「ミスマガジン2022」でグランプリに輝いた瑚々・咲田ゆな、ミスヤングマガジンの麻倉瑞季、ミス週刊少年マガジンの斉藤里奈、読者特別賞の三野宮鈴、審査員特別賞の藤本沙羅。この6人が主演を務める『さよならエリュマントス』のポスタービジュアルと新スチールが到着、さらに追加キャストが発表された。

　ミスマガジン2021×阪元裕吾監督『グリーンバレット』に続く第2弾の映画となる本作でメガホンを取るのは、『ウルフなシッシー』『辻占恋慕』などで映画業界の注目を浴びる新進気鋭の大野大輔監督。ミスマガジンの6人が演じる、解散まであと数日に迫ったチアリーダーズ「エリュマントス」と、いろんな意味で問題ありなマネージャーによる大騒動を描く異色の青春映画となっている。

　解散寸前のやさぐれチアリーダーズを演じるのは、ミスマガジン2022の受賞者6人、そして問題ありのマネージャー・宍倉役は『よだかの片想い』や『愛なのに』などに出演し、日本映画に欠かせない存在となった俳優・中島歩が演じる。

　今回、同作の追加キャストが発表となった。エリュマントスチームに立ちはだかる地元の半グレヤクザ・光太郎役には、ハリウッドからの逆輸入俳優にして、NHK大河ドラマ『どうする家康』出演中の米本学仁。光太郎の経営するスナックの若いママ役に可奈子役には、ミスマガジン2019グランプリの豊田ルナ。悪徳業者の日野役に映画『激怒』の川瀬陽太。光太郎の手下・タケル役に『アルプススタンドのはしの方』・TV『ガチ恋粘着獣』の平井亜門。同じく手下のハヤト役に『餓鬼が笑う』の田中爽一郎が顔を揃えている。

　そして、ポスタービジュアル、場面スチールも新たに公開となった。ポスタービジュアルでは、アニメ化もされたシリーズ累計300万部超えの人気漫画『亜人ちゃんは語りたい』（講談社ヤングマガジン刊）の作者・ペトス氏がデザインを手がけたユニフォームに身を包んだチアリーダーズ「エリュマントス」と、マスコット「マントくん」、そしてマネージャーの宍倉の姿が写し出されている。

■『さよならエリュマントス』

ドサまわりの日々、絶えないトラブル、
色んな意味で問題ありなマネージャー…
鬼才・大野大輔監督最新作は解散寸前のチアリーダーズ6人が
どん底でも輝いてみせた話。

〈ものがたり〉
元々は甲府の社会人野球チーム“エリュマントス”のチアリーダーだったココ、ユナ、ミズキ、リナ、スズ、サラはマネージャーの宍倉に連れられて地方の催事場などでのイベントに出演させられ、あちこちでドサまわりさせられている。そんな最底辺の地下アイドルのような活動をさせられているメンバーたちと宍倉は喧嘩が絶えず、溝が深まるばかりだ。とある日、またイベント参加のため山梨の温泉街にたどり着いたエリュマントスチームだったが、宍倉の不用意な発言から無用なトラブルに巻き込まれてしまい…。