俳優・中冨杏子が、初の写真集『大人の妄トレ写真集 あんこの間違い探し』を23日に発売する。カメラマンをけいちょん（極楽とんぼ・山本圭壱）が務め、実写版の間違い探しを取り入れた意欲作となっている。

　2020年、新型コロナウイルス感染拡大により舞台公演の中止が続いた時、zoom演劇『オンラインノミ』に出演し話題を呼んだ中冨杏子（あんこ）。2019年の舞台共演をきっかけに、YouTube「極楽とんぼ山本圭壱 けいちょんチャンネル」の年越し生配信に出演。その後も定期的に同番組に出演する中、昨年、番組中に中冨が「写真集を出したい」と発し、山本が“けメラマン”として撮影を引き受けることとなった。

　写真集は「つき合って1年記念の初お泊り旅行」をテーマに撮影。熱海・初島をロケ地に、中冨が恋人と訪れてみたい理想の旅行コースをセレクトした。山本は、あんこの魅力を引き出すべく、あらゆる撮り方を実践。プールやお風呂の撮影の時は、自ら水着を着用し入水。よい角度を見つければ、這いつくばってでもひたすらシャッターを切った。

　この写真集は、実写版の間違い探しを取り入れているのが大きな特徴。すぐに分かるものから、じっくり凝視しなければ見つけられない難易度の高いものまでを混在させており、妄想しながら間違いを探し出すことで、脳トレ効果が期待できる一石二鳥の一冊となっている。

■中冨杏子コメント
この度、写真集を出す運びとなりました！すごくすごく嬉しいです。叶うと思ってなかった初めての写真集。20代のうちに出したかった写真集。密かに“いつかは…”と思っていたものの、まさかこうして実現する日が来るとは夢みたいです。私の人生の中で大切な宝物となりました。

子役から活動してきた中で、ここ数年「何か形として残したい」と漠然と思っていました。ご縁があって、極楽とんぼの山本圭壱さんと舞台で共演させていただき、その後YouTube「けいちょんチャンネル」に呼んでいただきました。「写真集を出したい！」という私の思いを圭壱さんが快く引き受けて下さりここまでくることができました。

1泊2日の撮影は、本当に本当に楽しくて…今でも思い出すとニヤニヤしちゃいます（笑）。最初は緊張や照れでなかなか上手くいかずで大苦戦…。そんな時、撮影に来ていただいていた初代ミニスカポリスの大原がおりさんに、ポーズの作り方や魅せ方などアドバイスをしていただき、大胆なポーズにも挑戦することができました！本当に感謝でいっぱいです。海に入るカットがあるんですが、2月末の撮影ということもありかなり寒く…圭壱さんに喝を入れていただきながら寒さを乗り越えられました。

私のお気に入りのカットは、温泉でバスタオルを巻いて寝転がっているショットです！私自身、色気とか艶っぽさとかないと思っていたのですが「あ、あるのかも」と感じた1枚です。 泡を塗りたくった撮影も新鮮で楽しかったです！

テーマは「つき合って１年記念の初お泊り旅行」。さまざまなシチュエーションで撮っているので、一緒に旅行にきている気分を味わっていただき、想像…いや“妄想”しながら見ていただけたら嬉しいです！そして、この写真集はタイトルにもある通り、間違い探しが盛り込まれています！簡単なものから、じーっと見ないと分からない難しいものまであるので、見つけた時のスッキリ感を沢山味わってくださいね！

私も実際に間違い探しやったのですが、1度コンプリートしたはずのページも しばらく経つと「あれ？どこだったっけ…」ってなっちゃうくらい何度も何度も新鮮な気持ちで楽しんでいただける1冊になっています！見つけて、探して、スッキリしてください！まだまだ未熟な私ですが、この一冊を通してもっともっと好きになってもらえたら嬉しいです！

【中冨杏子プロフィール】
1993年11月5日、福岡県生まれ。舞台「市川海老蔵襲名披露6月博多座大歌舞伎『助六由縁江戸桜』」で子役デビュー。18歳で上京し、舞台を中心にさまざまな作品に出演している。2019年の舞台『悪い女に札束を〜銀座・女たちの過去〜 』にて、山本圭壱と初共演。2020年には、コロナ禍のためオンラインにて実施したzoom演劇『オンラインノミ』に出演し話題となる。

■けいちょん（極楽とんぼ・山本圭壱）コメント
「私のポロリもあるとかないとか…。とにかく私のけメラマンデビュー作です。ビジネスチャーンス！あんこちゃんのあんこがーーーー！！あれー！あらららららー！」

【けいちょん（山本圭壱・極楽とんぼ）プロフィール】
1968年2月23日、東京都生まれ。極楽とんぼとして、また、吉本坂46としてなどさまざまなジャンルで活動。2019年に開設した『極楽とんぼ 山本圭壱のYouTubeチャンネル「けいちょんチャンネル」』をはじめ、テレビやラジオ、配信番組などで活躍。2021年には『けいちょんフェスティバル「けェス」』を開催し注目を浴びる。その後、継続的に開催している。本書では、“けメラマン”として写真家デビューを果たした。