数々のヒット作を手掛けてきた脚本家・野島伸司が総合監修を務める「本物俳優主義」のアクターズスクール『ポーラスター東京アカデミー』。同校で特待生として学んだ奈緒は、現在人気女優としてドラマや映画、CMで活躍中だが、彼女に続く生徒たちもチャンスを求めてレッスンに励んでいる。現場に直結した俳優育成の実績が業界内でも注目される『ポーラスター東京アカデミー』で学ぶ生徒たちに話を聞く。

■『ポーラスター東京アカデミー』インタビュー／河原あずささん。

――女優を目指したきっかけは？

「幼稚園のころに知り合いの出演している市民ミュージカルを観て、私も同じ場所に立ちたいと思ったのが最初です。小学3年生から4年間ぐらい市民ミュージカルに出演して、それが楽しかったので漠然と将来女優になりたいと思っていました。そして、高校の時に初めて東京でプロの舞台を観て感銘を受けて、一から芝居の勉強をしたいと思って演劇を学べる大学に進学したんです」

――そこからポーラスターに進んだのは？

「大学では演技の実習もありましたし、学生劇団として小劇場にも出演していました。でも本当にプロの女優を目指すなら、現状に満足していたら危ないなって思って、自分に活を入れるためにも、芝居を学べる場所を検索しました。そのときにポーラスターのサイトで、野島伸司さんの『君は何者か？』という言葉を見て、“私は何者でもない。何かになりたい”って思って、ここを選びました」

――ポーラスターのレッスンを受ける中で発見したことや、成長できたことは？

「お芝居って繊細で、相手やその瞬間ごとに変わっていく感覚的なものだと思うんですが、そのお芝居を、同じ目標を持った人たちと、週に1回でも一緒にやれる機会があるというのは貴重な機会だなと思っています。講師の方のアドバイスが的確で、それぞれに合った演技指導をしてくださるので、感覚的でフワッとしていたものが、ハッキリくっきりして、確実に自分の中に備わったと思います」

――そのなかでも印象に残っているレッスンは？

「相手とセリフでキャッチボールをする、その場の空気を大事にするということが、最初はどうしたらいいかわからなかったんですが、講師の方のアドバイスを受けて、最終的にたどり着くことができました。ずっとミュージカルをやってきて、お芝居の勉強は大学に入ってからだったので、今一つつかみ切れていなかったんですが、実践のなかで学ぶことができました」

――ポーラスターは、レッスン中からオーディションや仕事の案件が与えられますか、ここで学んだことが実際の現場で役に立ったと感じたことはありますか？

「WEB CMで映像作品の現場を初めて経験したんですが、事前にプロットを渡されて頭に入れて行っても、実際の現場では全然違っていて、指示されたことをその場ですぐにできなきゃいけないんです。これまでは演劇が中心で、稽古を積み重ねて作ることに慣れていたんですが、ポーラスターでの、台本をもらって10分で覚えて、いろいろなアイデアをすぐに出して演じるというレッスンが役に立ちました。自分の中でもいくつかのアイデアを準備して持っていくという心構えや、それを予測する力もつけていたので」

――ポーラスターに通うことのメリットを教えてください。

「レッスンをしながら仕事やオーディションの案件をいただけるのが一番ですが、誰にでも気軽に相談できる環境が整っているというのがいいところだと思います。スタッフや講師のみなさんが気さくな方ばかりで、レッスンが終わった後に、分からないことや、悩んでいることを相談できるんです。演技以外のことでも“私、パッとしないんですけどどうしたらいいですか”（笑）みたいなことも、親身になって相談に乗ってくれるので」

――今達成したい目の前の目標と、将来実現したい夢を教えてください。

「以前、実際のオーディションを想定した形式のレッスンのとき、“喋ると残念だね”って言われたんです。だからこれからは演技以外に普段の自分の内面も磨いていきたいと思っています。そして将来は、作品の脇をしっかりと固めるバイプレイヤーになりたいと思います。そして元々舞台が好きなので、映像と舞台の両方で活躍するのが夢です」

――最後に、これからポーラスターへの入学を考えている人にメッセージを。

「私も何度も気になってサイトを見ていたんですが、なかなか応募する勇気がなかったんです。結果、もっと早く入っていればよかったと思っているので、迷っていたらぜひ、一歩踏み出してみてほしいです」

現在『ポーラスター東京アカデミー』は特待生オーディションの募集を行なっている。公式サイトの応募フォーム（https://psta.co.jp/audition/）からエントリーできる

■河原あずさ（かわはら・あずさ）
1998年9月8日生まれ、広島県出身
CM:2020年ポケモンカードゲーム（ストリンダ―出現編）
2020年プロ・フィッツWeb CM「密着応援篇」（ランナー役／メインキャスト）