綾瀬はるか、石原さとみらを輩出した『第45回ホリプロタレントスカウトキャラバン』や、川口春奈・杉咲花・福原遥らに続く未来のスター候補を発掘する『研音ガールズオーディション』、6年ぶりとなる「東宝シンデレラ」オーディション（募集は終了）など、芸能事務所の大型オーディションが目白押しの今夏。オーディションサイト『デビュー』では、“オーディション”を経て芸能界デビューを果たした、先輩スターの【オーディションエピソード】を紹介。今回はSMA所属、MV『沈丁花』DISH//やドラマ『逃亡医F』（日本テレビ）出演などで活躍中の若手俳優・高橋大翔（※「高」は「はしごだか」が正式表記）に、デビューのきっかけや初仕事での思い出、この仕事の魅力、今後の目標などを聞いた。

【ソニー・ミュージックアーティスツ所属／高橋大翔（たかはし・ひろと）インタビュー】

――芸能界に憧れたきっかけは？

【高橋大翔】「小さい頃から目立ちたがり屋な性格だったので、ドラマや映画を見て、僕も憧れをずっと持っていました」

――現在の所属事務所に応募した経緯を教えてください。

【高橋大翔】「母が僕に何も言わず応募していました。高校１年生の時に、母に『事務所の一次選考に受かった』と急に言われ、初めは何のことか分からずとてもびっくりしたのですが、ずっと憧れはあったのでやってやろうという気持ちになりました。ただ、母はどうせ受からないと思って、僕に芸能界を諦めさせるために応募したらしいです(笑)」

――応募書類では、特にどんなことをアピールしましたか？

【高橋大翔】「母いわく、飾らない自然体の写真を送ったらしいです」

――面接審査ではどんなことをアピールしましたか？

【高橋大翔】「堂々としていようとは思っていました。歌唱審査のときに途中で歌詞が飛んでしまったんですけど、『ラ〜ラ〜』で歌いきったり、特技で披露したけん玉も失敗しましたが、『今のはリハーサルです！』と言ってもう一回やって成功したり、内容はグダグダでしたけど、これはこれで目立ててラッキーだと思っていました」

――芸能界デビューを掴み取るまでに、どんな努力や準備をしていましたか？

【高橋大翔】「これといった準備はしていませんでした。受かってからのことばかり考えていて、自分は受かるしかないと気持ちを奮い立たせていました」

――デビューして一番驚いたことはどんなこと？

【高橋大翔】「カッコ良くて、綺麗な方が本当にたくさんいることです。撮影やオーディションに行く度にびっくりします。だからこそ、見た目だけじゃなくて、いかに人と違うところを見つけられるか、表現できるかが大事だと思います」

――初めてのお仕事での思い出や印象に残っていることは？

【高橋大翔】「初めての仕事はCM撮影でした。事務所に所属してすぐにオーディションで勝ち取れて、メインだったこともあり緊張していましたが、マネージャーさんに色々と教えていただきながら、楽しく終わることができました。クランクアップで花束を貰ったときは本当に嬉しかったですし、このお仕事が大好きになりました」

――この仕事の楽しさ・魅力をどんなところに感じていますか？

【高橋大翔】「非日常を体験できるということです。カメラで撮られ、スポットライトが当てられたお仕事ということもあるのですが、役を通して色んな人の生き方を経験できたり、素敵な衣装や、ヘアメイクをしてもらえたりすることはすごくワクワクして刺激的です。あとは、たくさんの方と一生懸命作り上げたもので人の心を動かすことができる、人から評価してもらえることはすごく嬉しいです」

――逆に大変だなと感じていることは？

【高橋大翔】「オーディションや撮影は急に決まることがほとんどで、常にスケジュールを空けておけるようにしたいので、遠い予定を決めることが難しくて大変です」

――所属事務所はどんな雰囲気ですか？

【高橋大翔】「いい意味で真面目な事務所です。僕達のことを先のことまでよく考えて見て下さるなと思います。社会人としての礼儀や、演技以外での立ち居振る舞いについても教えてくれるので、マネージャーさんは僕からすると先生みたいな存在です。あと、よく事務所の外の人から『ソニーは芝居が上手な子が多いよね』と言われるので誇らしいのですが、プレッシャーでもあります」

――マネージャーさんやスタッフさんからのアドバイスで一番心に残っていることは？

【高橋大翔】「『自分をさらけだして、ありのままでいることが一番カッコイイ』というレッスン講師の方からの言葉です。実際に、演技でも鼻水を垂らしてボロボロ泣いている姿ってめちゃめちゃカッコイイんです。人にどうやって見られているかなんて気にせず、自分を出していこうと強く思えるようになりました」

――これまでで一番影響を受けたものは？

【高橋大翔】「笑福亭鶴瓶さんです。鶴瓶さんが『A-Studio』のある回で、『今まで明日仕事だなと思ったことがない』みたいなことを仰っていて、素敵だなと自分も好きなこと、やりたいことを仕事にして生きていきたいなと思いました」

――最後に今後の夢・目標を教えてください！

【高橋大翔】「直近の目標は、絶え間なく作品に携われるようになることです。あと、日常を切り取ったような今泉力哉監督の『街の上で』みたいな作品に出演したいです」

◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆
「得意なスポーツは水泳・サッカーですが、スポーツ全般なんでも得意です。 今後、待機作は多数あるので、解禁を楽しみにして下さい。また高身長を活かした活動も行いたいと思います。」

【プロフィール】
高橋大翔（たかはし・ひろと）●2000年8月19日生まれ(21歳)、大阪府出身。身長180cm　
2017年ベネッセ進研ゼミ高校講座CMにてデビュー。
その後、LINEドラマ「家族のLINEがしんどいｗ」主演、DISH//「沈丁花」MV出演。
2022年はテレビ東京「鉄オタ道子、2万キロ」・日本テレビ「逃亡医F」出演した。