主人公・閻魔あい役を玉城ティナが演じる、人気アニメの実写映画化作品『地獄少女』のBlu-ray&DVDが、5月8日（金）にリリースされる。メイキングやインタビューなどの特典映像が詰まったアイテムとなっている。

　同作の主人公・閻魔あいを演じるのは、『Diner ダイナー』『惡の華』と話題の映画への出演が続く玉城ティナ。「地獄通信」を通じて依頼を受けた標的を、「いっぺん、死んでみる？」という“殺し文句”で地獄送りにする閻魔あいを、“人に非ざる”美しさで体現している。

　地獄少女に付き従う“三藁”は橋本マナミ、楽駆、麿赤兒ら個性的なメンバーをキャスティング。さらに森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、藤田富ら、注目の若手演技派俳優たちが大集結している。

　監督をつとめるのは、『貞子 vs 伽椰子』『不能犯』で唯一無二の世界観を確立したホラー界の旗手・白石晃士監督。白石監督の描く暴力的なホラー感覚と、原作の妖しくも見入ってしまう世界観が融合し、美しく最凶の因果応報ダークファンタジーが完成した。

　今回、閻魔あいを演じた玉城ティナと、地獄少女に付き従う三藁の橋本マナミ、楽駆、麿赤兒のメイキング&インタビュー映像。貴重な撮影の裏側や、当時の心境を収めた特典映像の詳細が公開された。

　主演を務めた玉城は、劇中で童謡をアカペラで口ずさんでいるが、「歌詞で見ると知っている歌でも、歌ったことがない歌が多くて緊張しました。童謡って大人になるとなかなか歌わないので（笑）」と苦戦したことを明かす。撮影中、白石監督とイントネーションを確認しながら進めており、「CDを聞いてるときは歌えるんですけど、アカペラになると…（笑）」と試行錯誤する姿を見ることができる。

　特殊メイクが初めてという橋本は、「ハロウィンみたいで楽しいです。歯の浮きだし方がリアル。すごい顔にはなっているんですけど、写真撮りまくりました！」と自身のビジュアルについて大満足の様子。一方「地獄ってだけで好きなんでね。天国少女じゃやらないなあ…」と語る麿は、怒れる車輪の妖怪を熱演。身体の節々を動かし、独特な動きで世界観を彩った。

　そしてオーディションで見事一目連役を射止めた楽駆は「オーディションを受けた時の手ごたえがなくて。マネージャーから連絡があった時はすごく嬉しかったですね」と、白石作品に出演した喜びを明かしている。このほか特典映像の全貌はBlu-ray&DVDをチェック。