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2022/10/17 17:24
2023年度後期の連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロインは趣里に決定 2471人応募のオーディションで抜擢
NHK大阪放送局は、2023年度後期の連続テレビ小説『ブギウギ』(第109作)のヒロイン・花田鈴子役が、2471人が応募したオーディションを経て趣里(32歳)に決定したことを発表した。同作のクランクインは23年春頃を予定しているという。
制作統括の福岡利武氏(NHK大阪放送局・チーフプロデューサー)は「オーディションでの趣里さんのお芝居と歌、そして佇まいがとてもステキでした。にじみ出るなんとも言葉ではうまく表現できない個性と魅力、芯の強さ、そして愛嬌たっぷりの笑顔が印象的でした。趣里さんがすっと心に入ってきました」と選考の理由についてコメント。「すばらしいヒロインを迎えて、みなさまにおもしろいドラマをお届けできるように、スタッフ一同、まい進してまいります!」と意気込みを語った。
また、脚本を担当する足立紳氏は「趣里さんの、猫の目のようにクルクルと変わる豊かな表情と、ちょっとハスキーな声は、我々スタッフたちが考えているヒロインのイメージにぴったりです。スタッフたちはみんな今、『趣里さんにあんなこと言わせてみたい!』『こんな動きをしてもらったら!』と想像してはニタニタと笑顔を浮かべワクワクズキズキしています。そしてきっと、その想像の上をいくヒロイン像を視聴者の方には見ていただけると思います。どうぞお楽しみに!」とメッセージを寄せた。
趣里演じるヒロイン・花田鈴子は戦後の大スター・笠置シヅ子がモデル。鈴子は1914(大正3)年生まれ。大阪の銭湯の看板娘で、おしゃべりで歌って踊ることが大好き。母親譲りのおせっかいで世話好きな性格だが、人助けが裏目にでることも…。憧れの歌劇団に入団した後は、努力を重ね、歌と踊りと愛嬌を武器に大スターへの階段を駆け上がっていく。鈴子は明るい笑顔とまっすぐな心で歌手の道を突き進み、日本中に元気を届けていく。












