『第53回ミス日本コンテスト2021』が22日、都内で行われ、2021ミス日本「海の日」に群馬県出身、明治学院大学社会学部2年・吉田さくらさん（よしだ・さくら／20歳）が選ばれた。

　吉田さんは10年間続けたトランペット演奏、そして幼少期から触れてきた茶道で、表現する喜びを培ってきたという。また高校時代には教育格差問題に取り組むNPOで活動し「声なき声を汲みとり発信する」新聞記者になりたいという夢を持ったという。

　質疑応答では、日本舞踊の扇を使って表現する課題に「星を扇に映しました」と回答。「夜の星だけでなく、昼間の明るさの中にも確かにある星を表現し、真実を見極められる女性になりたい」としっかりとした口調で意志を示した。

　なおグランプリに大阪出身の関西学院大学4年・松井朝海さん（まつい・あさみ／22）、「水の天使」に東京出身の青山学院大学2年・嶺百花さん（みね・ももか／20）、「みどりの女神」「ミス着物」に神奈川出身の慶應義塾大学3年・小林優希さん（こばやし・ゆうき／21）、「ミススポーツ」に兵庫出身のパフォーマー・高垣七瀬さん（たかがき・ななせ／22）が選出された。