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2023/01/17 19:01
【2023年芸能プロイチ押し新人インタビュー】舞台「十五少女漂流記」出演決定の新人俳優・中武明佳理「みんなで作品を作り上げるのが楽しい」
エンタメ界の新人開発に特化したオーディションメディアとして2023年に40年を迎える『デビュー/Deview』が、芸能プロダクション141社が参加する新人募集特集『冬の特別オーディション2023』を開催中。それに合わせて、同企画に参加する事務所が2023年にプッシュする新人をピックアップしてインタビュー。フリーアナウンサーマネージメントで40年の歴史を持つオールウェーブ・アソシエツは2022年10月に新体制を打ち出し、俳優、タレント、モデル、アーティストなどのマネージメントを強化。同社が送り出す中武明佳理は、宮崎在住時に受けたオーディションでデビューのチャンスを掴んだフレッシュな新人。2月には初舞台となる「十五少女漂流記」にチャレンジし、「地上波のドラマに出るのが大きな目標」と意気込んだ。
【オールウェーブ・アソシエツ所属:中武明佳理(なかたけ・あかり) インタビュー】
――芸能の仕事を目指した最初のきっかけは?
「小さいころから映画やドラマを観るのが好きで、高校に入って女優という職業に憧れを持ちました。落ち込んだときややる気が起きないときに、映画を観ることで“よし頑張ろう”って思えたことがたくさんあったので、私もポジティブな影響を与えられる人になりたいと思いました。高校生になって初めて演技のお仕事をさせてもらったときに、演技ってすごく楽しいなと思えましたし、去年の4月に上京して来て、本格的に演技のレッスンを始めてみて、やっぱり演技が好きだって再認識することができたので、本格的に女優を目指そうと思いました」
――そのころに憧れていた俳優は?
「私は有村架純さんがすごく好きで、一番好きな作品は『ビリギャル』なんです。受験の時、諦めそうになった時には『ビリギャル』を観て、“頑張ればできる”って思いながら何回も繰り返し観ていました」
――高校の時に経験した演技のお仕事とは?
「高校1年生の冬に『スタースカウト総選挙』というオーディションでファイナリストになることができて、そのご縁で声をかけていただいた短篇映画『YUZUKI OF THE DEAD』に出演させて頂きました。ホラー映画を高校生が作るというコメディ要素が入った青春映画で、女優を目指している監督兼主演の女子高生を演じました。劇中の映画ではゾンビの役も演じたのですが、それも意外と楽しくて。映画制作を疑似体験させてもらいました。それまで演技の経験は無かったのですが、演技をしているときは、他の人になり切ってその世界観に入り込めるのがすごく楽しかったです。そして一つの作品をみんなで作り上げていって、完成した時の達成感は今でも忘れられません」
――その頃はまだ宮崎に住んでいましたが、地元にいるときは俳優の仕事を目指すことについてどういう意識を持っていましたか?
「宮崎に住んでいたときは不安もありましたし、今すぐにでも東京に行きたいと思う時もあったのですが、やっぱり高校生の間は勉強や進学の面でも宮崎に残るということを家族と話していました。宮崎にいても、自分の居る場所でできることを実践して、チャンスを掴めるようにしておくことが大事だなって思っていました」
――そして高校卒業・大学進学とともに昨年4月に上京します。
「小学校のときから俳優を目指している友だちがいて、上京するときに相談したら、友だちが通っている演技レッスンに誘ってくれて、週1回通うようになりました。演技を習うのは初めての経験で、最初は緊張していたのですが、いろんなシーンをみんなで作り上げていくのが毎週楽しみでした」
――その後、オーディションの事務局を通じてオールウェーブ・アソシエツを紹介してもらい所属します。多くの事務所と面談したそうですが、この会社に最終的に決めたポイントは?
