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2019/08/10 21:01
若手女優21人、舞台『転校生』への想い…女子校版キャスト全員インタビュー
オールキャストオーディションで、2019年8月17日〜27日に紀伊國屋ホールで上演される、本広克行演出・平田オリザ脚本の舞台『転校生』。18〜25歳までの俳優を演技経験不問、事務所所属の有無不問で募集。応募総数2128名のなかから、女子校版21名と男子校新版21名の42名が選ばれた。今回オーディション情報サイト「デビュー/Deview」は42名全キャストにインタビュー。それぞれのデビューのきっかけから出演の経緯、オーディションや作品への想い、そして自身の青春時代や今後の目標についてまで話を聞いた。それぞれのキャラクターを踏まえて劇場に足を運んでほしい。
――【Question】−−
【Q1】デビューのきっかけを教えてください。
【Q2】今回のオーディションに応募した経緯。オーディションで記憶に残っていること、エピソードについて教えてください。
【Q3】稽古に入って感じたこと。稽古場の雰囲気は?
【Q4】演じる役どころについてと、自分的な見どころについて教えてください。
【Q5】学生時代の部活動などの経験は? 青春の思い出をどうぞ!
【Q6】将来の目標は?
【Q7】「Deview」は女優・俳優の志望者もたくさん読んでいます。読者に向けてのメッセージをお願いします。
■愛わなび
(所属:ミシェルエンターテイメント)
【Q1】
本当に普通の学生生活を歩んでいたのですが、周りの友達はバンドをしてフェスに出ていたり、デザインで良いものを作っていたり、私は人生どうしたいのかな?と思い悩んだ時があって。
そんな友達に負けず、人のために何かしたい。上京したい!後悔したくない!という気持ちに気付き始めた時にタイミングよく芸能のオーディションを見つけ、合格したのがきっかけでした。
当時は、体重が今より10kgぐらいあったので、自分を使って表現することは出来ないんだろうなあと諦めていたんです。東京の写真の学校に行こうかなと思ったりもしてて。
でも、本当は「表現する人になりたい!」と思っていることに気付いていて、素直に言えなかったし、いろんな遠回りをしたけれど諦めなくてよかったと今でも思います。ご縁に感謝です。
【Q2】
私は本広監督の『サマータイムマシン・ブルース』や『UDON』がすごく好きなんです。京都出身なので香川も近く、よくうどんを食べに行っていたり、ヨーロッパ企画さんが好きで、女子校出身で…と勝手に受かるしかない!と運命を感じながら応募したのを覚えています。これまでの経験を活かせるチャンスかもしれない!と。
オーディションは、ワークショップ形式という初めての体験だったため、何が正解なのか探りながら緊張でいっぱいだったのですが、そんなことよりも素直に楽しく挑戦させていただきました。あと、どうしても出演したかったので、事前に8小節の自己紹介ラップを作って行ったりしていました。今回42人の1人として舞台に立てることが夢のようです。
【Q3】
歳もこれまで辿ってきた道も全然違うのに本当にクラスメイトみたいで愛らしく感じています。それぞれ良さがあって、みんな本当に大好き。尊敬しています。新学期、新しいクラスになって時間が経っている感覚が強くて日が経つごとに相手を知り、それと比例するように作品の中での関係性も深まっていってるような気がします。和気あいあい、困ったらお互いに助け合う、そんなお稽古場です。
【Q4】
今回演じさせていただくキャラクターは自分と8割ぐらい一緒で。漫画とか好きなんですよ。オタクで少しズレてるところとか、よく見られたくて不器用な部分とか、似ている分、役作りに苦戦しているところは正直あります。表に出さない内面の部分や空気感は大切にしたいなと思っているので、そこまで読み取っていただけるように頑張ります。あ? こんな子いたよな? なんて思いながら見ていただけたら嬉しいです。
【Q5】
小中と、バレーボール部に所属していました。中学校に入学してすぐ、部のキャプテンと生徒会長の二足のわらじを履きたいと思って、それだけを目標に学生生活を送っていたことを覚えています。無事に夢は叶ったのですが、一個上の先輩に人生で初めて告白してまんまと玉砕したのもいい思い出です(笑)。
【Q6】
オンリーワンになること。女優に限らず、いろんなこと、ものを使って心を動かすエンターテイメントを作れる人間になりたいです。
また、おじいちゃんの家が農家でそういうところのものは、私たちの心を満たしてくれることを知っているのですが、地域おこしのお仕事は今後絶対に関わりたいと思っています。
【Q7】
まだまだ未熟で、出来ないことも多く、メッセージをお送りするなんて恐縮してしまいますが、本当にやりたいことはきっと大丈夫です、諦めなければ出来ると思ってます。私もこれを読んで下さっている方も何にでもなれる。I wanna be!です!
■天野はな
(所属:FMG)
【Q1】
もともとドラマや映画を観る事が大好きで、大学の友達にお芝居をしている人が多かったので、私もやりたい!となって始めました。
【Q2】
転校生の台本を読んで魅力を感じ、応募しました。
オーディションではいくつかシアターゲームをしたのですが、誕生日が早い順に並ぶという指示が出た時に、自分と全く同じ生年月日の女の子と出会ってびっくりしました。
【Q3】
21人、それぞれにしか出せない表現を持っていて刺激的な稽古場だなと感じています。
稽古が進むにつれて本当の学校のようになってきて、数日前稽古終わりに数人で五反田団の公演を観にいった時に「課外学習みたいだね?」と話していたくらいです。
【Q4】
私が演じるのはある日突然転校してくる一人の女の子です。
実際に学生時代に転校した経験はないので、転校生に対する20人の視線と反応を新鮮に感じながら稽古しています。
【Q5】
高校で運動部のマネージャーをしていたのですが、てきぱき働くというより、基本的にはグラウンドの端っこから見守って、部員達が疲れてきたら飲み物を出しておしゃべりをするというようなゆるいマネージャーでした。定番に憧れて、はちみつレモンを作って合宿に持っていったりして楽しかったです。
【Q6】
大切なことを見失わないように仕事を頑張っていきたいなと思っています。
【Q7】
こんな作品に参加できるなんて夢のようだなぁと嬉しく思う瞬間が沢山あって、この仕事をやりたいと思った時に行動してみて良かったなと感じているので、もし迷っている方がいたら是非一歩踏み出していただきたいです!
