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2021/08/20 12:54
主演・矢田悠祐、高橋由美子、竹内將人、梅田彩佳らが出演 板垣恭一×桑原まこの新作ミュージカル「GREY」12月上演
2021年12月16日(木)〜26日(日)に俳優座劇場にて、日本ミュージカル界大注目のコンビ、板垣恭一(脚本)と桑原まこ(音楽)による初の書き下ろし完全オリジナル新作ミュージカル『GREY(グレイ)』が上演。主演・矢田悠祐をはじめ、高橋由美子、竹内將人、梅田彩佳らキャスト&公演情報が解禁された。
『いつか〜one fine day』『In This House』『Fly By Night』など、上質なミュージカル作品を送り出してきたconSeptのMusical Dramaシリーズ第6弾となる今回は、現代社会を背景にした人の心の闇をについて「社会派エンタメ」を標榜する板垣恭一特有の軽やかなストーリーテリングを桑原まこの体に染み入るような音楽に乗せて送るミュージカル。
一人の若い女性の自殺未遂をきっかけに、登場人物たちがそれぞれの“リアル”について自らに問う物語を描く。
主演の西田藍生(にしだ・あおい)役を務めるのは2.5次元作品からブロードウェイ・ミュージカルまで幅広い才能で活躍する矢田悠祐。西田が構成作家を担当する劇中のテレビ番組「ザ・レジェンド・メーカー」の悪い噂を暴こうとする局員・九条紫(くじょう・ゆかり)役は、アイドル歌手を経てミュージカルのフィールドで早くから活躍してきた高橋由美子が務める。
「ザ・レジェンド・メーカー」がきっかけで自殺を図るヒロインのshiro(しろ)役は、オーディションがきっかけでこの役を掴んだ新星・佐藤彩香が演じる。西田とshiroの友人でカメラマンの羽生金銀(はにゅう・きらり)役を今年『レ・ミゼラブル』のマリウス役で注目を集めた竹内將人が、野心家な美人アナウンサーの室井茜(むろい・あかね)役を、元AKB 48のメンバーで卒業後は着実にミュージカル俳優としてステップアップしている梅田彩佳が演じる。
また『モーツァルト!』のシカネーダー役など、近年の活躍が目覚ましい遠山裕介が演じるのは、「ザ・レジェンド・メーカー」のプロデューサー、久世橙(くぜ・ともる)。そして舞台・テレビドラマなど、幅広いジャンルで活躍するベテランの羽場裕一が、「ザ・レジェンド・メーカー」の発案者である黒岩冬一郎(くろいわ・とういちろう)役を務める。
【公演概要】
conSept オリジナルミュージカル『GREY』
2021年12月16日(木)〜26日(日)
東京都 俳優座劇場
脚本・作詞・演出:板垣恭一
作曲・音楽監督:桑原まこ
出演:
矢田悠祐、高橋由美子
佐藤彩香、竹内將人、梅田彩佳、遠山裕介、羽場裕一
■INTRODUCTION
どうしたら、優しくなれただろうか
そんなつもりじゃなかったのに・・・と後悔する出来事の一つや二つ誰だって思い当たる節はある。
嫉妬、羨望、劣等、欲望、怯え、不安・・・傷つけ突き放す理由なんていくらでも思い当たるのに、自分は違うと蓋をしてしまう。
後悔しているのに、それでもその人をちゃんと認めて、向き合って、寄り添う事が途方もなく難しく感じてしまうときがある。
どうしたら、君に優しくなれただろうか。
これは一人の若い女性の自殺未遂をきっかけに、登場人物たちがそれぞれの“リアル”について自らに問う物語だ。
■SYNOPSIS
リアリティ番組に出演していた新人歌手が自殺した。なぜそれは起きたのかの顛末を、エモーショナルな楽曲に乗せて送る群像ミュージカル。
藍生(あおい/矢田悠祐)は小説家志望で構成作家。欠員の出た番組に、学生時代のバンド仲間・shiro(しろ/佐藤彩香)を推薦する。同じくバンド仲間だったカメラマン金銀(きらり/竹内將人)はそんな展開を喜びつつも心配げ。番組プロデューサー橙(ともる/遠山裕介)や、局アナの茜(アカネ/梅田彩佳)に可愛がられ、shiroはたちまち人気ものになる。しかし番組スポンサーの一押しタレントより目立ち過ぎるという問題が起きる。
一方、テレビ局の報道局員、紫(ゆかり/高橋由美子)はshiroに別の思いを持っていた。彼女は三年前に交通事故で亡くした娘みどりと似ているのだ。紫の別れた夫で、番組を作った広告代理店の局担当、黒岩(羽場裕一)は番組存続のためshiroの人気を下げる命令を現場に下す。皮肉なことにその責任が藍生に回って来ることで、物語は動き出す。