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2019/06/04 20:59
岡山県PR動画「ハレウッドオーディション2019」開催 主演・岡山天音の相手役ヒロインを年齢・性別・国籍、プロ・アマ不問で募集
岡山県の魅力をPRする動画《ハレウッドムービー》のヒロインを一般募集する「ハレウッド俳優オーディション2019」の記者発表会が今日6月4日、東京・港区新橋にある岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で行われ、主演の岡山天音、監督を務める前野朋哉、伊原木隆太・岡山県知事が出席した。岡山天音の相手役となるヒロイン募集ではあるが、年齢・国籍はおろか性別も不問。前野監督は「岡山天音くんと一緒にお芝居ができるということに注目してほしい」と広くオーディションの応募を呼び掛けた。
「ハレウッド」とは、映画の都「ハリウッド」と「晴れ(ハレ)の国おかやま」を掛け合わせた言葉。岡山県は、国内でも天候がよく、海・山・都市部が共存し、美しい街並みや風景が多いことから、近年映画やドラマのロケ地となることが増えており、日本の映画の都「ハレウッド」を目指していることに由来している。また、近年岡山県が制作したPR動画「ハレウッドムービー」は、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアの「観光映像大賞」において2年連続でファイナリストに選出されるなど、その作品としての評価も高い。
これまのでハレウッドムービーでも出演者を一般から公募してきたが、4日から募集がスタートした「ハレウッド俳優オーディション2019」ではヒロインを全国から募集する。さらに今回は、映画やドラマで活躍中の俳優・岡山天音を主演にキャスティングすることも決定。作品としての注目度も格段にアップすることが見込まれている。監督の前野は「前回のハレウッドムービーの公開の際に、天音くんから“岡山業界の者として…”というような素敵なコメントをいただいたことが頭の中に残っていて。“冗談抜きで出演をお願いしてみようか?”って言ったら…まさか出てもらえるとは」とキャスティングの経緯を語り、「今回のテーマは“天音くんに出てもらえたこと”です」と言い切った。
実は東京都出身で「岡山県には行ったことがない」と言う岡山だが、「岡山県の方から話しかけられることが多かったんですが、今までなんにも返せず(笑)。今回の出演でお仕事でゆかりを持つ機会をいただけて、本当に光栄です。今日は岡山県を意識して、岡山県産のブランド“Johnbull”のシャツと、桃イメージのコーディネートを選びました」と喜びを表した。伊原木知事は「私は名前が“いばらぎ”なので、岡山さんが本当に羨ましい。岡山と言う名前を無駄遣いしていますね!」と笑わせた。トークセッション中には、都内の高級フルーツ店で1箱1万5千円にもなる岡山県産「マスカット・オブ・アレキサンドリア」が登場。試食した岡山は「こんな高価なものは初めてです。本当においしい」と舌鼓を打つも、伊原木知事が「ちなみにこのマスカットは、岡山さんのギャラの大事な部分を占めてます」と言われ、「マジか?」と苦笑いだった。
監督を務める前野は、今年のテーマとして「元気の出る作品を作りたい。昨年は西日本豪雨災害もあったので、県内の人を元気づけるような作品を作ったんですが、今年は外に向かって攻めていける作品にしたい。インバウンド観光も増えているので、県外だけでなく海外の方にも岡山の良さが伝わるような作品を楽しく作って、その楽しさが伝わる作品にした」と意気込む。募集するのはヒロインだが、年齢、性別、国籍も不問。前野監督は「今回は岡山天音くんと一緒にお芝居ができるということに注目してほしい。撮影は、終わった後の飲み会も醍醐味。天音くんと交流を深めるのというのが僕の裏テーマなので(笑)しっかりやらせていただきます」とアピールした。そして岡山は「岡山という名に恥じぬよう、職務を全うしたいと思います」と語った。
「ハレウッド俳優オーディション」のヒロイン募集期間は6月4日から7月7日まで。ヒロイン以外にも、適した人がいれば、友達、先輩、ライバル、親などの配役も検討される。出演料(賞金)としてヒロイン(1名)には20万8092(ハレノクニ)円を、助演(若干名)には5万8092円が贈呈される。応募の詳細は特設サイトおよびオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。