■上野鈴華
(所属:N.F.B)
【Q1】
中学生の時、近所のスーパーマーケットで社長さんに声をかけていただいたことがキッカケです!
【Q2】
こんなオーディションあるよと紹介していただいて、お芝居の経験を積みたいと思い応募しました。オーディションでは、緊張しすぎてあまり記憶がないのですが、体を沢山動かして楽しかったです。
【Q3】
楽しい雰囲気です!稽古中はお互いに意見を出し合ったり、稽古後にプチ会議をして情報共有しています。毎日、刺激的で「もっと頑張ろう」と思うような稽古場です。一緒に駅まで歩いたり、休憩中お菓子食べたり本当に女子校って感じです。
【Q4】
私の演じる役は真面目で自分の思ってることはっきり伝える明るい女の子です。ガリ勉体質なところが共通点だと思います。役では、転校生に自らかなり話しかけているのですが、実際は自分から話しかけるの苦手で…見習いたいです。
【Q5】
小中高クラシックバレエを習いながら、中学ではバスケ部を半年、高校ではチアダンスサークルに入っていました。練習後にみんなでラーメンを食べに行ったことが思い出です。
【Q6】
映画、ドラマ、舞台、広告などで活躍する事。大学で学んでいる英語を使いこなせるようになって活動の幅を広げる事。平和を訴える作品に出る事です。頑張るぞー!!
【Q7】
舞台『転校生』、8/17〜8/27紀伊国屋ホールに是非いらして下さい!!!よろしくお願いします。
■小熊綸
(所属:フリー)
【Q1】
小さい頃から「お勉強」はイマイチでも「ダンスや歌」には夢中になれました。やりたくても、環境や境遇で実現出来ない人も世の中にはいることを知り、同じ時間を過ごすなら、自分が一番夢中になれることで勝負してみよう!と思えたからです。
【Q2】
お芝居コンプレックスを無くすためです。
「ボイトレは必ず行きなさい」オーディションで毛利さん(『転校生』プロデューサー・毛利美咲)が仰ってくれた一言が、とても嬉しく、有難く、毛利さんと同じ世界で頑張りたい!と思いました。
【Q3】
同世代が集まって、ぶつかり合い、意見を出し、傾聴し、プロ同士の「産みの苦しみ」を味わいました。
また男性版と女性版とは異なる演出となっているのですが、作品が伝えたいテーマはしっかりと押さえられている!演出の素晴らしさに感動しました。
【Q4】
中島智恵との共通点は、「明るい」と「繊細」が同居しているところです。傷付いた経験があるからこそ誰にでも声を掛け、明るく振る舞う。そんな智恵の奥深い表情をお楽しみに!
【Q5】
高校のダンス部で辛い基礎トレや泥臭い練習にも夢中になって取り組んでいる子に出会い、「何事も真剣にやるからカッコイイんだ!」と刺激をうけました。今は、その子もダンスも私の親友です。
【Q6】
まずは、目の前にある課題に集中すること。
そして舞台に立ち続けること。です。
【Q7】
「私は誰よりも努力をしてきた!」
自分で言い切れるくらい努力する!
誰が何と言おうと努力してきた自分を信じる!
それが出来たら、夢は必ず現実のものになると思います。
■金井美樹
(所属:テンカラット)
【Q1】
少女漫画『ちゃお』の誌面やCMのイメージガールを募集するオーディションでグランプリをいただいた事がきっかけです。芸能界に興味があったわけではなく、グランプリの景品がずっと欲しかったゲーム機で、両親に相談し応募したことが始まりです。
【Q2】
私が初めて舞台に出演させていただいたのが4年前で、作・平田オリザさん、演出・本広監督の『幕が上がる』でした。あの時初めて演劇に触れたことが今でもすごく印象深いです。
4年経ち、今の私が変われるチャンスかもしれない。と思い今回応募しました。
記憶に残っていることは、参加者全員がオーディションを受けたきっかけを話した質疑応答です。同世代の方達が熱い想いを持って参加していることにグッときました。
【Q3】
正直女の子21人って怖かったです。本当に学校生活の始まりみたいで。どうやって、話しかけるんだっけな?って最初は凄くソワソワしました(笑)。
稽古も中盤になってきて、このメンバーをますます好きになっています。休憩中はお菓子を食べたり、意見を出し合ったり、特別な時間ですね。
声の出し方だったりを、声量おばけの田中真由大先生や小熊綸大先生に教えてもらったりしています。
【Q4】
私の演じる早苗は、隣の席のミナのお世話係です!
