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2020/08/17 12:01
田中圭の生の芝居に心震え役者への道を歩みだした…五十嵐諒<トライストーン・アクティングラボ受講生インタビュー>
小栗旬、田中圭、綾野剛、坂口健太郎、木村文乃など、実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所『トライストーン・アクティングラボ(TSAL)』。ここで学ぶ受講生たちは、様々な境遇を経て、本物の俳優を目指し、本気で芝居を学ぶために集った、熱い心を持った俳優・女優たち。オーディション情報サイト「デビュー」は受講生6人にインタビュー。彼らがTSALと出会ったきっかけ、そして彼らの芝居にかける想いについて聞いた。そのなかの一人、五十嵐諒は、俳優をめざすきっかけとなった田中圭との共演を果たし「田中さんの現場での居住まいや振る舞いを間近で見ることができた濃密で貴重な体験でした」と振り返っている。
TSALは小栗旬、田中圭、綾野剛、坂口健太郎、木村文乃など、実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメントマネージメント部が運営する俳優養成/演技研究所。現場で培ったノウハウと、本格的な講師の指導により、俳優としてのオリジナリティと魅力を光らせるレベルの高いレッスンを、初心者から経験者までに提供している。
TSALからは、ドラマ『あなたの番です』で注目され、現在『私たちはどうかしている』(日本テレビ)出演中の前原 滉、2020年度後期放送の連続テレビ小説第103作『おちょやん』への出演が決定している東野絢香らが続々とトライストーン・エンタテイメントの所属俳優となっている。代表はトライストーン・エンタテイメントと同じく、数々の大作を手がけてきた映画プロデューサー・山本又一朗氏。TSAL在籍中から映画、テレビドラマ、舞台、CMなどに出演するチャンスを設けている。
■五十嵐諒インタビュー
──TSALに入所するまでの経歴を教えてください。
「大学まで地元・仙台で過ごしました。役者を目指すきっかけの1つは、東日本大震災で多くの芸能人の方が地元を勇気付けてくれたこと。自分もこんな影響力のある存在になりたいと思うようになりました。もう1つは人生で初めて観た生の舞台『バブー・オブ・ザ・ベイビー - UNDEAD OR UNALIVE -』。田中圭さんの力強い芝居に心が震えたのを覚えています。TSALで学ぶために上京したのも、この舞台が決め手になりました」
──入所半年で舞台『僕だってヒーローになりたかった』で田中圭さんと共演しています。
「僕のほかにもTSALから選抜されてレッスン生が数人出演しているんです。田中さんは右も左も不案内な僕にもとても親身に接してくれて、以来プライベートでもよくしていただいています。今年は映画『ヒノマルソウル』でもご一緒することができました。こちらはTSALから紹介されたオーディションだったのですが、田中さんの主演映画ということもあり、絶対に受かりたいと気合いが入りましたね。長野県に丸1ヵ月泊まり込みのロケで、田中さんの現場での居住まいや振る舞いを間近で見ることができた濃密で貴重な体験でした」
──芝居未経験からTSALで学んで4年、どんなときに成長を感じますか?
「僕の中でTSALは"失敗する場所"という位置付けです。というのは、芝居のアプローチをいくらでも試すことができるから。僕レベルの役者の場合、現場ではそんな悠長なことはしていられません。できれば一発OKが出せたほうがいい。そういう意味では力量はまだまだですが、芝居の精度は年々上がっているんじゃないかなと現場で感じることが増えています」
──今後の目標を教えてください。
「直近の目標はトライストーンに所属すること。それを目指して上京してきましたから。もちろん役者としての野望はもっと先にありますが、それを実現するためには事務所に入る必要があると思っています。所属には運や出会い、タイミングもあるのでしょうが、少なくとも心から尊敬できる先輩と、心から入りたい事務所と出会えたことはラッキーで、この目標に向かって日々精進しています」
いがらしりょう●1992年6月15日生まれ、宮城県出身。2016年10月入所。映画『帝一の國』、『サムライマラソン』、『リターン』、ドラマ『わたし、定時で帰ります。』、『ストロベリーナイト・サーガ』などに出演。25人のテストジャンパーの1人を演じた映画『ヒノマルソウル』の公開が控える。特技はサッカー(県選抜メンバー)、スノーボード(8年)
現在『トライストーン・アクティングラボ』は2020年秋(10月)スタートのレッスン生を募集中。オーディション日は8月28日(金)29日(土)のいずれか1日。応募の締め切りは8月24日(必着)。申し込みの方法は公式サイトに掲載。またオーディション情報サイト「デビュー」には受講生のインタビューが掲載されている。