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2019/05/23 06:01
21世紀に羽ばたく男女42名の俳優が決定 舞台『転校生』出演者オーディション
オールキャストオーディションで、2019年8月17日〜27日に紀伊國屋ホールで上演される、本広克行演出・平田オリザ脚本の舞台『転校生』。18歳から25歳までの男女を演技経験不問、事務所所属の有無不問で募集。応募総数2128名のなかから、演出の本広による書類審査、実技審査を経て、女子校版と男子校新版の各出演者21名が決定した。
舞台『転校生』は、1994年青山演劇フェスティバルで初演されて以来、高校演劇のバイブルと呼ばれている戯曲。平田オリザ戯曲特有の「同時多発」会話で、ある高校生たちの一日が描かれ、他愛のない日々の会話の中に、高校生たちの日常と社会への好奇心、あるいは大人達への不信感、将来への不安が垣間見える作品だ。
2015年にも劇作・演出家の平田オリザと映画監督の本広克行のタッグで上演され、21世紀にはばたく女優を発掘する目的で、オールキャストオーディションが行われ、21名の女優が出演した。今回はこの女子校版に加え、新たに平田オリザ氏が改定版として男子校版を翻案、オリジナル女子校版と男子校新版の2バージョンの同時上演となる。
今回は応募総数2128名の中から、演出の本広克行氏による書類審査、実技審査を経て男子校版、女子校版各21名の出演者が決定。演出の本広克行は「2015年の初演は、僕自身の演劇のノウハウと映像のテクニックを全て吐き出して作った舞台で、面白かったですね。今回は『役者として本気で覚悟が決まった方』を募集したところ、前回よりも応募総数も多く、非常にみなさんが高いコミットで応募してくれたので選ぶのが大変でした。出演者みんなのエネルギーをかき集めて、この夏の『転校生』もまた面白い舞台にしたいと思います」と語っている。
パルコ・プロデュース『転校生』は8月17日〜8月27日、紀伊國屋ホールにて上演。
■オーディションキャスト(五十音順)
<女子校版>
愛わなび、天野はな、上野鈴華、小熊綸、金井美樹、川ア珠莉、川嶋由莉、齋藤かなこ、榊原有那、指出瑞貴、里内伽奈、澤田美紀、田中真由、西村美紗、根矢涼香、羽瀬川なぎ、廣瀬詩映莉、藤谷理子、星野梨華、増澤璃凜子、桃月なしこ
<男子校版>
足立英、荒澤守、荒田至法、飯阪翔、伊藤凜、岩井克之、宇野拓、梅田優作、遠藤龍希、狩野健斗、河合拳士朗、河口勇太朗、佐瀬清隆、佐藤雄大、田中俊介、中嶋海央、長畑勝己、那須一南、広田亮平、松本翔太郎、松谷優輝