こんな感じでクラスメイトそれぞれとの関係性を見ていただきいですね。視線や会話の仕方などで楽しんでもらえたらなと。台詞を喋っていないときの行動とかもぜひ注目してほしいです。
【Q5】
ミニバスをずっとしていて、中学もバスケ部に入りたいな〜と思っていたのですが、小学生からこのお仕事をしていたので部活を休んだりすると団体競技は迷惑をかけてしまうと思い、個人競技の卓球部に入部していました。
高校では毎日のように放課後、原宿に通っていました。
お金がなかったのでウィンドーショッピングをしてましたね。ほぼ散歩です(笑)。今思えば関係の続いてる大好きな人たちにも出会えたし、最高でした。学生生活。
【Q6】
自分を大切にできる人。
影響力のある人でありたいです。
【Q7】
自分の思ったことを信じて行動してみましょう。
この世界に興味がなかった私は、たった1つのキッカケでこの世界に足を踏み入れ、今では大好きなお芝居に出会えました。
どんな事が起こるか分からないとは、まさにこの事だなと思っています。
■川ア珠莉
(所属:吉本興業)
【Q1】
幼い頃から映画を観ることが大好きだったので、お芝居を学べる大学に進んだことがきっかけです。
【Q2】
オーディションがあることを知り、すぐにマネージャーさんに絶対に受けたいです!と伝えました。オーディションは、緊張というよりもすごく楽しかった記憶があります。
【Q3】
顔合わせの時は、全員が入学式みたいな感覚でそわそわしてましたが、稽古が始まってひとりひとりと向きあっていけるようになりました。お芝居に対する熱意がある21人が集まっているので、アドバイスをもらったり日々刺激をいただいてます。稽古が終わってからも集まって話し合いをしたり、みんなでお芝居をつくっている雰囲気がすごく好きです。
【Q4】
私が演じる沢田美幸という女の子は、まっすぐな素直さをもっています。自分と似ているなというところは、人が大好きなところです。
【Q5】
身長が高かったので、入学してすぐ先輩に声をかけていただいて入部したバレーボール部。でも私たちの部活は強くはないし、人数も少なくて試合に出るのもギリギリな状態でした。それでもみんな仲良くて、ユニフォームを選んだこととか、ボールの空気入れとか全てが最高の思い出です。
【Q6】
21世紀へ羽ばたきたいです!
【Q7】
私自身まだまだ未熟で悔しい思いばかりですが、
今回みたいに素敵な出会いもあります。
これからも挑戦しつづけたいと思います。
■川嶋由莉
(所属:株式会社ヒラタオフィス)
【Q1】
きっかけはスカウトでしたが、今の事務所には高校生のときにオーディションを受けて入りました。
【Q2】
募集しているのを見つけて、絶対に出たい!と思い、マネージャーさんに初めての直談判をしました。オーディションは最初は緊張でガチガチでしたが、参加者の方々と色々していたら、とっても楽しくなっていきました。最初から最後まで色々な感情が湧いてきて忘れられないオーディションになりました。
【Q3】
最初はドキドキで人見知り全開でした。でも今はみんなのお陰で毎日が楽しいです。同世代のお芝居をたくさん見れる贅沢な時間を過ごしています。男子校の稽古もいつも見学させていただいていますが、女子校と全く違います。性別、演じる人によってこんなにも変わるんだなぁと実感できて本当に面白いです。
【Q4】
ずっとミナのお気に入りのトリケラトプスのフィギュアと一緒に過ごしているので、なんだか愛着が湧いてきてしまいました。好きな事だけにとことん興味があるところは私と似ています。ウニも大好き。
【Q5】
中学の時は吹奏楽部でオーボエをしていました。高校生の時は帰宅部で毎日をただただ楽しく過ごしていました。
【Q6】
憧れの劇場で憧れの方たちとお芝居をすること。
【Q7】
私もオーディションを受けて今の事務所に入りました。最初から自分の可能性を限定せず、まずチャレンジしてみようと思っている毎日です。よかったら「転校生」見に来てください!
■齋藤かなこ
(所属:プランニング・クレア)
【Q1】
絵や漫画を描くのが好きで、進路を決める高3の時、芸術大学のオープンキャンパスに行ったり、ネットで調べたりしました。するとミュージカルコースという字が目に入ってきました。ミュージカルは挑戦してみたいと思っていた事でもあったので、最後のチャンスだと思い飛び込みました。翌日から受験対策の為に、お芝居と歌とバレエとダンスのレッスンに通い始め、、現在在学中の大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコースに進み、俳優への道を志すようになりました。学内公演を現在の事務所の社長が観て声を掛けていただきました。
【Q2】
事務所から『転校生』のオーディションに応募してもらいました。オーディションはワークショップが楽しかったです。みんなで協力し合って誕生日順に並んだり、お題に沿って表現したりしました。初めましての方々と打ち解けて行って、緊張感もありながら楽しめました。
【Q3】
大体の女子高生は、何でも面白くてすぐに爆笑するツボの浅い年代だと思います。自分もそうでした。稽古場でもそれを感じます。ツボに入ってしばらく笑っている人がいて、その笑いの連鎖が起きてみんなで笑ってしまいます。もちろん真剣に稽古に集中しています。頼れる方々が沢山いて、ありがたい環境です。
【Q4】
自分をしっかり持っていると思います。無理に合わせようとせず、かといって協調性が無い訳でもなく、絶妙なバランスで上手く生きている役だと思います。
共通点は、部活への志です。私よりもっとマイペースだと思いますが。
【Q5】
部活は、ハンドボール部に所属していました。水をぶっかけ合ったり喧嘩したり死ぬのでは無いかというくらい笑いあったり破天荒な仲間達でした。私は、正サイドというポジションでした。ディフェンスをする時『サイドーサイドー』と掛け声をするのですが、自分の苗字と似ている為、時々『齋藤ー齋藤ー』と名乗ってみたりしていました。相手チームの方が気付いて半笑いでガンガン攻めて来たのを覚えています。副キャプテンからはやめてくれと言われました。
【Q6】
ストレートプレイやミュージカルの舞台、そして映画やドラマなど、マルチに活躍できる俳優になりたいです。
【Q7】
舞台『転校生』観に来てください!
