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2023/02/10 12:35

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山田裕貴、GP帯連続ドラマ初主演決定「今はまだ不思議な気持ちでいっぱい」 4月スタートTBS『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』

4月スタートのTBS金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』で主演を務める山田裕貴(C)TBS
4月スタートのTBS金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』で主演を務める山田裕貴(C)TBS

 俳優の山田裕貴が、4月スタートのTBS金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(毎週金曜 よる10:00〜)にて、GP帯連続ドラマ初主演を務めることが決定した。

 8時23分、いつもと変わらない朝。都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。昨日と同じ今日を迎える、誰もがそう思っていた。しかし、突如として都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。SNSはおろかスマートフォン自体が役に立たない世界に突然放り出された乗客たち。偶然か運命か・・・乗り合わせていた乗客たちによる、生き抜くためのサバイバル生活が幕を開ける。この物語は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能のヒューマンエンターテインメント。

 本作の主人公・萱島直哉(かやしま・なおや)を演じるのは山田裕貴。特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年・EX)で俳優デビュー以降、コミカルな役からシリアスな役まで幅広い役柄を演じ、作品ごとに新たな印象を生み出し続ける山田が、本作で初のGP帯連続ドラマ主演に挑む。

 現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』では徳川家臣団の一人・本多忠勝役を好演するなど、ドラマ・映画・舞台に引っ張りだこの山田は昨年、「2022年エランドール賞」で将来有望な俳優に贈られる新人賞を受賞、雑誌「ViVi」(講談社)の名物企画「国宝級イケメンランキング」の「ADULT部門」では2022年上半期・下半期で連続1位にランクインし殿堂入りを果たした。さらに、ラジオパーソナリティにも挑戦するなど活躍の幅を広げ、今後さらなる活躍が期待される。

 そんな山田が本作で演じる萱島直哉は、メディアでも活躍するカリスマ美容師。仕事柄、コミュニケーション能力は高いが、どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を感じる一面を持っている。そこには、直哉がこれまでに経験してきた複雑な過去が関係しているのだが・・・。どこか心を閉ざし、表面上の明るさと饒舌さで日々をやり過ごしていた直哉が、極限下に放り出された時、果たして何を想い、どんな行動をとるのか・・・。直哉の葛藤と心の成長にも注目だ。

 そして、山田演じる直哉とこのサバイバルを生き抜く個性豊かな登場人物たちは順次、発表される。直哉とバディを組むことになる、正義感あふれる消防士・白浜優斗(しらはま・ゆうと)役は来週15日(水)に発表予定とのこと。

 物語の舞台である“電車内”は、老若男女、様々な人が毎日、見知らぬ人と近い距離を共にする、いわば【日常】と【非日常】が接する空間とも言える。他人の目ばかりを気にして、でも気にすることに疲れ、誰かが苦しんでいると「それに比べれば自分はいい方」だと安心し、他者が責められているのを見ると「自分は大丈夫だ」と安心する。そんなそれぞれ異なる悩みを抱えた登場人物たちが突如【日常】を奪われ、何もかも遮断され【ペンディング】された【非日常】の世界の中で、昨日まで赤の他人だった人々と共に生き抜くことに。偶然か運命か・・・! 生き抜くためのサバイバル生活を通して生まれるのは、憎しみ、欺瞞、それとも、信頼と愛か? そして乗客たちは元の世界に戻り、会いたい人に会うことができるのか?

 困難を前に、どう生きるかを問うオリジナルストーリーの脚本を手掛けるのは、『恋はつづくよどこまでも』(2020年)や『着飾る恋には理由があって』(2021年)など、幅広い世代の女性たちに支持された作品を多数執筆してきた金子ありさ。前代未聞の出来事に見舞われた乗客たちの人間ドラマをどのように描くのか期待が高まる。

【主演、スタッフ陣のコメント】
■主演・萱島直哉役/山田裕貴 コメント
この作品は、たまたま電車に乗り合わせた人たちが未来の何もない世界にワープしてしまうという非現実的なお話です。まさにそんな物語と同じで、僕自身GP帯連続ドラマ初主演ということが今はまだ不思議な気持ちでいっぱいです。主演だからとは気負わずに、これまでの作品同様“役を生きる”ことを大切に、共演者やスタッフの皆さんに助けてもらいながら頑張りたいなと思っています! 
今回僕が演じる直哉は、どちらかというと主人公っぽくないというか・・・複雑な過去を背負って生きているキャラクター。お話を作る過程で、プロデューサーさんや脚本家さんに、まずは僕がどんな人間なのかを知ってもらおうと話し合う機会を作っていただき、直哉という人物を作っていきました。なので、僕に似た部分もあるのかなって思っています。SNSが身近なものになるにつれて、見た目の印象でその人のことを決めつけてしまうことってあると思うんですよ。だけど、人はその人にしかわからないこともあるし、見ようとしないと見えてこない部分もたくさんあるはず・・・。SNSが普及している今だからこそ、ちゃんと人を見よう、人とのつながりを大事にしよう、大事なものって何だろうって思い返させてくれるようなドラマになると思います。他人を信用しない、世の中そんなに甘くないと思っている直哉のキャラクターを通して、そんなメッセージも伝えられたらうれしいです。

■脚本・金子ありさ コメント
とんでもない非日常が日常になっていく。そんな物語を書いています。
ある日たまたま乗っただけの電車がペンディング(何もかもが保留されたままの)状態になり、昨日まで赤の他人だった乗客たちは、戸惑いぶつかり合い、それぞれの生きる姿勢があらわになっていきます。
人に優しくする事は弱いのか強いのか。
誰かを好きになる事は必要か不必要か。
過去を嘆いて地べたを見るのか、明日を夢見て空を見るのか。
そのボーダーラインがこの電車の中にあります。
宮崎Pはじめ情熱的なスタッフの皆さん、そして山田裕貴さんを筆頭にフレッシュで実力のあるキャストの皆さんが集結してくださいました。あとは発車を待つだけです。
皆さんのご乗車をお待ちしています。

■プロデューサー・宮崎真佐子 コメント
この春の金曜ドラマは、予測不能な、電車内ヒューマンエンターテインメントをお届けします。
電車に乗って通勤していると、一番慣れ親しまれている乗り物であると同時に、車内は本当に不思議な空間だなと思います。全く見ず知らずの人たちがかなり近い距離で肩を並べて、そして皆一様にスマホを操作しています。もしも、この場所が突然未来の世界にワープしてしまったら、よく知らない人たちとどう行動するだろうか? そんな誰もが知っている日常の場所が非日常の場所になった時、究極の状況になった時に生まれる人間ドラマを面白く、時に笑えるように、時にドキドキヒヤヒヤしながら、そして時に胸を打たれるように描いていきたいと思っています。そして、主人公でイケメンだけど、ちょっとひねくれているカリスマ美容師を演じるのは山田裕貴さん。どんな役も、その人が本当にこの世界で生きているように体現してくれる山田さんが、この直哉という人をどう演じてくださるのか期待しかありません。
こんなドラマ見たことない! と思っていただけるようなワクワクをお届けできるよう、キャスト・スタッフ一同、心を込めて作っていきますのでぜひご期待ください!

※宮崎真佐子の「崎」は「たつさき」が正式表記。

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