オーディションで抜擢された甲斐翔真が楽曲を生パフォーマンス、『デスノート THE MUSICAL』新生キャストによる歌唱披露 | ニュース | Deview-デビュー

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2019/12/22 18:39

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オーディションで抜擢された甲斐翔真が楽曲を生パフォーマンス、『デスノート THE MUSICAL』新生キャストによる歌唱披露

『デスノート THE MUSICAL』歌唱披露&囲み取材に登壇した(左から)甲斐翔真、村井良大、高橋颯(C)Deview
『デスノート THE MUSICAL』歌唱披露&囲み取材に登壇した(左から)甲斐翔真、村井良大、高橋颯(C)Deview

 2020年1月20日に幕を開ける『デスノート THE MUSICAL』の新生キャストによる歌唱披露が22日、都内の稽古場にて行われ、夜神月役の村井良大と甲斐翔真(Wキャスト)、エル役の高橋颯らが歌声を披露した。

 大ヒット漫画『DEATH NOTE』(原作:大場つぐみ、漫画:小畑健)を、世界的作曲家のフランク・ワイルドホーン氏の楽曲でミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。2015年のミュージカル版世界初演以降、日本のみならず韓国・台湾でも大ヒットを記録。そして、世界が東京に注目する2020年、これまでのオリジナルキャストを一新し、東京・静岡・大阪・福岡の全国4都市で上演する。

 新生デスミュとして初の歌唱披露となったこの日、まずは甲斐が演じる夜神月による、作品のオープニングとなる迫力あるナンバー『正義はどこに』からスタート。その後、初めて夜神月とエルが対峙するも、互いに疑念を抱きながら歌う曲『死のゲーム』を、W夜神月の村井と甲斐がステージ上に揃う、この場限りのスペシャルバージョンで披露される。さらに、パク・ヘナが演じる死神レムによる『愚かな愛』、高橋演じるエルの『ゲームのはじまり』、一幕ラストを飾る『正義はどこに リプライズ』などの楽曲が初披露された。

 新キャストでの上演ということで、村井は「みなさまの期待を裏切らないような出来にしないといけないという強い想いのもと、毎日稽古をしています」と力強く語りつつ、「"さあ、どうなんだい?"というみなさまのエネルギーをすごく感じまして。それに負けないよう、我々がつくる『デスノート THE MUSICAL』2020年版をみなさまにお見せし、その完成度をなるべく高くして、新しい『デスノート THE MUSICAL』を見せていきたいです」と決意を新たにする。

 全国オーディションで応募総数2,416人の中から夜神月役を掴み取った甲斐は、本作で初舞台・初ミュージカル・初主演に挑む。「世界中で知られているこの作品で、いろんなクリエーターの方々が世界中から集まって作品を作る中、真ん中に立たせていただくというのは、新人とかを抜きにして200%、300%でやっていかないともったいない作品だなと思っています」と決意を語る。そして、初の歌唱披露について「お芝居ありきの歌を披露したのは、今日が初めてなので、内心は緊張していましたが、凛としていないといけない役なので、それを外に出さないようにするのにちょっと苦労をしました」と打ち明け、「でも、今の自分ができる100%くらいは出せたかなと思います」とコメント。
 
 天才探偵エルを演じる高橋は、「アーティストとして歌ったことはありましたが、こうしてミュージカル作品の俳優としてみなさんの前で歌を披露するというのが初めての経験だったので、とても緊張しましたが、みなさんの期待に応えられるよう、精一杯頑張りました」と胸の内を明かす。さらに「『デスノート』というとても大きな作品で、初演・再演とエル役は小池徹平さんがやられていたり、他の作品でも数々の名優さんが演じてきたエルという役を、新人の僕が新キャストとして演じるというのは、とてつもないプレッシャーではあります」と述べ、「でも、本当に頼れる先輩・村井さんをはじめ、たくさんのスタッフさんの中で栗山さんの演出だったり、本当に楽しく稽古をやっています」と語った。

 また、エルを演じる上で、ジーンズ姿と裸足という役さながらの格好で稽古に臨んでいるという高橋。村井が「颯くんは普段からエル感がすごい」と称賛すると、高橋は「ステージを降りたらいろいろと機材もあるし、裸足でいたら危ないっていうことで、村井さんがわざわざ僕のためにスリッパを持ってきてくれたことがあって。お兄ちゃんみたいな感じで、いつもお世話になっています」と、ほっこりエピソードを告白。

