ニュース
2022/02/09 17:14
新戦隊『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』制作発表会見、主演・樋口幸平らキャスト陣お披露目
3月6日スタートの新たなスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊(あばたろうせんたい)ドンブラザーズ』の制作発表会見が9日、オンラインで開催され、主演を務めるドンモモタロウ/桃井タロウ役の樋口幸平らキャスト陣がお披露目された。
『特命戦隊ゴーバスターズ 』(2012〜13年)以来10年ぶりに"ジャー"がつかない作品。モチーフになるのは誰もが知っている昔話『桃太郎』と、革新的なスーパー戦隊シリーズとなる本作では、ドンモモタロウ(レッド)が、お供のサルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、キジブラザー(ピンク)、オニシスター(イエロー)と一緒に、強大な敵に立ち向かっていく姿を描く。
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』のキャストには、ドンモモタロウ/桃井タロウ役の樋口をはじめ、サルブラザー/猿原真一役に別府由来、オニシスター/鬼頭はるか役に志田こはく、イヌブラザー/犬塚翼役に柊太朗、キジブラザー/雉野つよし役に鈴木浩文が決定。
ドンブラザーズの敵となる脳人(のうと)のキャストには、ソノイ役に富永勇也、ソノニ役に宮崎あみさ、ソノザ役にタカハシ シンノスケ、そして主人公・桃井タロウの育ての親・桃井陣役を和田聰宏が演じる。さらに、現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』でゼンカイザー/五色田介人役を演じている駒木根葵汰が、本作にもゼンカイザーブラック/五色田介人役として出演することが明らかとなった。
主演を務める樋口は、「桃井タロウという役をいただいて、最初はすごく不安もありました。スーパー戦隊シリーズという作品の中で、自分がレッドとしてこの舞台に立っているということが、足が震えるくらい緊張もしていますが、すごく嬉しいです」と挨拶。サルブラザー/猿原真一役の別府は、自身が演じるキャラクターについて、「とても頭がよく博学で、近隣の人からは教授と飛ばれているキャラクターで、みんなの良き相談相手にもなる人物です」と述べ、「しかし、とても癖のあるキャラクターなので、その癖をみなさんに楽しんでいただけたら」とコメント。
キャスト最年少・17歳の志田は「観てくださっている方に元気を与えられるような、そんなカッコイイヒーローになれるよう、1年間暴れまくって頑張ります!」と満面の笑みで意気込みを語る。
イヌブラザー/犬塚翼を演じる柊太朗は、「これまでの45作品に恥じぬよう、キャストのみんな、スタッフさんと、そして観てくださっている皆様と新しい戦隊を作っていけたらいいなと思います」と決意を明かすと、キジブラザー/雉野つよし役の鈴木も「僕たちが46作品目のヒーローです。でも、僕たち次第では、47作品目のヒーローが埋まれないかもしれないので、そうならないように、みんなで力を合わせて、過去の先輩ヒーローたちの顔に泥を塗らないように、そして47作品目の後輩ヒーローたちのためにも、希望を与えられるような戦隊にしていきたいと思います」と作品への熱い想いを語った。
また、この日の制作発表会見では主題歌情報も解禁され、『俺こそオンリーワン』を歌唱するMORISAKI WINも登場した。
【番組概要】
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
3月6日スタート 毎週日曜 午前9:30〜 テレビ朝日系
■イントロダクション
リア充な女子高校生・鬼頭はるかは、突然不幸のどん底に突き落とされた。
時を同じくして、街には人間の欲望を良しとしない謎の組織「脳人(のうと)」 が欲望を持つ人間の消去し始めた…。
不幸のどん底で消沈の鬼頭はるかの顔に突然謎のサングラスが装着され、異次元空間が見えるようになったその途端、異空間に吸い込まれ中年の男・桃井陣に会う 。
陣から「君には仲間がいる。まずは"桃井タロウ"を探し出し、彼の前で跪くのだ」と指令を受ける。
桃井タロウとはいったい誰? いったい何処に?
そして他の仲間とは?
続発する「脳人」の人間消去。
鬼頭はるかは"桃井タロウ"や仲間たちを探し出し、人々を「脳人」の脅威から救えるのか?!
▼主な登場人物
■暴太郎戦隊ドンブラザーズ
【ドンモモタロウ/桃井タロウ(ももい・たろう)】演:樋口幸平(ひぐち・こうへい)嘘がつけない。生まれながら嘘をつく機能に欠けている、21歳の青年。赤ん坊の頃、桃型のカプセルに乗って人間界にやって来た。カプセルを拾った男(陣)の元ですくすくと育ったが、わけあって家出。今は宅配のバイトをして一人暮らしをしている。桃井タロウがアバターチェンジするドンモモタロウは剣術が得意。
【サルブラザー/猿原真一(さるはら・しんいち)】演:別府由来(べっぷ・ゆうき)
几帳面で博学な風流人、21歳男性。近隣の人々からは教授と呼ばれ、良き相談相手になっている。シャーロックホームズのような鋭い観察眼で相手を分析するのが得意。猿原真一がアバターチェンジするサルブラザーはパワーが持味。
【オニシスター/鬼頭はるか(きとう・はるか)】演:志田こはく(しだ・こはく)
マンガ家志望、17歳の女子高校生。漫画賞を受賞し栄光をつかみかけるが、戦士になったことでご破算になってしまう。今は女性刑事の叔母とふたりで暮らしている。鬼頭はるかがアバターチェンジするオニシスターはトリッキーな動きが持味。
【イヌブラザー/犬塚翼(いぬづか・つばさ)】演:柊太朗(とうたろう)
現在、指名手配中の逃亡者、24歳の男性。皮肉屋の嫌われ者、他人を信用せず、利己的。謎の罪を着せられ、逃亡しながら真犯人を探している。犬塚翼がアバターチェンジするイヌブラザーは身長100cm、俊足が持味。
【キジブラザー/雉野つよし(きじの・つよし)】演:鈴木浩文(すずき・ひろふみ)
平々凡々たる生活を送る、33歳の妻帯者。他のメンバーと違って失うものがない。自分の夢を持てない彼は妻の夢に賭けている。雉野つよしがアバターチェンジするキジブラザーは身長220cm、空中戦が得意。
【ゼンカイザーブラック/五色田介人(ごしきだ・かいと)】演:駒木根葵汰(こまぎね・きいた)
はるかがアルバイトをしている喫茶店「どんぶら」のマスター。『ゼンカイジャー』の主人公に酷似しているが全く違うキャラ。ドンブラザーズをサポートする。
【桃井陣(ももい・じん)】演:和田聰宏(わだ・そうこう)
タロウを拾って育てた養い親。以来、なぜか年を取らない。何らかの罪を着せられてバーチャル刑務所に収監中だが、アバターとして各所に出没することができる。不思議なサングラスを配り、タロウにかしづくお供として4人を集める。
■脳人(のうと)
【ソノイ】演:富永勇也(とみなが・ゆうや)
非常に穏やかで優雅な物腰である男。絵画鑑賞が趣味。
【ソノニ】演:宮崎あみさ(みやざき・あみさ)
人間界の恋愛なるものに興味を持つ女。
【ソノザ】演:タカハシ シンノスケ
場違いな所で笑ったり泣いたり不気味な男。人間の喜怒哀楽に興味を持つ。