【2023年芸能プロイチ押し新人インタビュー】麻生結愛花、CMで共演した芦田愛菜に憧れ「感情移入させることができ、自分を持った女優になりたい」 | ニュース | Deview-デビュー

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2023/01/16 19:07

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【2023年芸能プロイチ押し新人インタビュー】麻生結愛花、CMで共演した芦田愛菜に憧れ「感情移入させることができ、自分を持った女優になりたい」

レイ・グローエンタテインメント所属:麻生結愛花(C)Deview
レイ・グローエンタテインメント所属:麻生結愛花(C)Deview

 エンタメ界の新人開発に特化したオーディションメディアとして2023年に40年を迎える『デビュー/Deview』が、芸能プロダクション141社が参加する新人募集特集『冬の特別オーディション2023』を開催中。それに合わせて、同企画に参加する事務所が2023年にプッシュする新人をピックアップしてインタビュー。映画・ドラマ・CMから舞台まで幅広く活躍している俳優を多数擁するレイ・グローエンタテインメントに所属する麻生結愛花は、かつて共演した憧れの女優・芦田愛菜のように「自分を持った女優さんになりたい」と夢を語った。

【レイ・グローエンタテインメント所属:麻生結愛花(あそう・ゆめか) インタビュー】

――演技のお仕事に最初に興味を持ったきっかけは?

「私は小さいころから。兄と弟の3人きょうだいでごっこ遊びをするのが好きだったんです。兄が好きなアニメの登場人物で全く別の話を作ったり、昔話をアレンジしたりして設定を作ってくれて、3人でアドリブで物語を進めていくという遊びなんですが、そのおかげで自然と演じることが楽しいなと思うようになっていました。そこから本格的に目指そうと思ったのは、芦田愛菜さんに憧れたことがきっかけです。『MOTHER』というドラマでの芦田さんの演技力に子供ながらに感動して。私も人に感情移入をさせるような女優になりたいって思ったんです」

――そこから実際に行動を起こしたのは?

「ずっと“女優になりたい”といいながら、いざオーディションのサイトまでいくと、家族に反対されるんじゃないかとか考えてしまって応募できなかったんです。でも中学1年の夏休みに、友だちが“一緒に受けてあげるから応募しなよ”って言ってくれて。結局友だちは応募しなかったんですが、私はその時なぜか“やらなきゃ!”って思って応募しちゃったんです。オーディションの3日前ぐらいになってやっとお母さんに“オーディションの会場までついてきてください”って打ち明けて。その時は反対と言うより驚きのほうが大きかったみたいだったんですが、受かるかどうか分からないし、経験だけでもって言って説得しました」

――そのオーディションはいかがでしたか?

「オーディションは面接ではなくて、演技レッスンの様子を見て審査するというものだったので、誰よりも目立とうと思って全力でやりました。どれだけアドリブで演じられるかという課題があって、ごっこ遊びの経験が活きました。そのとき、あぁたのしい!ってめっちゃ思いました」

――実際にお仕事の現場に入って感じたことは?

「撮影現場での自分は強いなって思いました。事務所でマネージャーさんに見られているときは緊張し過ぎちゃうんですけど、いざ本番になると、エキストラなのに“この役やってみてもらえない?”って声をかけられたり、自分から“やります”と率先して手を挙げられる自分がいて。現場ではスイッチが入って、思いきり強気で頑張るんですけど、スイッチが切れたとたんに“大丈夫だったかな…”って不安になります。現場での自分と素の自分が違うなって感じました」

――最初に所属していた事務所を辞めて、現在のレイ・グローエンタテインメントに所属した経緯は?

「高校まで芸能界一本で進みすぎて、友だちとの関りもちゃんとしてこなかったな、自分を見つめ直したいなと思って、一度高校2年生の時に事務所を辞めたんです。でも辞めてみたら後悔のほうが大きくて。今まではレッスンで潰れていた休日に、やることがなく何にもしてない自分にだんだん怒りが込み上げてきました。そんな時にテレビで同年代の子がドラマの主演を獲得したというニュースを見て、やっぱり演技をしたいという想いが強くなったんです。そこでお母さんが『デビュー』のサイトを見つけてくれたので、オーディションに片っ端から応募しました。サイトのスカウト機能でレイ・グローエンタテインメントさんからお話をいただいて、実際お会いしたら、あ、ここがいいなと思って、所属させていただきました」

――事務所を決めたポイントはどこだったんですか?

「いくつかの事務所の方とお話しした中で、自分の事をちゃんと見てくれているなって、思ったのがレイ・グローでした。良く見せようとして気張っちゃうのが自分のダメなところなんですが、そこを見抜いてくれたことが嬉しいなって。以前の事務所ではマネージャーさんとの距離が遠くて、あまり自分の話も出来ないし、相手も知ってくれていないという不安があったんです。だから今度はネージャーさんと距離が近くて、なんでも話せるほうがいいかなって思ってここに決めました」

――現場の経験も豊富な麻生さんですが、これまでで一番印象に残っているお仕事は?

