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2022/02/09 20:31
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』キジブラザー役は元銀行員の33歳・鈴木浩文、「ようやく恩返しできるきっかけを掴んだ」と感極まる
3月6日スタートの新たなスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズ』の制作発表会見が9日、オンラインで開催され、メインキャストがお披露目された。キジブラザー/雉野つよし役を演じるのは、銀行員から役者の道へ進んだ異色の経歴を持つ33歳の俳優・鈴木浩文。ドンブラザーズキャスト5人の中で最年長となる鈴木は、「ようやく恩返しできるきっかけを掴んだかな」と喜びをかみしめた。
スーパー戦隊シリーズ第46作目となる『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、『特命戦隊ゴーバスターズ 』(2012〜13年)以来10年ぶりに"ジャー"がつかない作品となっており、モチーフになるのは誰もが知っている昔話『桃太郎』と、革新的なスーパー戦隊シリーズとなる本作では、ドンモモタロウ(レッド)が、お供のサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、オニシスター(イエロー)と一緒に、強大な敵に立ち向かっていく姿を描く。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のキャストには、ドンモモタロウ/桃井タロウ役の樋口幸平をはじめ、サルブラザー/猿原真一役に別府由来、オニシスター/鬼頭はるか役に志田こはく、イヌブラザー/犬塚翼役に柊太朗、キジブラザー/雉野つよし役に鈴木浩文が決定。
ドンブラザーズの敵となる脳人(のうと)のキャストには、ソノイ役に富永勇也、ソノニ役に宮崎あみさ、ソノザ役にタカハシ シンノスケ、そして主人公・桃井タロウの育ての親・桃井陣役を和田聰宏が演じる。さらに、現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』でゼンカイザー/五色田介人役を演じている駒木根葵汰が、本作にもゼンカイザーブラック/五色田介人役として出演することが明らかとなった。
大学卒業後に銀行員として就職した後、俳優の道に進むことを決意し上京。現在はドラマや映画等で活躍しつつ、CoZaTo×という演劇ユニットや1億再生回数突破のTikTok「ごっこ倶楽部」のメンバーとしても活動するなど、今年さらなる活躍が期待される鈴木。
出演が決まった時の心境を聞かれると、「嬉しさよりもこれまでお世話になった人たちにようやく恩返しできるきっかけを掴んだかもと思いました」と述べ、「銀行員を辞めて芸能の道に行くと決めたとき、両親も『フミの好きな人生にしたらいいよ』と送り出してくれたし、『出世払いでいいから』とご飯をおごってくれた友達、『頑張れよ』という手紙と一緒に段ボールで物資を送ってくれた地元の人たちに、ようやくちょっとでも恩を返せるかなと思って、それがすごく嬉しかったです」と感極まるひと幕も。
鈴木が演じる雉野つよしは、平々凡々たる生活を送る、33歳の妻帯者という役どころ。演じる役について、鈴木は「それこそ会社員をずっとやっていて、ようやくスーツを脱いでお仕事できると思っていたら、またスーツを着ることになってしまいまして。自分ではスーツはあまりに合わないって思っていたんですけど…」とやや困惑気味。そんな鈴木に対し、最年少で鈴木とは16歳差という志田が「似合ってますよ!」と笑顔で絶賛すると、即座に「嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべていた。
【番組概要】
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
3月6日スタート 毎週日曜 午前9:30〜 テレビ朝日系
■イントロダクション
リア充な女子高校生・鬼頭はるかは、突然不幸のどん底に突き落とされた。
時を同じくして、街には人間の欲望を良しとしない謎の組織「脳人(のうと)」 が欲望を持つ人間の消去し始めた…。
不幸のどん底で消沈の鬼頭はるかの顔に突然謎のサングラスが装着され、異次元空間が見えるようになったその途端、異空間に吸い込まれ中年の男・桃井陣に会う 。
陣から「君には仲間がいる。まずは"桃井タロウ"を探し出し、彼の前で跪くのだ」と指令を受ける。
桃井タロウとはいったい誰? いったい何処に?
そして他の仲間とは?
続発する「脳人」の人間消去。
鬼頭はるかは"桃井タロウ"や仲間たちを探し出し、人々を「脳人」の脅威から救えるのか?!