稽古期間、足掻きます。追究します。
是非是非、お越しください。お待ちしています。
■榊原有那
(所属:トライストーン・エンタテイメント)
【Q1】
今所属している事務所に自分で履歴書を送りました。小学生の頃から演技を観るのが大好きで、観たドラマのセリフを自分でノートに書き写して鏡の前で演技をしたり。この時からずっと女優になりたいと思っていました。
【Q2】
映画『幕が上がる』を観ていたので『転校生』のオーディションのお話をいただいた時はどうしても受けたいと思いました。オーディションの最後に、声が通るかの確認で一人ずつ大きい声を出すことになって。この時、自分がどれだけこの作品に出たいのかを伝えなければ!と思い「初めての舞台は本広監督の舞台がいいです」と自分の素直な気持ちを大きな声でぶつけたのを覚えています(笑)。
【Q3】
稽古に入って役が決まるまではそれぞれ色々な役をやったのですが、自分の演じた役が違う人によってこんなにも変わるんだって悔しい気持ちにもなったり、すごく勉強になりました。稽古のウォーミングアップでラジオ体操や大縄跳びをして、稽古が終わった後もみんなで話し合いをしたり、一致団結しているのを感じることが沢山あって本当に楽しいです。
【Q4】
向井京子は命の尊さを実感した上で何が正しくて何が間違っているのか、自分の意見をちゃんと持っている子です。あと、少し秘めたものを持っているのでそこにも注目してほしいです。
【Q5】
学生時代は演劇部とバスケットボール部でした。インターナショナルスクールだったので、期間ごとに異なる部活に取り組むことができて。演劇部ではセリフが全部英語で、英語で演技をしたことがなかったので大変でしたが、やっぱり楽しくて幸せでした。
【Q6】
どんどん演技力をつけて上に上がっていくことです。
【Q7】
これは私が自分自身にも言い聞かせていることですが、自分を信じて今できることを本気で頑張ろ!と思います。『転校生』を観に来て欲しいです。みんなで全力で頑張ります!待ってます!
■指出瑞貴
(所属:カクトエンタテインメント)
【Q1】
11歳の時スカウトされキッズモデルを始め、その当時井上真央さん主演の『キッズ・ウォー』を見て憧れ、私も女優になりたいと思い、14歳から始めました。
【Q2】
実は前回、2015年の転校生のオーディションに参加したのですが、結果は不合格(笑)。ですが、友人が数名出演していたのもあり公演を観に行ったんです。次回作があるならば、絶対私があそこに立ってやる!と思いながら帰りました(笑)。その数年後、本広監督と別現場で一緒になり、その際に、「もしまた転校生を舞台でやるなら、私出演したいです。オーディション受けます!」と、本広さんにお話ししたのを覚えています。
そして、常に本広さんのSNSをチェックしていたので、このオーディション情報が発表されたその日に、マネージャーさんに応募したいと話しました。応募資格が25歳までとあり、今夏25歳になるので、ラストチャンスだと思い、その日に行動しました。
【Q3】
THE 女子校。
セットも教室なので、キャスト同士の会話や、休憩時間の際のみんなを見てると、ふと当時のJK時代の自分が蘇ります。
でも稽古が始まると、みんな女優。相談し合い、より良くしていくにはどうしたらいいのか、と真剣に取り組んでいます。様々な案が出てくるので、日々刺激を受け、勉強になっています。
【Q4】
普段、ギャルやイマドキの子、少し生意気や意志の強い女性役を演じることが多いのですが、今回は天然?マイウェイ?な女の子である久美を演じます。初めて台本を読んだ時から気になっていた子でした。その久美を演じることができ、とても嬉しいです。好きな事柄に一途な所は、私と似ています。好きな事を話してる時の久美、ぜひ注目して欲しいです。
【Q5】
中学生の時、少しだけバレーボール部のセッターポジションにいました。当時背も少し高かったので、アタッカーを希望していたのですが、打つパワーが足りないと言われできなかったです(笑) 。
青春の思い出…もっと恋すれば良かった〜!(笑)。
【Q6】
国内外のたくさんの作品に出演したいです。そして、女優としても、ひとりの女性としても、凛として自信持って輝く人でありたい。
【Q7】
“You can try anything !! Don’t be afraid. Your life only onetime!!”何でもトライ!怖くない。あなたの人生、一度きり。一歩踏み出してみないとわからない事、沢山あります。どんな時も自分を強く信じて。私も、デビュー読者でした!あと、沢山学ぶ。芝居、歌、ダンス、語学、教養、料理、なんでも。全部自分の糧になると信じています。
■里内伽奈
(所属:スタッフ・ワン)
【Q1】
小さい頃から興味のあった世界に一度挑戦してみようと思い、大学3年生の時に事務所に応募しました。
【Q2】
平田オリザさんの脚本、本広監督の演出、紀伊国屋ホール、絶対出たいと思い応募しました。オーディションで演技をしなかった事に驚き、遊んでいた感覚でとても楽しかったです。
【Q3】
多いと思っていた21人ですが、今は毎日21人で居ることが当たり前で居心地の良い場所です。全員必死になって、たくさん考えて、話し合って作り上げています。
【Q4】
私が演じる順子は自分の興味のある事にまっすぐで、みんなに向かって話すことが好きな子。クラスメイトに向けながらも、お客様にも伝わって欲しい言葉がたくさんあります。教室から滲み出る21人の個性に注目して欲しいです。
【Q5】
中高6年間女子校に通い、ダンス部に所属していました。ダンス部の1番大きいイベントは文化祭公演。厳しい練習を乗り越えての本番は最高に楽しくて、毎年公演終了後はみんなで号泣。最高の青春でした!
【Q6】
舞台・映像と垣根なくお芝居をし続けていたいです。
【Q7】
正解のない世界なので、自分の思ったように、後悔のないようにどんどん挑戦していくしかないなと思って、私も日々もがいています!
