深川麻衣主演、熊澤尚人監督がタッグを組み、深川の所属芸能プロダクション・株式会社テンカラットの25周年企画として、高良健吾、香里奈、井浦新らの実力派キャストの出演で制作された映画『おもいで写眞』が、Blu-ray&DVD化決定。8月25日に発売となる。

　映画『おもいで写眞』は、『虹の女神』『君に届け』などのヒット作品に加え、近年『ユリゴコロ』、『ごっこ』など人間の深層心理に肉簿した作品で新たな境地を見出した、監督熊澤尚人が、「人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ」を繊細に紡いだ小説「おもいで写眞」(幻冬舎文庫)を映画化。

　主演はスマッシュヒットを記録した『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演作となる深川麻衣。NHK連続テレビ小説「まんぷく」、映画『愛がなんだ』、『空母いぶき』などの話題作に出演。乃木坂46としてのキャリアを超えた女優としての知名度だけでなく、おっとりとした雰囲気や滲み出る優しさの中にある繊細さや強さは、女優として唯一無二の個性として輝いている。

　そして共演には、深川麻衣と初タッグとなる高良健吾のほか、香里奈、井浦新などの実力派が揃い、さらに、古谷一行や吉行和子など、日本を代表する俳優陣が出演する。

■『おもいで写眞』あらすじ。
「素敵な思い出のある場所で写真を撮ります」遺影の代わりに結子が企画した＜おもいで写真＞が大人気に。それは明日からが楽しくなる＜魔法のような写真＞だったー
たった一人の家族だった祖母が亡くなり、メイクアップアーティストになる夢にも破れ、東京から富山へと帰ってきた音更結子。祖母の遺影がピンボケだったことに悔しい思いをした結子は、町役場で働く幼なじみの星野一郎から頼まれた、お年寄りの遺影写真を撮る仕事を引き受ける。初めは皆「縁起でもない」と嫌がったが、思い出の場所で写真を撮るという企画に変えると、たちまち人気を呼ぶ。ところが、あるひとの思い出が嘘だったとわかり、その後も謎に包まれた夫婦や、過去の秘密を抱えた男性からの依頼が舞い込む。怒って笑って時に涙しながら成長してゆく結子の毎日は、想像もしなかったドラマを奏でてゆく──。