設立38年のアマチュア写真団体・湘南女性写真研究会が主催する「2022年度 第36回ミス湘南コンテスト」が4月29日に開催され、11名の第36代ミス湘南が誕生。グランプリには神奈川県出身の29歳・八嶋乃々華（やしま・ののか）さんが選ばれた。

　グランプリの八嶋さんは、身長158cm、B87・W63・H89のスタイルで、グラビアを中心に幅広く活動。ファスナーが温度計、気温が上がっても下がっても、着ている服のファスナーが下がる「ファスナー天気予報」という独自のお天気予報を6年以上SNSで更新中。2020年から芸能活動を開始、芸能事務所のリクエンターテイメントに所属する一方、フリータレントとして個人でも活動を行っている。審査員は「モデルとして充分な経験があり、また湘南に対する思い入れも強く、審査員との面接でも非常にしっかりとした受け答えが高い評価を獲得しました」と選考のポイントを語った。

　「今までミスコンなどは、縁遠いものだと思い、ほとんど受けたことがなかったのですが、『第36回ミス湘南』募集の記事をデビューで見て、応募資格を見たら年齢的に今年がラストのチャンスであることに気付き、自身が湘南出身ということもあり、ミス湘南にチャレンジしてみたいと日に日に思うようになり、応募させていただきました」と志望動機を語る八嶋さん。

　そして「2022年に私自身のファースト写真集『ののか日和』を、湘南の出身にこだわって鎌倉七里ガ浜で撮影し制作したこともあり、湘南の代表として、1年間活動していけたらと思っています！出身地の湘南でミス湘南として活動できる事、本当に嬉しいです！ たくさんのポージング、表情作りをできるように頑張ります！ ミス湘南メンバーの皆様と楽しい時間を過ごしたいです。1年間よろしくお願いいたします！」と、「湘南」へのこだわりと熱い意気込みを語った。

　グランプリの宣材撮影を行ったカメラマンは「八嶋乃々華さんは、今回のオーディションの中で一番動きがしっかりしていた子だと思います。動きのバリエーションも多く、要所要所をしっかり決めてくるので、撮影がとてもしやすかったです。撮影していて飽きない子だと思います。そして、ポージングがビシビシ決まる印象があり、レッスンをしっかりやっている印象を受けます。履歴書から読み取れますが、写真集を出すなど、経験も豊富なので、問題なくやっていけると思います」と太鼓判を押した。

　グランプリに選ばれた八嶋乃々華のほか、準グランプリには松尾春佳（まつお・はるか）さん、ベストフォトジェニックには中森れん（なかもり・れん）さん、そしてミス湘南フォトジェニック8名が選ばれた。今後、ミス湘南は一般公開の水着大撮影会、伊豆撮影会、浴衣撮影会、沖縄撮影会等の撮影会に出演しするなどの活動を行っていく。