数々のヒット作を手掛けてきた脚本家・野島伸司が総合監修を務める「本物俳優主義」のアクターズスクール『ポーラスター東京アカデミー』。同校で特待生として学んだ奈緒は、現在人気女優としてドラマや映画、CMで活躍中だが、彼女に続く生徒たちもチャンスを求めてレッスンに励んでいる。現場に直結した俳優育成の実績が業界内でも注目される『ポーラスター東京アカデミー』で学ぶ生徒たちに話を聞く。

■『ポーラスター東京アカデミー』インタビュー／山下凌生さん

――俳優を目指したきっかけは？

「幼稚園の時に、ウルトラマンか仮面ライダーになりたいって言っていたらしくて、そうしたら、芸能事務所に入れられたのがきっかけで。物心ついたときからずっと芝居というものがそばにあったんです。23歳の手前までその事務所に所属してお仕事をしていたんですが、普通なら社会人一歩手前の年齢になるときに、役者としても売れていない、名前も出てない。僕は役者をやめるべきなのかなって。でも自分は役者をやり切れてないと思ったんです、死ぬほど努力して作品に携わることもできていなかった。そのときに僕はこの事務所のままでいいのかなって考えて。でもほかのどの事務所もいい事ばかりが書いてあって分からなくて。そのときにたまたまポーラスターの広告を見たんです」

――ポーラスターを選んだのはどうしてですか？。

「事務所の所属とレッスンとを並行してできるということなので応募させていただきました。それで社長に会った時に“一回見に来なよ”ってなって。そこである講師の方の稽古を見たときに、ここなんだなって直感的に思いました。ここの稽古を1年受けてダメだったら俳優をやめようって思うぐらい、ここに入りたいと思ったんです」

――レッスンの中で発見したこと、学んだこと、成長できたことは？

「前の事務所のレッスンでは“やっぱり凌は出来るね”って言われていて。そんなに褒められても、オーディションには受からないし、なんの成果も出せてないからモヤモヤし過ぎちゃって。ここの稽古の1回目で芝居を見せたとき、講師の方に“それじゃ商業施設に行けない”って言われたんですよ。それがめちゃめちゃ嬉しくて（笑）。ここの稽古ではキャスティングや演出、監督の方など、役者を裏側から見ている方が教えてくれるのが新鮮で。現場で使える役者を育てることに特化しているので、毎週毎週稽古が楽しみで仕方がないんです」

――ポーラスターに通うことのメリットを教えてください。

「“次にドラマを撮る監督”という第一線の方が見てくれるというのは、役者として上を目指す人にとって幸運すぎること。一番手の、主演の方の芝居を観ている人が僕たちの芝居を見たら、現場に通用するかしないかはすぐに見えるなず。その上で“ウチのドラマでは使えない”とか的確に言ってくれるというのは、すごいなって毎回毎回思います」

――今達成したい目の前の目標と、将来実現したい夢を教えてください。

「この業界にいる方々、世間の人たちに山下凌生という俳優を認知してもらうこと。そのために、芝居力であれ、容姿であれ、なにかしらの要素で実績を出していくというのが直近の目標です。最終的な目標は、稼げる役者になるということで、そのための基準が日本アカデミーの主演男優賞を取ること。それが自分の意志で役者を選んで、やっていてよかったんだって納得できるスタート地点だと思うので」

――最後に、これからポーラスターへの入学を考えている人にメッセージを。

「本気でこの世界で上に行きたい人だけ、入ってくれればいいなって思っているんです。芸能事務所に所属して、安心したい人って結構いて、それだったらポーラスターじゃなくてもいいんじゃないかなって。ここのスタッフも、社長も、どうしてもこの世界で上に行きたいと本気で思っている人なら、ちゃんと見てくれて、応えてくれるところなので」

現在『ポーラスター東京アカデミー』は特待生オーディションの募集を行なっている。公式サイトの応募フォーム（https://psta.co.jp/audition/）からエントリーできる

■山下凌生（やました・りょう）
1996年1月15日生まれ、東京都出身
ドラマ：「ラーメン大好き小泉さん」
ＣＭ：2020年ポケモンカードゲーム（ストリンダ―出現編）
ＭＶ：ロザリーナ、スカイピース