅力を伝えられるアナウンサーになり、日本中を元気にすることが私の夢です」と自己アピールした。

 ミス日本に挑戦したきっかけについて聞くと「自分の世界を広げたいという思いで応募しました」と吉田さん。「私がやってきた馬術は、よく『何ですか?』というふうに聞かれることが多くて。私が当たり前のようにしてきたことを皆さんは知らないんですが、逆に私が知らなかった魅力的な世界を皆さんが知っているということで、今まで見てこなかった世界を学んでみたいと思いました」とその想いを明かす。

 馬術は、小学校1年生の頃から現在に至るまで続けており「今まで馬場馬術という、フィギュアスケートのように演技をする採点競技をやってきたんですが、大学生になってからは障害馬術を始めて、今年初めて全日本に出ることが決まりました。私の先生はオリンピックに2度出られている方で、本当に身近にすごい選手がいて、自分もいい刺激を受けております」と目を輝かせる。

 「馬術競技は経験がものを言う、すごく息が長いスポーツなので、今後も競技を続けて経験を積んで、いずれ機会があればオリンピックにも出たい、というふうに思っております」と、馬術競技は今後も続けていくことを名言。そのうえで「馬術選手という立場でありつつ、大学に入って、オリンピックなど世界の舞台で日本を代表して戦う選手と一緒に勉強し、本当にスポーツの魅力を改めて学んだと思っているので、そんなスポーツの魅力を発信できるアナウンサーになることが目標です」と改めて夢を語ってくれた。

 今回初めてコンテストに参加し、「最初はすごく緊張してしまうかなと不安な気持ちがあったんですが、始まってみればすごく楽しく、1日でとても貴重な経験ができたなというふうに思っております」と充実の表情。特技披露では「外郎売」を披露。「アナウンススクールで1年以上毎日滑舌の練習をしてきて、そのなかで外郎売が特技になりました。自分の努力が実って少し嬉しい気持ちと、これからももっとよくしていこうという気持ちでいっぱいです」とスポーツマンらしい向上心を見せた。

 今後ミス日本の勉強会と本大会が待っているが「1月のファイナルに向けて、見た目ももちろん磨いていくのですが、心をしっかり自分を見つめ直して、自分とは何かという問いに自信を持って答えられる人に成長できるよう努めていきたいと思います」と意気込みを語った。

 最後にこの日選ばれたファイナリスト8名のなかで、ここま負けないぞという自分の強みについて聞くと、「馬と関わるうえで、人の言葉をしゃべれない動物と関わっているので、人一倍自分の緊張感を表に出さず、馬を安心させるということを務めてきました。なので、緊張している場面でも自分の力を出し切るということに関して負けないという自負があります。あとはスポーツ選手と言うからには、体力だけは絶対に負けないという自信があります。馬術は体幹のトレーニングやウェイトトレーニングが大事ですし、縄跳びのように持久力をつける運動もしています。やはり馬の力と闘って制御するという面ではやはり力が必要となるので、技術を磨くのももちろん、基礎体力をつけるということも意識しております」と自信を見せた。

 ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」磨き上げ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテスト。3つの美(内面・外見・行動)を掲げ、これを備えた女性を数多く輩出している。

 今回行われた東日本地区大会は、来年1月に行われるミス日本コンテスト大会に出場するファイナリストを決定するための大会で、東西2地区に分かれて行われる大会の「東日本」エリアの代表を選出する。

■「第56回ミス日本コンテスト2024」東日本地区代表に選ばれた8名
●椎野カロリーナさん/愛知県出身/26歳/モデル
●安藤きらりさん/東京都出身/22歳/慶應義塾大学商学部商学科4年
●吉田真理恵さん/東京都出身/20歳/早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科2年
●丸山蘭奈さん/長野県出身/21歳/日本女子大学文学部英文学科3年
●有馬佳奈さん/鹿児島県出身/21歳/東京大学前期教養学部理科一類2年
●早川知里さん/沖縄県出身/26歳/日本医科大学付属病院研修医
●清水悠華さん/長野県出身/20歳/東京大学前期教養学部理科二類2年
●安井南さん/神奈川県出身/19歳/日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年・女優

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  • 「第56回ミス日本コンテスト2024」東日本地区大会で代表に選ばれた吉田真理恵さん(C)Deview

  • 「第56回ミス日本コンテスト2024」東日本地区大会で代表に選ばれた8名。(左から)清水悠華さん、有馬佳奈さん、吉田真理恵さん、椎野カロリーナさん、安藤きらりさん、丸山蘭奈さん、早川知里さん、安井南さん(C)Deview

  • 「第56回ミス日本コンテスト2024」東日本地区大会で代表に選ばれた8名。(左から)清水悠華さん、有馬佳奈さん、吉田真理恵さん、椎野カロリーナさん、安藤きらりさん、丸山蘭奈さん、早川知里さん、安井南さん(C)Deview

  

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