『第55回ミス日本コンテスト2023』のファイナリストを決定する大会の一つ「東日本地区大会」が行われ、厳正な審査の末、来年1月に行われる予定の『ミス日本』本戦に出場する地区代表7名が決定した。ファイナリストの一人に選ばれた、青山学院大学　地球社会共生学部　地球社会共生学科　3年・小川聖奈（おがわ・せな）さんは、クラシックバレエや空手にも挑戦するアクティブな21歳。「ミス日本でもっと日本のことを学んで発信したい」と大会挑戦の理由を語った。

　ミス日本に挑戦したきっかけは「2019年と2020年に出場して、準グランプリと水の天使に選ばれた西尾菜々美さんが大学の先輩で、今もずっとお世話になっているんです。西尾さんから大会のことについて教えてもらっていましたし、私自身、海外の方が日本の文化で楽しんでいたり、笑顔になっている様子が凄く好きなので、ミス日本に出場して、もっと日本のことを学んで発信したいなと思って応募しました」と語る。

　「とにかくやりたいと思ったものは迷う前にやっちゃうタイプ」と自己分析。ステージでは一人二役の英語劇を披露。「ちっちゃい頃から英会話を習っていて、特に親が発音に厳しかったので、発音を磨いていくうちに英語自体も好きになって。今もずっと英語の勉強を続けています」と“ネイティブも惚れる英語の発音”を遺憾なく発揮した。

　現在、青山学院大学で「SF映画みたいですよね（笑）」という地球社会共生学部で学ぶ小川さん。「主に東南アジアの地域について学んでいて、タイかマレーシアへの留学が必須の学部なんです。今回大学2年の夏に行く予定だったんですが、コロナと重なってしまって、今は学部でタイ語の勉強をしています」という。

　今後控える、ミス日本の勉強会、日本大会に向けて「まだまだ完璧じゃないですし、これからだと思っているので、勉強会を通していろいろな発見をして、自分を磨いて本番に向けて輝きたいなって思います。将来は、個人と社会を繋げられる発信者になりたいなって思っています」と意気込みを語った。