 一方、役づくりにおいて「新聞を毎日読むようにしています」という甲斐は、「演出の栗山さんは"作品を上演する際、その時代を投射してやるのが演劇をやる意義"というような考えを持ちの方なので、今の日本でどんなことが起きているのかをちゃんと理解するために、毎朝稽古場に早めに来て新聞を読むようにしています」と語りつつ、「そしたら、(共演者の吉柳)咲良ちゃんに『お父さんみたい』って言われました(笑)」と明かし、笑いを誘う。

 村井は「舞台中のセリフを日常でもけっこう使ってしまうことがある」と述べ、「どれって言われるとパッと思い浮かばないけど、言葉遣いや言葉の選び方が、だんだんと自然に夜神月の雰囲気や価値観みたいなものに繋がっているのかなとは思います」とコメント。そして甲斐が「『いつか新世界の神になる』とか?』と聞くと、「やばいね、ソレ。どこで言うの?(笑)。家でもヤバイし、電車でもヤバイよ」(村井)、「それ、一番(日常で)使っちゃいけないヤツでしょ」(高橋)と、3人で和気あいあいトークを繰り広げ、初共演とは思えないほどの息ピッタリな掛け合いで場を盛り上げていた。

 そして、高橋が「本当に大好きな作品なので、大切に稽古を踏んで本番を迎えたいと思います」と意気込みを語ると、甲斐も「僕はオーディションでこの役をどうにか勝ち取れたのですが、そういう"新人だから…"ということに甘えずに、この作品を背負っていけるくらいの懐の大きさを持てるように、今から稽古で必死に頑張ってやっていきたいと思います」と身を引き締める。

 最後に村井は「この『デスノート THE MUSICAL』は、トップクリエーターの人たちが集まってつくられた作品です。演劇でもあり、ミュージカルでもあり、でも音楽はロック調でカッコ良くもありつつ、心に響く……本当にいろいろなエンターテインメントが詰まった作品となっておりますので、ぜひ劇場に体感しにきてください!」とアピールした。

 『デスノート THE MUSICAL』は、2020年1月20日〜2月9日まで、東京建物Brillia HALLにて、こけら落としシリーズ作品として上演。その後、静岡公演が2月22日、23日に清水マリナートにて、大阪公演が2月29日〜3月1日まで梅田芸術劇場 メインホールにて、福岡公演が3月6日〜8日まで博多座にて上演される。

※高橋颯の「高」は「はしごだか」が正式表記。

関連写真

  • 『デスノート THE MUSICAL』歌唱披露&囲み取材に登壇した(左から)甲斐翔真、村井良大、高橋颯(C)Deview

  • 夜神月役の村井良大(Wキャスト)(C)Deview

  • 夜神月役の甲斐翔真(Wキャスト)(C)Deview

  • エル役の高橋颯(C)Deview

  • 和気あいあいトークを繰り広げる3人(C)Deview

  • 『正義はどこに』を披露する甲斐翔真(C)Deview

  • 『正義はどこに』を披露する甲斐翔真(C)Deview

  • 『正義はどこに』を披露する甲斐翔真(C)Deview

  • 『死のゲーム』を披露する村井良大(C)Deview

  • 『死のゲーム』を披露する高橋颯(C)Deview

  • 『死のゲーム』を披露する甲斐翔真(C)Deview

  • Wキャストの夜月神とエルの3人による、この日限りのスペシャルVer.で披露された『死のゲーム』(C)Deview

  • Wキャストの夜月神とエルの3人による、この日限りのスペシャルVer.で披露された『死のゲーム』(C)Deview

  • 弥海砂役の吉柳咲良(C)Deview

  • パク・ヘナ演じる死神レムの『愚かな愛』(C)Deview

  • 『愚かな愛』を熱唱するパク・ヘナ(C)Deview

  • 『ゲームのはじまり』を披露する高橋颯(C)Deview

  • 『ゲームのはじまり』を披露する高橋颯(C)Deview

  • 夜神月役の村井良大とエル役の高橋颯(C)Deview

  • 『正義はどこに リプライズ』を披露するキャスト陣(C)Deview

  • 『正義はどこに リプライズ』を披露するキャスト陣(C)Deview

  • 『正義はどこに リプライズ』を披露するキャスト陣(C)Deview

  • 歌唱披露したキャスト陣(C)Deview

  

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