石丸さち子が作・演出を務める『ひりひりとひとり』キャスト解禁、鈴木勝吾「こんな時だからこそより響く物語になっている」 | ニュース | Deview-デビュー

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2020/04/22 11:01

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石丸さち子が作・演出を務める『ひりひりとひとり』キャスト解禁、鈴木勝吾「こんな時だからこそより響く物語になっている」

鈴木勝吾
鈴木勝吾

 2020年6月に上演されるS-IST Stage『ひりひりとひとり』の公演情報と出演者が解禁となり、鈴木勝吾や鳥越裕貴らが出演することが明らかとなった。

 本作は、ミュージカル「Color of Life」(作・演出)、舞台「BACKBEAT」(翻訳・演出)、「マタ・ハリ」(翻訳・演出)などを手掛ける「石丸さち子」が作・演出し、音楽家・森大輔の生演奏で贈る舞台演劇作品。2020年6月11日(木)〜21日(日)まで、東京・よみうり大手町ホールにて上演。

 そしてこの度、キャストが解禁され、ミュージカル『憂国のモリアーティ』(主演)等に出演の鈴木勝吾、ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『文豪ストレイドッグス」(主演)等に出演の鳥越裕貴、元乃木坂46で、ミュージカル「少女革命ウテナ」(主演)やKERA CROSS『グッドバイ』等に出演の能條愛未、元NGT48で、三谷幸喜作の舞台「罪のない嘘〜毎日がエイプリルフール〜」に出演の菅原りこ、「『GANTZ:L』ACT&ACTION STAGE」(主演)、音楽劇「ロード・エルメロイII世の事件簿 ?case.剥離城アドラ-」等に出演の百名ヒロキ、第25回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞。舞台・テレビ・映画と幅広く活躍する佐藤誓の出演が決定。

 また、今回の舞台は、作・演出の石丸と鈴木が"また現場で会いたい”と話したことが始まりだったそうで、鈴木は「今僕が表現したいこと石丸さんが僕とやりたいこと。伝えたいこと、何度も石丸さんとお話して、どんな匂いのする作品がいいか、どんな色の作品がいいかと、白ワインの入ったグラスを傾けて話し合ったのが今では懐かしい」と語り、「そこから、実現にむけて力を貸してくれたのが東映さん。中村プロデューサーに『実は今石丸さんと一緒に作品をやりたいと考えてまして』と話しを切り出すと『お、いいね、やろう』と快諾してくれました。"また出逢いたい"と言ってくださった石丸さん、"仕事はもちろん友人として"とここ何年か演劇の道を共に歩いてきた中村プロデューサー。この方々と作り出す作品です」と明かした。

 俳優“春男“にまつわる、俳優6人と音楽家1人、7人による物語。濃密な会話劇と、詩、音楽、歌で創られていくドラマ。人は向き合う、人と人と、自分と他人と、自分と自分と、自分と世界と。そして、ある決意をする。石丸さち子が「演劇とはなにか?」を改めて自分に問い質して生み出した物語であり、人間の心情、感情を剥き出しにして生まれる新たな演劇作品。

 公演内容や、チケットの販売等、本作の詳細は随時、特設HP(https://www.s-ist-stage.com )にて公開されるとのこと。また、オフィシャル先行が4月22日(水)12:00〜特設HPにて実施される。

■鈴木勝吾 コメント全文
『また会いたいね現場で』と演出家・石丸さんと話したのが始まりでした。今僕が表現したいこと石丸さんが僕とやりたいこと。伝えたいこと、何度も石丸さんとお話して、どんな匂いのする作品がいいか、どんな色の作品がいいかと、白ワインの入ったグラスを傾けて話し合ったのが今では懐かしいです。
そこから、実現にむけて力を貸してくれたのが東映さん。中村プロデューサーに『実は今石丸さんと一緒に作品をやりたいと考えてまして』と話しを切り出すと『お、いいね、やろう』と快諾してくれました。"また出逢いたい"と言ってくださった石丸さん、"仕事はもちろん友人として"とここ何年か演劇の道を共に歩いてきた中村プロデューサー。この方々と作り出す作品です。

石丸さち子さんの紡ぐ繊細で色と温度を感じれる言葉と心にそっと光を刺してくれるような物語。その他にも素晴らしいスタッフのみなさんに支えられてこの物語を歩けるのが誇らしいですし、楽しみでなりません。共にこの物語を歩く俳優の皆様と会えるのも同じく僕の心に光を差してくれています。
今を必死に生きる人々に送る作品です。俳優仲間にも観てもらいたい。こんな時だからこそより響く物語になっていると思います。
この作品の香りを感じるために、石丸さんと物語の舞台となる土地へと足も運びました。その時はまだこのような世情ではなく、この作品を届けられる楽しみに興奮し二人で滾っていました。

そして今やっと発表できることが出来たこの作品、この世情でこそやるべき、やりたい!と。
"これは使命なのではないか"と。
その時のものとは違う炎が燃えています。
中村プロデューサーも全力をつくしてこの発表まで戦ってくれました。感謝しかありません。
あとは何ものにも負けず必ず皆様にこの作品が届けます!! きっと必ず!

【公演概要】
S-IST Stage『ひりひりとひとり』
2020年6月11日(木)〜21日(日)よみうり大手町ホール
■作・演出:石丸さち子
■音楽・演奏:森大輔

■出演:
鈴木勝吾 鳥越裕貴 能條愛未 菅原りこ 百名ヒロキ 佐藤誓

■チケット:
全席指定 前売:8,000円(税込) ※未就学児入場不可

■あらすじ
ひとりの俳優をめぐる物語。
ひとは向き合う、自分に、他人に、世界に。
ひとは向き合う、過去に、未来に、今に。
たくさんのひとりが、ひりひりと今日を重ねていく。世界はまだ見ぬ明日へ。
工藤春男は、父の家庭内暴力、それを苦に家出する母といった、愛情に恵まれない家庭に育った。 思春期には、烈しい統合失調の症状とともに暮らしていたが、家を出て演劇の世界に飛び込んだ頃から、心は落ち着きを見せ、持ち前の表現力や独創性が評価されはじめていた。
いつものように稽古をして、いつものように仲間と時を過ごしていた春男のもとに、実家で父が孤独死したという報せがはいる。
父という、自分の記憶からすでに消していた存在の死に、心乱れる春男。
思春期に自分で生み出した珍妙な別人格二人が現れ、克服したはずの吃音まで戻ってくる。
同じ劇団の女優であり、恋人でもある伊達夏子、親友の玉木賢は、様変わりしてしまった春男を心配して、心を尽くす。
春男はやがて、二人とともに、生まれ育った街への旅に出る。どこか遠いところで幻聴のように鳴り続ける音楽とともに。
それは三人それぞれが、自分と向き合う旅でもあった……。
六人の俳優と一人の音楽家がポップに絡み合い、ひりひりとした物語を軽妙な笑いと、軽やかな身体、豊かな音楽とともに語っていく。

■公演特設HP https://www.s-ist-stage.com
■公演Twitter @sist_stage

関連写真

  • 鈴木勝吾

  • 鳥越裕貴 

  • 能條愛未 

  • 菅原りこ 

  • 百名ヒロキ 

  • 佐藤誓

  • S-IST Stage「ひりひりとひとり」ロゴ

  • S-IST Stage(エスイストステージ)プロジェクトロゴ

  

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