■澤田美紀
(所属:イッツフォーリーズ)
【Q1】
幼い頃から芸能に携わることがちょくちょくあったことと、中学、高校と演劇部に所属していたこととがきっかけです。
【Q2】
高校演劇出身なので、オリザさんの脚本を高校卒業してから演じれるということに最初惹かれて応募しました。オーディションは演技の審査というより、ワークショップ型で楽しいと感じていました。
【Q3】
稽古をしている、というよりも、みんなで演劇を考える時間に感じます。同年代の人たちとこんなに芝居に対して集中してる夏は、高校の夏休みの部活のようです。
【Q4】
私は陸上部の役を演じます。学生時代一回も運動部を通ってこなかったのですが、大会にかける思いとかは多分同じだと思っています。部活勢なところとか後ろの方の席とか、私と似ているところがありつつ、体育会系な役どころは初めてだし、自分になかったものなのでとても楽しいです。
【Q5】
高校時代は演劇部と文化祭だけ出動するダンス部に入部してました。演劇部は秋に大会があるので、それに向けて夏休みも学校で稽古してました。イベントや実験、調理実習などの座学じゃない授業などがある時が一番な楽しみでした。友達の誕生日を祝うためにロッカーを装飾して、机の上にプレゼント置いて黒板落書きしてみたいなことをよくやってましたね。
【Q6】
舞台にお客様が観劇に来やすいような演劇をしたいです。舞台の他にも映画、ドラマや声優など幅広く活動していきたいです。
【Q7】
夢は信じて追い続ければきっと叶うものです。
自分の人生は自分のものです。やりたい事はやらずに損するより、とことんやりましょう。自分を信じてチャンスをつかんでください。
■田中真由
(所属:オーチャード)
【Q1】
2016年5月30日に行われた『集まれ!ミュージカルのど自慢 帝国劇場グランドファイナル』で奨励賞をいただいたことが、この世界に踏み込むきっかけになりました。
【Q2】
『転校生』を一度読んだことがあって、その時に見つけられなかった台本のおもしろさをもっと深く探求したいなと思い、応募させていただきました。
オーディションは本当に楽しかったです!
ワークショップ型のオーディションはあまり受けた事がなくて、はじめは緊張していたのですが自己紹介し合ってから本当に楽しくなっちゃって。あのオーディションは忘れられません!!!
【Q3】
同世代の女優さん俳優さんしかいない稽古場なので、勉強し放題です!
稽古が始まって数日ですぐに仲良くなりました。今は毎日学校に通っている感じです!
私はお芝居があまり得意な方ではないので、この機会に皆さんから沢山吸収しようと日々勉強させていただいています。
【Q4】
今回は私自身に似ているわけでもなく、今までにやった事がない雰囲気の役です。
台詞の話し方、立ち方、反応の仕方全てがいつもと違うのでたまに素になってしまったり…。
まだまだ追求できると思うので、本番に向けてより良くなるように頑張ります!
【Q5】
中学生までは学校とバレエ教室の往復で、週7回レッスンに通っていました。家には寝に帰る感じで(笑)。
高校生は特に部活に入っていたわけではなく、歌に目覚めてしまったので、バレエとジャズに通いつつ、家にいる時はずっと歌っていました!
【Q6】
歌でお芝居ができるミュージカル女優になる事です。
【Q7】
私もこの世界に飛び込んだのが最近なので、まだ右も左もわからない普通の大学生です。チャンスを無駄にするのは勿体ない。と思って応募した事がきっかけでこの世界に飛び込んできました。踏み込むまでは本当に怖いけど、もしかしたらそれがきっかけになるかもしれないと思って挑戦し続ける事が大事、といつも自分に言い聞かせてます。私もまだまだ未熟者なのでとことん挑戦し続けます!
■西村美紗
(所属:フリー)
【Q1】
映画の世界に憧れ、女優になりたいと思い始めました。
小さい頃から習いごとで舞台に立つ度に表現することの楽しさが増していき、ずっと表現し続けたいと思い、大学からお芝居を始めました。
【Q2】
『幕が上がる』の映画を観て、本広監督の下でお芝居をしたいと思っていたから。お芝居の経験が未熟なので、もっと女優としてのスキルアップをしたく応募しました。
自己PRの時に写真が老けて見えると言われて、でも絶対受かりたいと思っていたので何を言ったか忘れたくらい自分の想いを熱く語りました。
【Q3】
本当の女子高校生の様で、稽古場に向かうのも毎日登校している気分です。
稽古後に話し合いをしたり、色々とアドバイスをもらいながら稽古に励んでいます。
稽古を重ねる度に一人一人の役の色が出てきて面白いなと思いながら日々刺激を受けています。
【Q4】
私が演じる吉井晴子は、自分自身の、一人の空間を大事にしている子。その部分は私ととても似ているなと思います。
見どころは女子高校生の会話です。ある学校の日常を切り抜いた作品で、何気ない会話の中には生と死のテーマが潜んでいます。何気なく過ごしている日常、日常って実はすごく面白いんです。日常の会話だからこそ、見る人によって聞こえてくる会話も違うし感じ方も違うと思います。是非、私たちの学校の1日を覗きに来てください!
