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2021/09/18 12:06
『ドラゴン桜』ヤンキー役で注目の西山潤が初舞台&初主演に挑む、舞台『ヒミズ』が幕開け 9月23日公演の生配信も決定
日曜劇場「ドラゴン桜」のヤンキー・小橋役で注目を集めた俳優・西山潤が初舞台&初主演に挑む、劇団時間制作プロデュース公演第二弾・舞台『ヒミズ』が9月18日(土)に池袋Mixalive TOKYOのTheater Mixaにて開幕。初日公演に先がけて、前日の17日には公開ゲネプロが行われた。
2001年から2003年にかけて「ヤングマガジン」(講談社)にて連載され、2012年には映画化された、古谷実の放つクールな問題作『ヒミズ』を劇団時間制作が舞台化。リアルな人間描写を描き観劇後には重い、苦しい、えぐられるなどの感想が並び話題を呼ぶ劇団時間制作は、今作が初めての原作付きの舞台となる。
主人公・住田祐一役を演じるのは、今作が初舞台であり初主演の若手俳優の西山潤。ヒロインの茶沢景子役には『仮面ライダーエグゼイド』やNHK連続テレビ小説『スカーレット』にも出演し演技力に定評がある松田るか、舞台オリジナルキャラクターのソレ役にはストレートプレイから舞台『刀剣乱舞』など2.5次元舞台まで幅広く活躍している三津谷亮、そしてモロ師岡、木ノ本嶺浩など、実力派俳優が名を連ねている。
初日開幕に際して、劇団時間制作主宰で脚本・演出の谷碧仁からのコメントが到着。
■谷碧仁 コメント
たった今、客席から舞台を眺めております。
どうしても感じざるを得ない。ああ、ここで住田は14年生きてきたんだ。劣悪な環境の中、へこたれず、必死に生きて、しかも目標高く生きてきたんだなと。それだけでもう拍手を送りたい気持ちとなり、そして何より尊敬の念が深まる一方だ。
そして、そこから今作品の1年間が始まるのだ。
彼は今までにない程、多くの人や事柄と出会う。それは彼自身初めての体験である。自分の事を好きだという女性。自分の事を慕ってくれる友人。そして他者との別れ、自分自身との別れ……。
どうか、住田という「一人の14歳」の姿を見届けて頂きたいです。
「正しい」や「間違い」などという縛りではなく、事実として受け止めていただけるよう、最後まで突き詰めていきたいと思います。
劇団時間制作プロデュース公演第二弾・舞台『ヒミズ』は、9月18日(土)〜26日(日)までMixalive TOKYO「Theater Mixa」にて上演。なお、9月23日(木・祝)の昼と夜公演の生配信が決定した。
(C)古谷実・講談社/舞台『ヒミズ』製作委員会