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2023/02/14 19:25
新戦隊『王様戦隊キングオージャー』主演は”事務所所属1年未満”の新星・酒井大成、「夢や希望、勇気を与えたい」と意気込み
3月5日(日)に放送がスタートする新たなスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』(毎週日曜 午前9:30〜 テレビ朝日系)の制作発表会見が14日、東映特撮のオフィシャルYouTubeなどで配信され、キャスト5人がお披露目された。守護神が宿る最強国「シュゴッダム」の“自称”王様・クワガタオージャー/ギラを演じるのは、ドラマ『親友は悪女』に出演するなど、注目度急上昇中の若手俳優・酒井大成。主人公を演じる酒井は、「僕たち『王様戦隊キングオージャー』をたくさんの方に知っていただけるように頑張りますので、1年間応援をよろしくお願いします」と意気込みを語った。
本作は、5人の王様が団結してヒーローとなり、人類滅亡を目論む強敵・地帝国「バグナラク」に立ち向かっていく物語。さらに5人のヒーローとともに敵と戦うのは”昆虫モチーフのロボ”。【5人の王様×昆虫ロボ】というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせ、そしていまだかつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描くファンタジー大作が誕生する。
『王様戦隊キングオージャー』のキャストには、クワガタオージャー/ギラ役の酒井大成、トンボオージャー/ヤンマ・ガスト役の渡辺碧斗、カマキリオージャー/ヒメノ・ラン役の村上愛花、パピヨンオージャー/リタ・カニスカ役の平川結月、ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ役の佳久創の5人が決定。
昨年開催されたレプロエンタテインメントの創立30周年企画「主役オーディション」で合格し、同事務所に所属してから1年未満という経歴からの大抜擢となる酒井。会見では「俳優経験が浅いというのもあり、不安な部分もすごくあります」と、やや緊張した面持ちながら、「難しいことも多いので、いろいろ吸収して、これからに繋げていきたいです。僕たちが小さい頃に与えてもらった夢や希望、そして勇気を、今度は僕たちが皆さんにお届けできるように、精一杯頑張ります!」と熱く意気込み語った。
出演が決まった際の心境について、酒井は「俳優経験が浅いというのもあり、オーディションでの手応えもまったくなくて…」と明かしつつ、「マネージャーに呼び出されたときも、怒られるのかな?って思っていて。プチサプライズみたいな感じで、『合格したよ』と言っていただいて、いやまさか!って思いましたし、びっくりして頭が真っ白になりました」と当時を振り返る。
自身が演じるキャラクターについては、「僕が演じるギラは、子供たちのリーダーで"自称"王様というキャラクターです。すごくまっすぐで素直で、誰かのために自分を犠牲にできるような、優しくて芯のある、そして勇敢で正義感ある役です」と説明。また、「ギラは"誰かのために"という正義感から悪役を演じるときがあるのですが、悪役の部分と素の部分というのは、人への接し方だったり、気持ちの部分も全然違うので、そういったところを注目してもらえたら嬉しいです」と、自身のキャラクターの注目ポイントをアピール。
また、物語の舞台となる5つの国を3Dアセットで制作し、ライブ合成技術やLEDウォールを使ったバーチャルプロダクション技術で撮影するという方法で制作されているという点も本作の見どころの1つ。バーチャルプロダクション撮影を経験した酒井は、「グリーンバックに比べて、空間をより具体的にイメージしてお芝居できるので、やりやすいなっていうのは、日々感じています」と感想を述べた。
新キャラや追加戦士が登場するとしたら、どんな昆虫がいいか?という質問に対しては、「アリとかどうでしょう? 大群で団結して戦うみたいな…面白そうかなって思います」とコメント。さらに、小さい頃に好きだったヒーローを聞かれると、「小さい頃は、兄弟で『爆竜戦隊アバレンジャー』や『仮面ライダークウガ』を観ていました。懐かしいですね」と答え、笑顔を見せた。
そして最後に、「今ここにいるキャストの方もそうですし、ここにはいないキャストの方々、そして監督もスタッフさんも本当に素晴らしい方ばかりで、僕たちは恵まれた環境でお芝居をさせていただいているなと感じています」と述べ、「僕たち『王様戦隊キングオージャー』をたくさんの方に知っていただけるように頑張りますので、1年間応援をよろしくお願いします!」と、視聴者に向けてメッセージを送った。