【Q5】
中学生の頃は陸上部で短距離をしていました。夏場も真っ黒になりながら走る部活大好きっ子でした。
高校生の頃は軽音部でガールズバンドを組んでボーカルをしていました。ガールズバンドだけど、男子に負けじと激しい曲を歌ったりして(笑)。青春を共にしたバンドメンバーは今でも大切な存在です。
【Q6】
舞台と映像どちらもこなせる女優。幅広い役を演じたいので必要とされる女優になりたい。
【Q7】
実は私もデビュー読者でした。20歳の私がこうして『転校生』の舞台に立っているとは当時は想像もつかなかったと思います。でも、やりたい事叶えたい事は恥ずかしがらずに口に出していました。自分を信じ、自分を愛し、後悔のないように突き進んでください。
■根矢涼香
(所属:ホワイトドリーム)
【Q1】
12歳の頃に母とミュージカル『星の王子さま』を最前席で観劇し「人が人をつくる」仕事がかっこいいなと思い、自分も飛び込んでみたいと思いました。
【Q2】
「女優」をするという事に対し自分はこのまま走り続けて良いのか迷っている時期でした。求められているかでなく、自分の人生にとって映画や演劇、お芝居が必要だからという一心で、始めた時の気持ちを思い出し、これからずっと続けていく覚悟を決めて応募しました。
【Q3】
同世代の俳優がこんなにも集まって芝居を作るという事が、私にとっては初めての経験で、オリザさんの戯曲を通して皆それぞれの人生や人間味が色とりどりに溢れていて、毎日多くの感性に触れています。もっと頑張らないとなと思います。
【Q4】
私が演じる小島芳子という女の子は自分と似ているようでありながら、私が学生時代に欲しかった潔さと素直さを持っています。学生時代に好きだったものや忘れていたこととたくさん再会することができて楽しいです。
【Q5】
学校での部活動は殆どやっておらず、放課後は地元の劇団に通い、お芝居をすることが私の青春でした。学校内での序列に上手く入れないタイプだったと思います。
【Q6】
「根矢涼香が出ているなら、踏み入れたことのないジャンルの作品でも観てみよう」と思わせられる、かけ橋のような女優になることです
【Q7】
女優さんというのは、改めて凄い仕事だなあと現場やお芝居を見て幾度も思います。本当に魅力的な方々と出会える場所です。志す上でぶつかる事も沢山ありました。愛をもって続けること、もらった愛にお返しすることを忘れずにいればきっと自分という形が見えてくるのではと思います。お互いに、頑張りましょう!
■羽瀬川なぎ
(所属:ケイファクトリー)
【Q1】
中学生の頃に見たドラマをきっかけに女優という仕事に興味を持ち始めました。
【Q2】
去年初めて舞台を踏ませていただいたのですが、自分の技量の無さや不器用さに直面し、沢山悩みました。けれど、千秋楽が終わった後に素直にもう一度舞台に立ちたい、また挑戦したい!と思いました。そして今回、演出家が本広監督、そして舞台を作るプロフェッショナルのPARCOさん主催の舞台だったため、その舞台に挑戦してみたい!と思い、今回の舞台のオーディションに応募しました。
【Q3】
舞台経験の多い人の発声や動き方、考え方などが自分にはないものばかりで、稽古場で沢山の刺激を受けています。
【Q4】
私が演じさせていただく寺岡理恵子は学級委員で、その役目を果たそうと頑張っているけれど、時々自分の世界に入ってしまうことがある女の子です。好き勝手お喋りしているクラスメイトの前に立って大声を張り上げて頑張っている姿と、席に座って自分の世界に没入している理恵子のギャップを、観て感じていただけたら嬉しいです。
【Q5】
私の青春の思い出は、学生時代に所属していたバレーボール部でのものがほとんどです。クリスマス当日に極寒の中遊園地に行ったり、お揃いのトレーナーを作ったり、いま当時を振り返ると、キラキラした青春を送っていたなあとしみじみ感じます(笑)。
【Q6】
「羽瀬川なぎ」がいるからこの作品を観たい、と思っていただけるような存在になれたら、それほど幸せなことはないと思います。
【Q7】
“やるならやる、やらないならやらない”。私もこの言葉を胸に舞台『転校生』のステージに立つので、読者の皆さまもこの言葉を胸に、色々なことに挑戦してみてください。一緒に、頑張りましょう!
■廣瀬詩映莉
(所属:フィルムデザインワークス)
【Q1】
中高一貫の女子校を卒業して保育科のある女子短大に入り、色々なアルバイトにも挑戦し、子どものことや法についても学んだのですが何一つまともにこなせず、就職しろと急かす学校にも疑問を抱き、私がまともに出来るのは芝居しかないと気づいたので大学を中退しました。なのできっかけは、「自分はまともに働けない」と気づいた瞬間です(笑)。
【Q2】
前述の通り、自分はどこかに務めてお金をもらってどうの、が出来ないのであれば女優で売れるしかない、プロとして食べていけるようになりたいので応募しました。オーディション会場では「特茶」を飲んでる人が私以外にいなかったことが恥ずかしかったです。
【Q3】
日々悩んでおります。学生生活はそれなりに楽しんで過ごしていたはずなので、それをどう再現しようかと苦悩の毎日です。派閥もなくみんな仲良くて良い座組だなと思います。
【Q4】
クラスを賑やかす楽しげな女の子なんでしょうけど、どうでしょうね、普段はもう少し大人しいのかもしれません。いち、クラスメイトとして魅力的に見えることが理想です。
【Q5】
私のコミュニティに対しては非常に狭く深く、そして大衆には広く浅くでしたので、6年間ほぼ2人組でいました。思い出は多々ありますがここには書けないことばかりです。長く厳しい青春を共にした戦友の名は“青木”と言います。彼女については会場で販売予定のパンフレットに詳しく書きましたので、買ってね。
【Q6】
『しゃべくり007』に出たい、『A-studio』に出たい、お仕事で椎名林檎さんに会いたい、美味しいものをお金を気にせずに食べたい。
【Q7】
ド駆け出しなので皆様が聞いてためになることはまるで言えませんが、人との関係を大切に、周りをよく見て謙虚に頑張っていたら良いことがあるもんなんだと思います。今回の舞台も然り。転校生、ぜひ観に来てください。
■藤谷理子
(所属:ヨーロッパ企画/オポス)
【Q1】
高校三年生の時、今お世話になっている劇団ヨーロッパ企画がミュージカル(ヨーロッパ企画メンバー・諏訪雅の作・演出)のキャストを募集していました。当時はただのファンだったので「諏訪さんに会える!」とオーディションを受けたのがきっかけです。
【Q2】
これまで先輩方とご一緒させていただくことが多く、同世代の女の子ばかりでお芝居したことがなかったため、勉強になるのではと、修行に行く気持ちで応募しました。
【Q3】
とてもいい雰囲気で安心して稽古しております。
同世代ではありますが、年齢はバラバラです。でも年上の人とも年下の人とも、もちろん同い年の人ととも気兼ねなく意見交換できるのが凄く素敵な現場だと思います。
【Q4】
ごく普通の、悩み多き女子高生です。
喋っている相手から受けてお芝居できるよう気をつけています…。
【Q5】
演劇部がなかったので放送部でした。
そういえば、演劇部がないけど演劇したい子たちと公民館の部屋を借りて 発声練習したり、エチュードをしたり、ネットで見つけた台本の読み合わせもしていました。
【Q6】
お芝居を続けることです。
【Q7】
素敵なことがたくさん起こりますように。
私もがんばります!
