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2021/01/19 19:01

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《芸能プロ・イチ押し女優インタビュー》斉藤来実「10キロ減量してオーディションに挑戦しました」

レイ・グローエンタテインメント所属:斉藤来実
レイ・グローエンタテインメント所属:斉藤来実

 コロナ禍のなか2021年がスタート。苦境に立たされているエンタテインメント業界のなかでも、希望を持ち、自分の夢に向かって駆け出している若手女優たちがいる。2018年に行われた「夏の特別オーディション」をきっかけにレイ・グローエンタテインメントに所属した斉藤来実にインタビュー。デビューのきっかけから、オーディションのエピソード、所属事務所のサポート、転機となった仕事、将来の夢について話を聞いた。今、夢を持って頑張っている若者に、刺激や参考にしてもらいたい。

■斉藤来実インタビュー【2018年の夏の特別オーディション合格】

――そもそも芸能界に興味を持ったきっかけは?

「小さいころからテレビっ子で、ドラマや映画を何時間も見ていて、私も将来こういうお仕事がしたいなってぼんやりと考えていたんですが、でもそこから何か行動するでもなかったんです。そして大学生になって、自分は何をしたいんだろうって考えたときに、小さい頃の“役者さんになりたい”という気持ちが浮かんできて、チャレンジしてみようと思ったんです」

――そこから事務所への応募に一歩踏み出す時にはどんなことを考えましたか?

「そのときは、今より10キロぐらい太っていて、このまま受けてもきっと受からないだろうし、周りも応援してくれないだろうなって思ったので、まずは10キロ減量しました。そして事務所のこともたくさん調べて、準備を万全にしてから、家族にオーディションを受けたいんだということを話したら、“頑張ってるんだからやってみな”って、努力を認めてくれて、反対されることなく応援してくれました、もし10キロ太ったまま、何も努力せずにただなりたいって言っていたとしたら、応援してくれていたかどうか分からないですね」

――オーディションを受けたときの事務所の印象は?

「それまでほとんどオーディションを受けてこなかったので、一人で兵庫から新幹線に乗って来る間も心臓がバクバクしていました。でも会社のスタジオに入ったとき、スタッフの皆さんがあたたかい目で見守ってくださって、審査というピリピリした雰囲気というよりは、アットホームな感じだったので、私も緊張をほぐしてもらって面接に臨めたと思います」

――実際に面接ではどんなことをアピールしましたか?

「自己PRでは、小さいときの想いを行動に移せなかったけど、今からでも頑張ろうと思ってここに来ましたとお伝えしました。そしてジュニアクラブに所属して12年間器械体操をしていたので、アクロバットができることも強みだと思っていたので、アピールしました」

――レイ・グローエンタテインメントに所属を決めた理由は?

「この事務所に来た時に、直感で“いいな”って思ったことがあって。最初に安心感もあったんですが、オーディションを受けて帰ろうとしたとき、社長に“合格だよ”って言っていただけたんです。まさかその場で合格をいただけるとは思っていなかったんですが、自分の直感を信じてみようかなって思ったんです」

――CMへの出演も多いんですが、ほとんどオーディションでチャンスを掴んでいるんですね。オーディションを重ねるなかで学んだことは?

「欲張りなので、最初のころはオーディションで自分が持っている以上のものを出そうとしてしまう時があって。そうなると空回りして、結果がついてこないことが多かったんです。事務所スタッフの皆さんが“頑張るんじゃなくて、楽しんできて”っていつも言ってくださるので、今は気負わずに楽しもうと思いながら臨めています。ちゃんと準備して、今自分ができることを楽しんで出し切ったほうが、仕事に繋がる、そう思うようになってからオーディションの合格率が上がったような気がします」

――特に印象に残っているお仕事はなんですか?

「昨年5月頃にオンエアされたダイハツさんのタントカスタムCMでメインをやらせていただきました。撮影が兵庫の地元で、ロケ地も実際に車で走ったことがある場所だったので、ご縁があったのかなって思うと、気持ちにも余裕が出来て、その場所にも緊張をほぐしてもらいました。そしてやっぱりメインともなると、撮影で私を中心に皆さんが動いているので、責任感は芽生えましたね」

――CMで大物女優さんのスタンドインを経験することも多かったとか。

「勉強のためにということで、ドラマで主役をなさっている女優さんのスタンドイン(カメラのリハーサルなどで代役を務める俳優)を担当させていただきました。実際に女優さんの演技を生で見ると、想像の何倍も表現力が凄いと思いましたし、まったく同じシチュエーションで自分の演技と大物の女優さんの演技を比べられることって、めったにない思うので、すごくいい経験になったと思います」

――今年はドラマ24『バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間』(テレビ東京)にも出演するそうですね。

「今回テレビ東京さんのドラマに出演させていただいて、いままでCMへの出演が多かったので、ドラマの現場にワクワクした気持ちで向かったんですが、皆さん動きが早くて、トントントンって撮影が進んで行くので、付いていくことで精一杯でした。でもそのスピード感を体験することができたのは収穫でした。次の機会には、必死になって付いていくのではなくて、ちゃんと作品と一緒に進めるようになりたいって思いました」

――事務所に所属してから約1年半。さまざまなことを経験しましたが、今後はどんなことに挑戦したいですか?

「お芝居が大好きなので、ドラマや映画にたくさん挑戦したいです。自分に近い人物像だけではなく、自分と真逆の性格だったり、今まであまり関わってこなかったタイプの人の役にもすぐに対応できるようなスキルを身につけたいです。そして、朝ドラのオーディションに挑戦して出演を勝ち取りたいと思っています」

――アクロバットもできますし、建築の製図も特技だとか。

「今でも自由開放している体育館に行って身体を動かしたり、家の周りを走ったり、筋トレしたりしています。そこは強みに出来ればいいなって思っています。あと建築の製図は大学で学びました、製図をして模型に起こしたり、洋服や家具を作ったり、生活に関わるモノづくりを専攻していて、CADも使えます。そういう特技も女優業に活かせればいいですね」

――今後、俳優を目指して事務所のオーディションに挑戦しようと考えている人の、背中を押すようなエールをいただけますか?

「私もたくさん悩みましたが、少しでもやりたいという気持ちがあれば、ぜひ挑戦してほしいなって思います。挑戦することで、苦しい想いや悔しい想いをたくさんすると思うんですけど、そういう気持ちもエネルギーにして、夢に挑戦してほしいと思います」

■斉藤来実プロフィール
1997年11月22日生まれ、兵庫県出身。
身長:156cm.
趣味:映画鑑賞、お菓子作り
特技:機械体操、トランポリン、建築の製図

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