「サントリー伊右衛門のCMで、憧れの芦田愛菜さんと友達役で共演したときです。これまでエキストラとして何度か一緒になった事はあったんですが、隣にいるということが衝撃的で。しかも、その時初めて私専用のメイクさんがいたり、楽屋があったり、ここまでやってくれるの?って思って、そのとき、自分ももっと上の仕事ができるようになって、それを維持できるように頑張ろうって思いました」

――憧れの人と仕事ができるなんて、なかなか無い経験ですよね?

「本当にいい経験をさせていただきましたし、すごく学びがありました。芦田さんは些細なことでも、自分から“こうしたいです”っていうことをスタッフさんに伝えられて、監督さんともしっかりお話しされていました。そういう姿を見るだけでも、すごく刺激をもらいました。常に自分なりのアイデアを持っていて、ただ言われたことをやるんじゃなくて、自分の意志を伝えられる姿に学びました」

――俳優のお仕事の楽しさや、やりがいを感じるのはどんなところですか?

「一人の人の人生を生きることができて、自分が経験したことが無いことでも演技で経験できるのは楽しいです。そして素の自分ではなかなか言えない気持ちを、役に乗せて素直に言えるというのが魅力だと思います」

――一方で大変だなと思うことは?

「メンタルのコントロールです。仕事のオーディションに全然受からないときは、事務所を背負ってるのに…って自分で自分を追い込んじゃうということろがあるので。そういうメンタルをコントロールするのが大変だと思います」

――そんなときの事務所の方からのサポートは?

「現場が終わった後にLINEで連絡すると、“どうだった?”って電話で話を聞いてくれて。“あぁ、気にしてくれているんだ”というのがちょっと心の支えになっています。あとは、オーディションに行くときに“頑張れ”じゃなくて“楽しんできな”って言ってくれるから、ちょっと肩の荷が下りるので、そこは感謝しております(笑)」

――所属事務所はどんな雰囲気ですか?

「マネージャーさん同士も仲がいいです。LINEでやり取りするとき、普通はちゃんとした言葉遣いじゃなきゃいけないんですけど、マネージャーさんからポーンって送られてきたLINEが関西弁だったりして(笑)。かしこまり過ぎない、アットホームな感じのする事務所です。自分には合っているなって思います!」

――将来の目標を聞かせてもらえますか?

「まずは一つ一つの現場でいろんな経験をしていきたいです。そして大きな夢として、朝ドラと大河ドラマが好きなので、いつか脇役でもいいので出演出来たらいいなって思います。そして憧れの芦田愛菜さんみたいに、人に感情移入させることができて、自分の意志をハッキリ伝えられる、自分を持った女優さんになりたいです」

――趣味に「台本・脚本作成」とあるのですが、作り手にも興味があるんですか?

「兄の影響なのかもしれないんですが、ドラマや映画を観たときに、演じてみたいと思ったシーンをト書きまで台本に起こして、一人で演技したりしていたんです。高校の演劇部でも台本を書いたり、演出したりしていますし、大学でも映像系のスタッフの仕事を学んで自分のプラスになればいいなと思っています。いつかは俳優をしながら、小栗旬さんみたいに自分で演出や監督したり、バカリズムさんみたいに脚本も書ける演者になれたらいいなって思っています」

――最後にデビューのユーザーの背中を押してあげられるようなエールをいただけますか?

「挑戦することが一番大切だなって思います。夢を親に言えないとかいろいろあるはと思うんですけど、まずはボタンを押してみなよ!と言いたいです。気負い過ぎず、自分らしく、自分の好きなことに挑戦していただけたらいいなって思います」

【プロフィール】
麻生結愛花(あそう・ゆめか)●2005年1月5日生まれ、千葉県出身。レイ・グローエンタテインメント所属。
映画/SOCIA11「空気」角野ナミ役(2023年公開予定)、「メタモルフォーゼの縁側」、「罪の声」。ドラマ/Hulu「君のことだけ見ていたい」「イチケイのカラス」。CM/サントリー「伊右衛門」
趣味:映画・ドラマ鑑賞、読書、台本・脚本作成。
特技:フーフォニアム、ルービックキューブ、書道(3段)
資格:ニュース検定3級、看護助手実務能力検定

◆担当マネージャー・スタッフからのイチ押しポイント◆

ちょうど去年の今頃本人と会い、年齢の割にはしっかり自分の考えが言える子で驚いたことを思い出します。そして彼女らしさを再度話し合いながら方向性を考え、そして何よりも本人が一番努力していたと思います。そのかいあって昨年は下半期にメインのCM出演を果たし、そのあと事務所にきて1年目ながら2023年公開の映画のオーディションでメインキャストを勝ち取ってきました。一番の売りは「目力」があるところです。笑顔とたまに見せる大人の表情が見てる人を引き込む力があります。2023年も何かを起こしてくれそうな期待の新人女優です。

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