■星野梨華
(所属:ハーキュリーズ)
【Q1】
両親がミュージカルが好きで、小さい頃からよく観劇に連れて行ってもらっていました。私もみるみる夢中になり、そのうち、自分もやりたい!と思うようになり、地元の劇団に入ったのがキッカケです。
【Q2】
映画『幕が上がる』を見てから本広監督の作品に出演することが目標の1つだったことと、ずっと学園モノをやるのが夢でした。同世代の役者と芝居をして、とにかく刺激や影響を受けたかったんです。
オーディションで印象的だったのは、演技審査が無かったこと。シアターゲームをしてから1人ずつ自己PRをし、その後に演技審査があるのかな?と思いきや、終了。帰りに、藤谷理子ちゃんと「本当にこれでもう終わりなんだよね?」と話しました(笑)。でも、演技審査がなかったにも関わらず、皆さん本当にお芝居が上手。そこにも驚きました。
【Q3】
最初は緊張感がありましたが、稽古を重ねるにつれ、じわじわと皆と打ち解けていく感覚が本当の学校のようです。今では、皆で自分の意見を言い尊重し合える仲になり、皆で1つの作品を創り上げている感覚が面白くて仕方ありません。また、今回は男子を含め42人のキャストがいて、それぞれ表現方法が違います。皆さん、本当に魅力的な役者さんなので、本広監督をはじめ、スタッフチームの皆さんもあたたかい方ばかり。 こんな素敵な空間に居させて貰えているので、転がっているものを全部拾って、皆から全部全部吸収していきたいと思っています。
【Q4】
私が演じる飯田尚美ちゃんは、いわゆる“ザ・一人っ子”タイプ。最初は、台本を読んだイメージから、少し似ている知人や見てきた映画の登場人物を思い出し組み合わせながら尚美ちゃんを想像しました。履歴書を書いたり、家庭内事情や小さい頃の思い出、恋愛感など、彼女の人生を辿りました。尚美ちゃんは、自由で、愛嬌があって、人に対して素直で。。少し羨ましく思います(笑)
見どころは沢山ありますが…、“音”に注目してほしいです。一人一人の台詞は勿論ですが、懐かしい学校の音が聴こえるかと思います。学校の音に乗って、ご自身の学生時代を思い出し、私たちと一緒にもう一度青春時代を生きてみてください。
【Q5】
習い事をしていたので、ずっと帰宅部でした。青春の思い出と言えば、放課後。クラスの殆どが帰宅部だったので、クラスの皆とUNOや人狼ゲーム、校内鬼ごっこをしていましたね。部活動の声や音を聞きながら。
校内鬼ごっこは、遠くに先生が見えたときだけ早歩き。たまにバレて、怒られて。鬼ごっこにハマりすぎて、わざわざ公園に行って鬼ごっこしたこともありました(笑)。
【Q6】
映画や舞台を通して、誰かの明日を生きる力になりたいです。
【Q7】
私もデビューっ子でした! 私もまだ夢に向かっている段階です。悔しいことや不安になることが沢山あると思いますが、それ以上に刺激的で本当に面白く楽しい世界だなと思います。一緒に頑張りましょう!
■増澤璃凜子
(所属:フリー)
【Q1】
小さい頃身長が高いのがコンプレックスで、母がモデルというお仕事を教えてくれたのがきっかけで、そこから芸能のお仕事に興味を持ちました!
【Q2】
実はDeviewさんのサイトで拝見して応募しました! Deviewさんの雑誌を学生の頃、しょっちゅう買っては応募をしてという事をよくしていたんです。ある朝、早起きして久しぶりにたまたまDeviewさんのサイトを見ていて「この歳で受けれそうなオーディションもうないよな?(笑)………あるじゃん!」って感じで、即応募しました! あの時Deviewさんのサイトを見ていなかったら、『転校生』には出てなかったと思います、本当にありがとうございます!!!
【Q3】
雰囲気は学校みたいなんですが、皆、本気で学びに来ているので、リアルな学校以上に学びをしっかり得て稽古を日々しているし、時間も限られているので、学校よりも濃い時間を過ごしてます!得意な部分はお互い評価し合って、不得意な部分は周りに支えられながら伸ばして貰っています。お芝居に対して皆真面目なので、稽古終わりの帰り道やオフで会って話してもだいたい『転校生』の話をいつのまにかしている事が多いです。
【Q4】
「今の自分が高校生になって、他の20人の女優さん達と学校生活を過ごすなら」という事を念頭にお芝居をしているので、自分に近い部分が多いのですが、演出の本広さんからの無茶振りを、ありとあらゆる場面でこなさないといけないので、頑張ってものにしたいです! 見どころというのか、わかりませんが、開演前からお芝居が始まっているので、観に来て下さる皆さんにはお時間に余裕を持って会場に来て欲しいです!!