「一言でいうと直感です。熱意をすごく伝えてくださいましたし、私は本気で俳優をやりたいって思っていたので、そんな私を受け止めてくれそうだと一番に感じて、ここなら頑張れると思いました」
――去年の11月に所属して、早々に初めての舞台「十五少女漂流記」への出演が決定しました。稽古が始まったばかりだそうですね。
「顔合わせの後、初日から台本の読み合わせがあったのですが、すごく心臓バクバクでした。自分の番が回ってくるたびに緊張していましたが、私が初舞台だというのも知ってくださっていたので、皆さん優しく話しかけて、いろいろ教えてくださいました。稽古の前に早めに稽古場に行くと、みんなでおしゃべりしているので、そこに加わるのがすごく楽しいです。今チームを作り上げている感じです」
――舞台経験が豊富な太田奈緒さんや多彩な舞台を手掛ける脚本・演出の久保田唱さんとの仕事は勉強になりそうですね。
「太田さんがリーダーシップをとって、もっとこうしようと提案してくださったり、ここはどうする?と話しかけて下さったり、他の出演の方々から学べるのは楽しいです。演出の久保田さんはイメージを持って演じることが大事とおっしゃっていて。例えば今ここに川は無いけど、川があるとしっかりイメージして、それをお客さんにもイメージさせないといけないと教えてくださって。映像と舞台では演技の仕方が違うので、戸惑うこともありますが、毎日多くのことを学ばせていただいています」
――今回演じるのはどんな役ですか?
「私は下級生の役で、上級生に下級生扱いされて、いつもプンプンしてる頑固な11歳を演じています。舞台の最初の時点でお客さんにこの子はこういうキャラだというのを分かってもらいたいので、頑固キャラだと伝わるような話し方などを練習しています」
――これまでの仕事のなかで印象に残っているのは?
「短編映画『SUZUNA BirthDay』のときは、監督にアクションをやらせてほしいと言って、アクションシーンを多く入れていただきました。アクションの先生にも来ていただいて、本格的に教えてもらいました。カッコいいナイフの扱い方も1ヵ月ぐらい練習しました。アクション演技の練習は今後も続けていきたいですね」
――今後出てみたい作品はありますか?
「ホラー映画に出てみたいです。『SUZUNA』を撮ったとき“苦しむ演技がすごく得意だね”って言ってもらえたので、ホラーにいつか挑戦してみたい。そして今の大きな目標は地上波のドラマに出ることです。コメディが好きなので、『コンフィデンスマンJP』の長澤まさみさんのような演技ができる女優さんに憧れますし、有村架純さんのように日常を隠し撮りしたかのような自然な演技ができるような女優さんにもなりたいです」
――「特技」にはダンス、テニスとありますが。
「ダンスは高校になるちょっと前から、受験まで習っていました。テニスは中学3年間本気でやっていて、常に日焼けで真っ黒でした(笑)県大会の個人戦でベスト16に入るぐらいガッツリやっていました」
――現在ハマっている趣味はありますか?
「今はサウナにハマっています。家の近くにサウナがあって、友だちと週に1回は行っています。サウナハットも買うぐらいですね。あと今は鍋を作るのにもハマっています。週替わりで鍋を作っていて、お気に入りはトマト鍋。締めにリゾットを作るのが楽しみです」
――今後オールウェーブ・アソシエツのオーディションにチャレンジしようと思っている読者に向けてエールをいただけますか?
「私自身にも言えることですが、まずは一歩動くことが大事だと思っています。本気でやりたいと思っていることなら、まずは行動してみる。そこでダメでも、やったことの結果なら後悔しないと思うし、やらないよりはいいと思います。まずは勇気をだして一歩を踏み出して、さらに前に一歩を踏み出してもらえたらいいと思います」
【プロフィール】
中武明佳理(なかたけ・あかり)●2003年11月10日生まれ、宮崎県出身。オールウェーブ・アソシエツ所属。
舞台/「十五少女漂流記」2/3〜2/6 シアター1010、2/23 海老名市文化会館
YouTube短編映画「SUZUNA」「SUZUNA BirthDay」(ヒロイン)、「Yuzuki of the DEAD」(主演) 短編映画 2023年4月以降公開予定
広告/BON WEDDINGウェディングモデル(2022年3月)ベニール錦屋ウェディングモデル(2021年7月)特技:ダンス、テニス