ニュース
2023/02/14 20:44
『王様戦隊キングオージャー』トンボオージャー・渡辺碧斗、4度目のオーディション挑戦で念願の戦隊ヒーローに「決まったときはすごくうれしかった」
3月5日(日)に放送がスタートする新たなスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』(毎週日曜 午前9:30〜 テレビ朝日系)の制作発表会見が14日、東映特撮のオフィシャルYouTubeなどで配信され、キャスト5人がお披露目された。同シリーズのオーディションに4度目の挑戦で、トンボオージャー/ヤンマ・ガスト役を勝ち取った渡辺碧斗は、「スーパー戦隊シリーズは小さい時から家族と一緒に見てきた番組で、後楽園のショーに行ったりもしていたので、決まった時はすごくうれしかったです」と喜びをかみしめた。
本作は、5人の王様が団結してヒーローとなり、人類滅亡を目論む強敵・地帝国「バグナラク」に立ち向かっていく物語。さらに5人のヒーローとともに敵と戦うのは”昆虫モチーフのロボ”。【5人の王様×昆虫ロボ】というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせ、そしていまだかつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描くファンタジー大作が誕生する。
『王様戦隊キングオージャー』のキャストには、クワガタオージャー/ギラ役の酒井大成、トンボオージャー/ヤンマ・ガスト役の渡辺碧斗、カマキリオージャー/ヒメノ・ラン役の村上愛花、パピヨンオージャー/リタ・カニスカ役の平川結月、ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ役の佳久創の5人が決定。
ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンや、舞台『脳内ポイズンベリー』、ドラマ『半沢直樹』、『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』、 映画『HiGH&LOW THE WORST X』など、様々な作品に出演し、経験を重ねてきた渡辺。過去にもスーパー戦隊シリーズのオーディションを受け、4回目となる今回、念願のスーパー戦隊シリーズ出演を勝ち取った。
出演が決まった際の心境について聞かれた渡辺は、「電車に乗っているときに、マネージャーさんから『時間があるときに連絡してください』というメールをもらって、すぐにオーディションの結果だなって思ったのですが、1時間くらい電車を降りられない状況で…。気になり過ぎて、自分の中でどんどん心拍数が上がっていって、初めて立ちくらみしそうになりました」と告白。そして、出演決定の報告を受けた後、「オーディション期間中から、夢の中で何度もこういった状況を経験しては目が覚めるということを繰り返していたので、すぐには実感が湧かなかったです」と当時の心境を語り、「その日のうちに家族に報告したのですが、両親が喜んでくれた姿を見て、ようやく実感が湧いてきました。その時はうれしいというよりは、身が引き締まる思いでした」と振り返る。
渡辺が演じるトンボオージャー/ヤンマ・ガストは、テクノロジーの国「ンコソパ」の国王という役どころ。キャラクターについて渡辺は、「「ンコソパ」というテクノロジーの国で、その分野の実力ひとつで成り上がった貧民街育ちの元ヤンキーという国王です」と説明し、「自分の国には、そのほかにも側近や国民の中に、いわゆる活きのいいキャラクターがたくさんいるので、そことのコンビネーションにも注目して見ていただけたらなと思います」とキャラクターの見どころをアピール。
自身の衣装について「すごく気に入ってます!」と声を弾ませ、「 ポイントは衣装にあしらわれているコードが光るところ。コレ、バッテリーで動いていて、ボタンを押すと点滅したりするんです」とバッテリーを取り出して衣装の仕掛けを暴露してしまう一幕も。「あれ?これ出さないほうが良かったですかね?」と笑いを誘いつつ、「テクノロジーを駆使して光らせています(笑)」と笑顔を見せた。
また、小さい頃に好きだったヒーローについて聞かれると、「実は僕の初恋が『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエローで。包容力があるというか、母性というか、子どもながらにそういったところに色気を感じていたのかもしれません(笑)」と語った渡辺。すると、司会の関智一が「今も変わらないの? 今はどんな女性がタイプ?」と食いつき、渡辺はタジタジになりながらも「そういった意味では変わらないかも。しっかりとした女性が好きです」と素直に答え、場を盛り上げていた。