【Q5】
それこそDeviewさんの雑誌を買って、親に撮ってもらうのが恥ずかしかったからセルフタイマーで何回も写真を撮って、履歴書を何時間もかけて書いて応募してという事をほぼ毎月してました!そこからオーディションを受けたり面接をしたりして「え!私めちゃくちゃ人生変わっちゃうんじゃないの!?」って思うくらい良い所まで行ってもダメで帰る…みたいな事が多くて、その悔しさや不安な気持ちは今でもよく覚えてます。よく諦めなかったなとも思いますが、夢である事には変わりはなかったから、むしろ生きる活力でした!
【Q6】
その時代のミューズになる事です。
これからもお芝居も続けていきたいですし、色んな事に挑戦したいけれど、将来何になっても、誰かの心を照らせる、ミューズになりたいです。
【Q7】
オーディションに合格する事や何か賞を獲る事は決してゴールではなく、スタートまたは通過点です。逆にオーディションに落ちたからと言っても、それで夢の扉が閉ざされていないです! 始める事、行動する事、続ける事、どれも簡単じゃないけれど、その強いハートがあれば大丈夫だと思います。あと、何でも挑戦する事が意外と夢の扉を開く鍵になるような気がしています。私も夢の途中で、まだここからです。一緒に頑張りましょう!劇場でお待ちしています!
■桃月なしこ
(所属:ゼロイチファミリア)
【Q1】
元々趣味でコスプレイヤーとして活動しており、徐々にTwitterフォロワー数が増えたところ、今の事務所に声をかけてもらい、『ヤングマガジン』の巻末でデビューしました。それまでは特に芸能のお仕事をしようとか思ったことは無かったです。
【Q2】
地元で行われた「ええじゃないか豊橋映画祭」でもご挨拶させていただいた本広監督が演出するという事、そして同年代の子のみでフルオーディションという舞台は滅多にないと思い、同年代の子達とこの作品を通して高めあっていけるのではないかと思い応募しました。
オーディションでは演技を見ます!というよりかは「できるだけ多くの人と挨拶してください」や「身長順に並んでください」などお互いのコミュニケーションが必須となる内容が特徴的でした。オーディション開始前は緊張でガチガチで、周りの人みんなライバルだと思っていたのですが、オーディション内でコミュニケーションをとっていくうちにいつの間にか緊張もほぐれ、楽しんでオーディションを終えることが出来ました。
【Q3】
みんな仲良くて、でも仲良いだけではなく各々がいい作品にしたいという気持ちが強くて今では稽古終わりに今日の稽古どうだったー?という話し合いをしています。
私自身初の舞台ということでわからないことばかりなので、演出家さんの意見はもちろん、共演者の意見も沢山聞いて、あ、そんな捉え方もあったんだと日々驚き、勉強になることばかりです
【Q4】
私が受けた印象だと、スクールカースト上位というかキラキラ系女子で、とにかく自分の話よりも人の話をすることが大好き。どちらかというとサバサバしたツッコミタイプです。私は学生時代陽キャのグループにはいたのですがその中のオタクだったので、話し方とか雰囲気でオタクが出ないかすごく心配です…(笑)。でも自分より人のことが気になるところとかは私に似てるのかなって思います。
【Q5】
小・中とバスケをやっていたのでその流れで高校でもバスケ部に入ったのですが、高校になってようやく「私バスケ向いてないかも」と思いバスケ部をやめ、週に一回30分活動の環境美化部に所属しながらマクドナルドでアルバイトをしていました。当時はオタク全盛期だったため、アルバイトで稼いだお金を推しのグッズ、漫画購入に遣い、それが幸せだと思っていた青春時代でした。
【Q6】
今は雑誌のお仕事が多いですが、もっと女優のお仕事をしたいと思っているので、これから少しずつでも女優業が増えたらいいなと思っています。
【Q7】
女優・俳優と聞くと輝かしい職業のようですが、いざ本気でなろうと思うと簡単な職業ではないととても感じます。私自身演技の難しさに何度もぶち当たり、挫けそうになることがあります。でも努力すればするほど、役を知ろうとすればするほど成長出来るものだと思うので、お互い頑張りましょう。
【公演概要】
パルコ・プロデュース『転校生』
日程:8月17日〜8月27日
劇場:紀伊國屋ホール
脚本:平田オリザ
演出:本広克行
■あらすじ
ある高校の教室。高校生達の一日。課題図書や近しい人の病気や出産の事が話題になっている。そこへ、「朝起きたらこの学校の生徒になっていた」と言う転校生がやってくる。日々教室で繰り返される他愛のない会話とともに「生」と「死」が同時に語られていく。転校生を受け入れながら、身近で起きている出来事を通して、人間の存在の不確かさが浮かび上がる現代口語演出の秀作。
■オーディションキャスト(五十音順)
<女子校版>
愛わなび、天野はな、上野鈴華、小熊綸、金井美樹、川ア珠莉、川嶋由莉、齋藤かなこ、榊原有那、指出瑞貴、里内伽奈、澤田美紀、田中真由、西村美紗、根矢涼香、羽瀬川なぎ、廣瀬詩映莉、藤谷理子、星野梨華、増澤璃凜子、桃月なしこ
<男子校版>
足立英、荒澤守、荒田至法、飯阪翔、伊藤凜、岩井克之、宇野拓、梅田優作、遠藤龍希、狩野健斗、河合拳士朗、河口勇太朗、佐瀬清隆、佐藤雄大、田中俊介、中嶋海央、長畑勝己、那須一南、広田亮平、松本翔太郎、松谷優輝