世界三大コンテストに並ぶ『ミス・グランド』の日本代表を決める『MISS GRAND JAPAN 2019 FINAL』が16日、神奈川県・関内ホールで行われ、会社員の湊谷亜斗林さん（みなとや・あどりん／24）がグランプリを獲得し、10月にベネズエラで行われる世界大会への切符を手にした。なお準グランプリには、会社員の板垣黛奈さん（いたがき・だいな／26）、3位にはモデルの大森美穂さん（おおもり・みほ／26）が選ばれた。

　ミス・グランドは2013年から開始されたコンテスト。『ミス・ユニバース』『ミス・ワールド』『ミス・インターナショナル』の三大ミスコンや『ミス・アース』に続く世界的なミスコンテストとして注目されている。大会スローガンは「STOP THE WAR」で、世界大会期間中には、各国のミスグランドたちが紛争による難民のチャリティー活動や老人ホームや小学校訪問、募金活動などが実施される。

　湊谷さんはグランプリ獲得の瞬間を「びっくりしました」と笑顔で振り返り「これが使命だと確信しました。世界平和を導くための活動をしていきたい」と決意。世界大会の目標を聞かれると「日本を1位にしたい」とほかの参加者たちの思いも背負っていく意気込みを見せた。

　また、今年から大学生を対象とした『MISS UNIVERSITY』を新設。初代グランプリは、立命館大学の長澤佳凜さん（ながさわ・かりん／19）、準グランプリに活水女子大学の森亜夕海さん（もり・あゆみ／20）、3位に大妻女子大学の高橋千晶さん（たかはし・ちあき／19）がそれぞれ選出された。