俳優の板垣李光人が22日、現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』（毎週日曜 よる8：00〜 NHK総合ほか）の世界観が体験できる施設「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」のプレオープンを記念したセレモニーに出席した。

　『どうする家康』は松本潤主演で一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望を描く物語。ドラマ『リーガルハイ』、『コンフィデンスマンJP』などの古沢良太氏が脚本を担当し、新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く。板垣は本作で、女城主直虎によって大切に育てられた井伊家の御曹司で、家臣団の新戦力として活躍する井伊直政を演じる。

　そして1月22日より大河ドラマ「どうする家康」の世界観を体験できる施設「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」が浜松城公園の隣にプレオープンし、同日プレオープンを記念して行われたセレモニーには、浜松市の鈴木康友市長とともに板垣らが出席し、テープカットなどが行われた。

　なお「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」館内には、歴代の大河ドラマで徳川家康を誰がどのように演じてきたのかを紹介するパネルや、ドラマで使用された衣装や甲冑（かっちゅう）が展示されているほか、本作で主人公・徳川家康を演じる松本の等身大パネル、登場人物の相関図なども展示されている。

　セレモニーに出席した板垣は、「ドラマではまだ井伊直政は登場していないのですが、浜松に来てこれから撮影していくうえでも本当に力をいただきましたし、地元の皆様のご期待に応えられるような井伊直政を演じていきたいと改めて感じました」と明かし、「大河ドラマ館には、徳川家康に関連したドラマで実際に使われている衣装が展示されているなど、この作品を観ていただいた方にとって、たまらない展示になっていると思います」と語った。

　「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」は、2月末で一度休館し、その後ドラマの内容にあわせて展示を変え、物語の舞台が浜松に向かう3月18日にグランドオープンする予定となっている。